~自分を否定はしなくていい~
いつも他人を気にしてしまう。
他人の行動が気になって
少しでも心地良く過ごせるようにと
勝手に考えてあげてしまう。
きっとあの人はこうしてほしいに違いない
あの人はこっちの方が好きに決まっている
これをやってあげたら喜んでもらえる
なぜ、他人のことをそんなに
気にしてしまうのでしょうか。
そして、勝手に他人の気持ちを読もうと
するのでしょうか。
良かれと思って、
その人のためにしてあげることが全て、
相手に喜ばれることとは限りません。
時と場合によっては歓迎されることも
ありますが、
その人にとっては迷惑なことだって
たくさんあるのです。
たとえば、お腹がいっぱいの人に
ステーキをごちそうしても
喜ばれませんよね。
その人がお腹がすいているとしても
ステーキが好きじゃないかも知れません。
いつも自分がいいと思うことが
相手にとってベストであるとは
限らないのに、
せっせと相手の気持ちを読んで
空気を読んで、絶対いいに違いないと
思い込んでしまって
それが「当たり」ならいいけれど
裏目に出て、相手に嫌がられる
迷惑がられる、そんなことが
しょっちゅうで、自分が嫌に
なってしまうことがありませんか?
いい加減、人の気持ちを勝手に
思い込むクセをなんとかしませんか。
自分と相手の気持ちが
同じだとなぜ思い込むのでしょうか。
かつて、自分が経験したことで
これは、私が苦労したことだ、
だから、あの人も大変な
思いをするに違いない
そんなふうに思ってしまうことも
ありますよね。でも、同じ食べ物でも、
自分が好きなものを嫌いな人もいるし、
同じ娯楽でも苦手な人もいれば
エキサイティングして気に入る人もいます。
ですから、全ての人が
同じ気持ちではありません。
なので、自分がいいと思っても
相手に押し付けることをしては
いけないのです。
人の気持ちを考えてあげられる
優しい気持ちを持っているのに
それが迷惑になっているなら
悲しいことです。
もちろん、「この人は今、
こう思っているに違いない」と
想像するのは個人の自由ですが、
それを思い込んで、相手に押し付けるのは
迷惑になります。
優しい人でありたい、
良く気が付くと思われたい、
それはとても前向きな気持ちなのですが、
前向きに行動しているのに失敗して、
相手に迷惑がられるのは残念ですよね。
それは、人に振り回されることにも
なってしまいます。
そもそも、人のためにしてあげたい
という気持ちが
相手の反応にかかわらず、
自分が喜びを感じられる行為であれば
それは、自分軸と言えますが
問題なのは、他人軸になってしまうことです。
他人軸で行うことは、
「これだけしてあげたのだから、
喜んでもらえるはずだ」
という思い込みがあります。
そして相手が
自分の思うような反応でなかったら
それは、してあげた自分が否定されたような
気になってしまいます。
そして、「自分はちゃんと出来なかった」
「迷惑をかけてしまった」
「嫌われたかも」なんて考え始めて
「これをしてあげたい」から
「これをしなくてはいけない」
に変わっていきます。
ですから、大切なのは、
自分がした行動や気持ちを
否定しないことです。
良かれと思ってしたことは
相手の気持ちを大切に思って
したことには、変わりありません。
シンプルパフォーマンスセラピーは
自己肯定感が下がってしまうような
感情を誰でも簡単に手放すことができます。
自分軸が出来るので
自分のしたことに自信を
持つことが出来るようになります。
しっかり地に足をつけている状態になり、
考え方や行動も安定していきます。
なお、シンプルパフォーマンスセラピーは
1日たった3分で、
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セルフセラピーなために
忙しい人でも簡単に心を整える
習慣が身に付きます。
いつも人に気を遣ってばかりなのに
報われなくて疲れてしまった人
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【執筆者 小林由利】