人と付き合うのは怖くない！
年齢、性別にかかわらず、
人間関係が人の悩みの大半を
占めると言われていますが
人付き合いが下手な人は、
毎日がストレスですね。
また、そんな人付き合いが
下手な方と関わる周りの人たちも、
気を遣います。
その要因や特徴を多かれ少なかれ
自分で分かっているのですよね。
自分で人付き合いが下手だなと感じていて
人付き合い自体がストレスであるなら
変えていきましょう。
難しいことではありません。
相手の言葉が気になってしまい
自分の気持ちを表現できないから
なるべく関わらないようにして
いませんか。
過去に嫌な思い出があって
誰とも関わりたくないと
思ってしまっているなど
それでも、他人との関わりを
避けて通ることが出来ないのだから
ストレスなく関われるように
自分を変えていければ
誰とでも、まんべんなく
付き合えるようになるはずですね。
問題はたいてい自分の中にあるのです。
そしてその特徴をつかめば
自分で克服していけるものです。
他人だって、自分と同じ「人間」です。
付き合うことは、怖くないですから！
トラウマと思い込みのせい
人付き合いが下手な要因としては
過去の出来事も大きく関わっている
ことがあります。
子どもの頃に親からの
愛情が受けられなかったり
両親の中が悪かったり、
学生時代にいじめにあったり
親しい人からの裏切りを受けたり
こうした過去のトラウマに
なっていることが人間不信を生み、
他人を受け入れられなくなって
しまう場合があります。
そんなトラウマから人との付き合いを
なるべく避けても社会で生活していく上では
誰かと関わっていきますよね。
人付き合いが下手な人の特徴は
気を遣いすぎて疲れてしまった経験から、
「人と付き合うのは面倒くさい」
という気持ちがある場合や
相手に合わせていることが
ストレスになり、疲れてしまうから、
もう、なるべく人付き合いしたくない
と思ってしまうことでしょう。
「さっき、返事があいまいだったかも？」
「あれでよかったかな」
といつまでも引きずって、
相手は何も気にしていないにも関わらず
自分で勝手に気に病んでいます。
そうしたことを避けるために
なるべく人と関わらないように
距離をとっていくうちに
人付き合いが下手な人になって
しまっていきます。
とくに自己肯定感が低い人は、
失敗した自分が悪いと
思い込むという特徴がありますし
自分の行動に自信が持てていません。
道で誰かと会っても
「声をかけるべきか」だけで
あれこれ悩むのです。
声をかけなかったら、知っていて
知らんぷりしたと思われる
声をかけたら、挨拶、社交辞令、立ち話など
セットで面倒くさいし、
などと考え、下を向いて、携帯いじって
気が付かないフリをしようと
していませんか？
コミュニケーション至上主義の今
コミュニケーション能力は、
現代人に求められている
必須スキルのような風潮ですね。
今はどこでもコミュニケーション能力が
求められています。
会社の面接では、学力よりも
コミュニケーション能力を重視する
傾向にもあるようです。
実際に就職で求められるものは、
相手の話を引き出し、理解し、
情報を得られる人、
人を惹き付ける会話が出来る人物、
話し上手で聞き上手、さらには、
場の空気を読める人で誰とでもすぐに
打ち解けられる人・・・・・などなど
どうでしょう。人付き合いが下手な人は
入りこむ余地などありませんね。
コミュニケーション至上主義に
なっている昨今だからこそ
今苦手な人付き合いを
少しでも円滑に出来るように
なっておくほうが、
人生は得ではないでしょうか。
短所を長所に変えて付き合い上手に
人付き合いが下手な人の持つ
特徴がすべてマイナスという
わけではありません。
人付き合いが下手な人は
ウソをつけない、控えめで出しゃばらない
相手に気を遣える
空気を読める、責任感が強い
そんなふうにいい特徴もあるのだけれど
自分がないままでいるから
すべて短所となってしまうのです。
相手に気を遣えて、空気も読めるのに
自分自身がそれを気にしすぎて
ストレスになってしまうことが
いけないのですよ。
責任感の強さゆえに、相手に対して、
「あれでよかったのか」
「相手に受け入れられているのか」
など、一人で勝手に反省会を行うから
苦しくなるのです。
それは、自分を大事に思う気持ちが
少なかったり、
「出来る自分」を探せなかったり、
自己肯定感が低い傾向にあるからです。
せっかく人に気を遣える
優しい人なのだから
もっと自分を受け入れて、
自分を好きになって、
心が豊かに過ごせるように
自分を認められない自分の弱さを
すべて長所になるように
考え方を変えていきましょう。
周りの目なんか気にしない！
自分自身をちゃんと受け入れていますか。
周りを気にするのではなく
まずは、自分と向き合いましょう。
自分を受け入れてこそ、
他人を受け入れられるようになるのです。
まずは、自分を好きになることが大切です。
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【執筆者 小林由利】
