「イライラしない本」から学ぶ!感情の整理方法

~心のザワつきを書いて解決!~

突然キレる、怒り出す。そんな人を
見かけることはありませんか?

 

感情を持った人間である以上、
心が不安定になることは誰にでもあります。
しかし、突然怒り出す人を
はたから見ても気持ちのいいものでは
ありませんよね。

 

感情が一気に爆発する、それは一見突然に
起こっているように見えますが
実はそうではなく、その下地となる状態が
あると思います。

 

感情を海の波に置き換えてみます。
波が全くないのが「凪(なぎ)」
の状態です。
そこに風が吹くとまずざわざわとした
「さざ波」が立ち始めます。

 

さらに風が強くなると、さざ波がだんだん
大きくなって「大波」になる。
大波になる前に「さざ波」の状態が
あると思います。

 

感情もこれと同じで、感情の大波が
突然起こるのではなく、まず心に小さな
さざ波が起こるのではないでしょうか。

 

私たちの中に、常にさざ波の立っている人
些細なことで心がザワつき、イライラを
感じる人が増えているように感じます。

 

その原因の一つにネット社会による
コミュニケーション過多があげられます。

 

LINEにメール、フィスブックにツイッター
こうした、いつでも誰とでもつながっている
過多な状態と、
つながらない時の不安な状態で
心の波は大きなるようです。

 

今回はそんな「心の大波」ならないために
感情を整理できる方法を知ることができる
一冊を紹介します!

 

「イライラしない本
ネガティブ感情の整理法」
斉藤孝(著)

自分の感情を客観視するための手段として
「書く」という方法があります。
文字に書くことで、さざ波の原因と
なっている感情が表れてきます。

 

しかも、目には見えなかった自分の感情が
目に見える“客観的な”言葉となって
可視化されます。次に書き出した言葉を
読んでみるのがオススメです。

 

「ああ、確かにあの言い方は腹が立ったな」
「あの人、ヤル気あるの?」などと色々
湧き上がる言葉があると思います。

 

それはすでに自分の感情を客観的に
理解・分析し、なぜイライラしたかという
原因に理性的に向き合えている証しです。
「感情の棚卸し」と言ってもいいでしょう。

 

棚卸しとは簡単に言えば、抱えている商品の
種類や数量など、その在庫を確認すること。

 

それと同じで今、自分が心に抱えている
ネガティブ感情はどんな種類のものか
どのくらいのレベルなのか、などを
見つめ直してみることができます。

 

何だかイライラする、どうもモヤモヤする
というのは自分が今、どんな感情を
抱えているか、何に大してネガティブ
なのかが明確ではないから漠然と
しているから落ち着かないのです。

 

だからイライラしたら一度、
感情の棚卸しをして、「感情の在庫」
を書き出してみる。とにかく言葉にして
アウトプットしてみましょう。

 

そうすると漠然としていたネガティブ感情
を可視化して、その正体を明らかにすれば
感情(イライラ)と理性(分析)の
バランスをとるために必要な行動も
見えてくると思います。

 

シンプルパフォーマンスセラピーなら
紙に書く作業をしなくても1日3分、
頭の中で感情の整理ができます!
ぜひ体験会で実感して見てくださいね!

 

 

【執筆者 渡邉真亜子】

 

 

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