「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」で学ぶ 自分の良さに気づいて、気持ちが楽になる方法

良かれと思って誰かのためにしてあげても
それが裏目にでて、
悲しい思いをしたことはありませんか?
その人のためを思って気遣ってあげても
嫌われてしまったら、悲しいですよね。

 

人のために頑張ったことが報われない
自分ばかり損している。
周りに気を遣ってばかりで
人間関係に疲れてしまう人は
たくさんいます。

 

自分を責めることで
自己肯定感も下がってしまいますよね。
では、何故
人のために頑張ってしまうのでしょう。

 

人の気持ちがわかって気遣いが出来ることは
悪いことなのでしょうか?
どんな理由で誤解されるのでしょうか。
そんな疑問から
こちらの本を読んでみました。

 

予約が3か月待ちの
大人気カウンセラーの作者が
「読むだけで心が癒されるように」と
書いたもので、とても心に響く内容です。
少しだけご紹介させていただきますね。

 

「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」

著者 根本裕幸

こちらの本では、誰かのために頑張る
やさしくて、気配りが出来る人
誰よりも早く人の気持ちやギクシャクした
空気を察してしまう人を
「お察し力」の高い人と呼んでいます。

 

お察し力の高い人は、
察する、気づくだけではなく、
その場の空気を読んで上手くまとめる行動が
出来る人ということです。

 

作者はそのような人の心はとても疲れている
何故なら
「人の仕事を手伝ってばかりで
どんどん自分の仕事が溜まっていく」

「一生懸命やっても、
家族に一度も感謝されたことがない」

 

それどころが、
余計なことをしたと怒られたり、
誤解され、迷惑がられ自己嫌悪に陥ったり、
やりきれない気持ちになるからです。
と語っています。

お察し上手が陥る幻想が3つ書かれています。
「いつかわかってもらえる」
「自分が我慢さえすれば丸く収まる」
「これだけ頑張れば、喜んでもらえる」

 

「自分軸」であれば、
相手の反応はどうであれ、
気にならなくなります。
「自分軸」の状態で行われる
行為のポイントは

 

「相手が喜ぶことを想像して、
それを実現するために行動する」

「相手の反応にかかわらず、その行為
そのものに自分が喜びを感じられる」
この2つだそうです。

 

 ところが、私たちは相手に対して
「喜んでほしい」という
潜在的な欲求があったり、期待があるから
相手が自分の期待した反応ではなかった場合

 

自分の行動が失敗したかのように
思ってしまうと書かれていました。
良かれと思って相手のために行動する、

 

気を遣う、空気を読んで行動すること
それが自分自身の純粋な
喜びにつながっている場合は
「自分軸」で考えられている証拠なのですが

 

「嫌われたくない」
「場の空気を乱したくない」
「迷惑かけたくない」
「失敗したくない」

 

などの思いが背景にある場合は
「他人軸」になっているということ
なのだそうです。

 

「他人軸」のときは、相手の反応が
気になってしかたないけれど
相手の心の動きは読めないので、

 

大きく神経を使うことになり
だんだん心が疲れてしまうということが
語られていました。
作者が伝えたいことは、ここにあります。

 

自分の気持ちや行動を否定することは、
「自己肯定感」を
下げることになってしまうので
もし相手の気持ちを察して行動したのに、
それが裏目に出てしまったら

 

そのときに、
「それが私」という言葉を
意識することが大切だと。

 

察することが上手な人は、
相手の気持ちに敏感なだけに、
自分を責めやすい傾向にあるのだそうです。

 

ですから、そんなときは自分を責めずに
ちゃんと自分で自分を守ってあげる意識が
心を安定させ「自分軸」を確立出来る
ということを作者は伝えています。

 

最後の作者のメッセージに心を打たれます。
《「お察し上手」な人は、愛の人
素晴らしい愛を持った、癒しの人なのです》

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは
地に足を付け、
ぶれない心の軸を作ることが出来ます。
いつでも自分軸で行動できるように
変わっていきます。

 

一日たった3分のセルフケアで
自分は自分と思えるようになるので
他人の価値観や考え方で、

 

自分の言動を決めてしまうような
他人軸ではなく自分自身をしっかり
持てるようになりますので
自己肯定感が得られます。

 

そんなセルフケアに興味はありませんか?
オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね。

 

【執筆者:小林由利】

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