人間関係は頑張りすぎるとうまくいかない!

人のために頑張っても意味はない

「自分が我慢すれば丸く収まる」
この考えを持っている人は、
知らず知らず自分を犠牲にして
つらい思いを抱えてしまう傾向にあります。

 

他人を思いやる、
人の気持ちに寄り添える人は、
素晴らしい人だと思いますが、
自己犠牲行動は相手を優先した結果、
自分が損をしてしまうことが多いのです。

 

人の仕事を引き受けて、
自分の仕事が終わらなくなり
休日まで返上する羽目になった。

 

相手を気遣って、
わざと気づかないふりをした結果、
気の利かないやつだと思われてしまった。

 

疲れて休みたいのに飲みに誘われて、
断るのも悪いから無理に参加して、
体を壊した。

 

こんな風に、人のために頑張っても、
相手に感謝されることは
めったにありません。
いえ、たとえあったとしても、
それが何の得になるのでしょう。

 

「どうしてわかってもらえないのだろう」
「自分ばかり損している」
「良かれと思ったのに裏目に出て、
相手に嫌われた」
「やってあげて、かえって誤解された・・」

 

というように、不満が出たり、
自己嫌悪に陥ります。
人のために頑張ることで、
自分を犠牲にしてしまっては、
意味がありません。

 

いつも犠牲になってしまう。
何とかやめたい。
実は、そんな自分を変える
簡単な方法があるのです。

つい相手のことが気になってしまう心理とは

相手のことが気になって、
人のために頑張ってしまう人は
愛情が深く、空気が読めて、
周りに配慮が出来る素晴らしい人です。

 

相手を喜ばせたい、役に立ちたいと
願う気持ちを持っているのですが、
同時に自分に自信がないことも
特徴として挙げられます。

 

しかし、他人のことが気になってしまう時は
自分のことを考えていない場合が
ほとんどなのです。
自分が忙しくて大変だったら
本当は、それどころではないはずです。

 

はじめは、余裕があり、
自分の考えで行動しているのですが、
誤解されたり、
相手に上手く伝わらなかったり、
あまり喜んでもらえなかったり

 

そんなことを繰り返していると、
なんだか報われなくて不満になりませんか。
そうすると、失敗した自分が許せなくなり、
より頑張らなくてはという意識が芽生え、
他人軸へと変化していきます。

 

そうして、他人軸になってしまった時に
自分のことは後回しになり、
相手に合わせて、人のために、
という自己犠牲になっていきます。

コロナ渦で変わりつつあるコミュニケーション

2020年は、コロナウイルス感染症拡大の
ニュースから始まりました。
緊急事態宣言によって学校もオフィスも
自宅待機。飲食店も自粛営業となり、
世界中が混乱する状況になりました。

 

そして、人々にはマスク着用が
あたりまえになり、声が聞き取りにくい、
表情が読めないこちらの感情も伝えられない
などというコミュニケーションの
取りにくさも指摘されるようになりました。

 

そうして、うなづきや、
大げさな手ぶり身振り、アイコンタクトなど
非言語コミュニケーションが
日常化していきました。

 

またオンラインでのテレワークや飲み会など
実際に相手と会うことなく
コミュニケーションを取る手段も
豊富になっています。

 

ZOOMを活用して映画鑑賞、料理のレシピ、
トレーニング動画、学校の授業も
オンライン化されています。

 

外に出なくなった分、おうち時間と称して
SNS上でのコミュニケーションのとりかたが
普通になってきた昨今ですが、
オンライン上では、実際の相手の状況も
わかりませんし細かい表情まで読めません。

 

これまで他人軸で生きてきた人は
ますます、相手の言葉や気持ち
態度がわからなくなり、
不安しかありません。

 

ZOOMの向こうで相手は
自分のことをどう思っているのだろう
本当はもう、終わりにして眠りたいのに、
自分から、オフに出来ない、

 

相手の気持ちばかりを優先してきた人は、
オンライン上での付き合い方に
ますます混乱してしまいます。

自分軸を作れば、他人が気にならない

嫌われたくないから、
迷惑かけたくないから、
失敗して目立ちたくないから、
ただただ、役に立ちたいから、、、、

 

そう思って、行動している人は、
自分ではなく、
他人を第一に考えてしまっている
いわゆる、「他人軸」で生きています。

 

自分のやることが、相手にとって
絶対ジャマになってはいけないという
強迫観念のようなものまで持っています。

 

それは、自分自身で
意識していないことが多く、
知らず知らずに、神経をすり減らし、
心が疲れてしまうのです。

 

ですから、相手の喜びのためではなく、
「自分の喜びのためにそれをする」
という意識に変われば、
それは、自分軸の行動となります。

 

自分軸になれば、
相手のためにしたことがたとえ、
相手に喜ばれなかったとしても
自分の気持ちや行動を否定することは
ありません。

 

今回は、ダメでも、
次回はきっとうまくできる!
という意識に変われるのです。
ですから、他人軸から抜け出し、
自分軸になることは、とても重要なのです。

 

同じ行動をしても、他人軸でいるより
自分軸でする行動のほうが、
相手の反応が気にならなくなり、
いちいち喜怒哀楽することはなくなります。

 

そして、自己肯定感がアップするのです。
その、自己肯定感は、
実は、簡単に上げることが出来ます。

 

脳は無意識に自分が今までしてきた行動と
気持ちを整理して、自己肯定感を上げたり、
下げたり出来るのですから。

1日3分で自分軸は作れる!

自分の行動が辛い、疲れた、と感じる時は
「自分に自信がない」、
「自己肯定感が低い」
「あの人に嫌われたくない」と
ネガティブ感情ばかりが出てしまいます。

 

それは、今までの経験によって
脳の中に刷り込まれた思い込みなのです。
それが、「自分軸」が出来ると、
他人の評価によって自分の行動の価値が
決まるようなことはなくなります。

 

そうすると、相手がどう思おうと
気にならない自分になることが
出来るのです。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは
そんな自分軸になるために脳に働きかけて
自分の自信のなさや思い込みを
取り除くことが出来るようになります。

 

他者からの影響を受けやすい人は
自分の心を守り、
適切な距離感で付き合うことが
出来るようになるセルフセラピーです。

 

ぶれない心、安心感、安定感、
そして、自己肯定感が得られます。
一日たった3分で忙しくて時間のない方にも
簡単に習慣づけることが出来ます。

 

オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
是非実践してみてくださいね。

 

【執筆者 小林由利】

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