脳の仕組みから紐解く!本音が言えない心理とは

~思っていることが言えないワケ~

毎日職場に通って仕事をする、
毎日同じ人と仕事をしている、
そんな会社員の方が多いと思います。

 

毎日通う職場なのに、
嫌いな人が1人でもいると
仕事に行きたくなくなります。

 

例えば、上司がこちらの状況は無視で、
一方的に仕事を押し付けてきて、
本当に腹が立つ!

 

でも、無理ですなんて言えない…
もし言ったら、
嫌われて仕事がしづらくなる…

 

「YES」しか選択肢が無くなり、
自分の思いは押し殺し続けるので
ストレスばかりが蓄積されます。

 

また、言いたい事が言えない自分に対して
ダメだな~自分は、
と落ち込んでモヤモヤする。
そんな経験はありませんか?

 

溜まったストレスを解消させる為
居酒屋にいくものの、
ついつい、食べすぎ、飲みすぎて、
具合が悪くなってしまったり…

 

そんなこちらの苦労とは裏腹に、
上司は相変わらずの対応…

 

愚痴を吐いて、一時的には
ストレスを解消できたとしても、
結局は、同じ事の繰り返し…
こんな繰り返しは嫌ですよね。

 

今回は、言いたい事を我慢してしまう原因を
究明すべく、こちらの本を読んでみました。
初心者でも、とてもわかりやすい
内容になっていますので
少しだけご紹介させていただきますね!

 

「思っていてもなかなか言えない」
が一瞬で変わる本

(著)新田祥子さん

こちらの本によると、言いたい事が言えない
「モヤモヤ」の原因は
脳の習慣が関係しているそうです。

 

脳の役割は
「命の安全と安心を守ること」です。

 

ここで言う「命」には、
2つの意味があります。
1つ目は「心臓」で、
2つ目は、「自尊心」という命です。

 

自尊心とは、自分を肯定したいという感情
自己存在に対する承認です。

 

アメリカの心理学者である、
ウィル・シュッツは、人は3つの自尊心で
構成されていると提唱しました。

 

1つ目は好かれたい・理解されたい
注目されたいという「自己好感」

 

2つ目は特別な存在でありたい
特別に扱われたいという「自己重要感」

 

3つ目は有能でありたい
有能であるとみられたいという
「自己有能感」

 

脳はこれら3つの
自尊心=命を傷つけられた時、
または傷つく恐れがある時、
危険が迫っている事を知らせる為

 

心臓をドキドキさせ、モヤモヤという
不快感情を伴わせるのです。

 

忙しい自分を上司が理解してくれない!
つまり、理解されたいという
「自己好感」を傷つけられた為
脳がモヤモヤという不快感情を与え
命を守ろうとしてるワケです。

 

脳は生まれてから今日に至るまでの
体験や学んだことのすべてを
「記憶」というボックスに収め、
この記憶に基づいて未来を予測・イメージし
判断・解釈をします。

 

その結果、心の中で感情が生じ、
次の行動につないでいきます。
そして、これらのほとんどは習慣化され、
人が意識することはほとんどありません。

 

人が日常生活のあれこれを
いちいち気に留めることなく送れているのは
習慣化されているからこそなのです。
そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが添えられています。

 

「モヤモヤする」といった感情は、
その人の記憶に基づく
判断の「習慣」によるもので、
脳による「自動的な振り分け」によって
生じています。これが「思い込み」です。

 

この自動的な振り分け…つまり、
「思い込み」を変えることができれば
モヤモヤした気分にはなりにくくなる、
解消できるということです。

 

ストレス解消のつもりで、
愚痴を吐いたり、食べたり飲んだりして
一時的にスッキリしたとしても
根本的な解決は難しいことが分かりました!

 

自分でも気づかないうちに
心のダメージは蓄積されていくので、
突然、爆発するかもしれません。

 

誤った方法で解決しようとしても
また、悪循環に陥ってしまうだけです。

 

では、具体的にどうしたら良いかというと
例えばストレスの根本となる

 

上司との関係
自分に自信がない
嫌われたらどうしようという不安

 

これらを取り除くことで一時的な
ストレス発散を激減させてくれます。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
ストレスの原因となる思い込みを
1日3分のセルフケアで
簡単に取り除くことができます。

 

1日3分なので、
忙しく時間に余裕がない方でも
手軽に生活に取り入れる事ができますし、
ストレスの根本から
解決することができるのです。

 

人生の多くを過ごす職場ですから、
どうせなら自分らしく過ごして下さいね!
そのためにもオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてください^^

 

【執筆者:牧野英里奈】

タイトルとURLをコピーしました