学校でのストレスに落ち込まない 発達凸凹キッズの心を晴れにしよう!

発達凸凹キッズを学校で落ち込ませないコツ!

学校の集団でしばしば目にする、
周囲と違うことをしてしまう
お子さんはいませんか。

 

✅何度も注意を受けても正せない
✅勉強についていけない
✅一人の世界にこもってしまいがち
✅できることとできないことの差が激しい
✅突然、衝動的に行動する

 

そんな思い当たる節があるなら
注意が必要です。

 

もしかしたら
発達障害の特性を持っているのかも?

 

とはいえ、発達障害の特性は
心の病気でもなければわがままでもなく、
しつけ不足によって
引き起こされるものでもありません。

 

生まれつきの、
脳機能の発達の偏りによる障害である
といえます。

 

脳機能の発達がアンバランスだったり、
凸凹だったりすることによって
(得意なこと、苦手なことに極端な差)
周囲の人・環境とのミスマッチが発生し、
生きづらさや困難が感じられる障害です。

 

それは、
脳機能の特性であるからこそ、
その子自身が生きづらさを感じていても
抑えることができなかったり、

 

うまくいかないことに落ち込んで
ふさぎ込んでしまう事も少なくありません。

 

2012年に文部科学省が小学校と中学校の
先生を対象に行った調査によりますと、

 

知的な遅れはないものの
学習面や行動面で著しい困難を抱え、
特別な配慮や支援を必要とする
子どもの割合が、通常学級において
6.5%に及ぶとされました。

 

6.5%という数字、これは
1クラスに2~3人の割合で
在籍している、ということがわかります。

 

ですが、これは
「強い個性のために
学校生活に困難を抱えている子どもたちを
教師の目を通して調べた」ものであり、

 

6.5%イコール、
発達障害の特性を持つ子どもの数
ではありません。

 

ということは、発達障害の特性をもつ、
もたないにかかわらず、
配慮のある環境や支援を要する
気にかけるべき子どもたちがいる
ということが考えられますね。

 

発達障害に限らず、
子どもは言葉を使って
自分の気持ちを伝えることが
上手ではありません。

 

ですから、
周囲と同じことができず、
みんなと違うことをしてしまうがために
「奇異」だと映る言動にも
その子なりの、その場を切り抜けようとする
努力を認めることができます。

 

たとえば、
黙って座っていることが苦手な子には、
学校の授業の45分間は拷問状態。

 

動きたい、話したい。
だけどそれでも
なんとかがんばっている。

 

「今はちゃんと座っていなくては!」と
自分を抑えようとするあまり、

 

椅子の足をガタガタさせたり、
教科書をペラペラめくったりすることで、
「それ以外の部分は動かさない」ことに
成功しているんです。

 

それを理解できずに、時折、
特性を克服させようとするようなことが
起こります。

 

こうした行為は、
かえって子どものつらい記憶となり、
パニックになりかねません。

 

そういった経験が積み重なってくると、
誰でも傷つきます。また、
「自分を理解してくれる人がいない」
という環境が子どもたちのやる気をそぎ、
落ち込ませていることが多いのです。

 

発達障害凸凹キッズが
学校でのストレスで落ち込まないためには

 

子どものがんばりを十分に認めてあげる。

 

そして、
できないことはスルーしても、
できたことを大いにほめてあげることで、
自信につながる体験を増やしていけることが
ポイントになってきます。

 

自信を持つことで、
自己肯定感が向上します。そして、
最終的には社会的にもよい行動を
自分からできるようになることを
目指していくことができますね。

学校での困りごとに対応するヒントとは?

発達障害の特性によって
できることとできないことが
はっきりしているために
まずは「できないこと」を克服することに
重点をこうとしてしまいがちです。

 

ですがその方法では、
うまくいかないことがわかっています。

 

それは、足の遅い子どもに
「早く走りなさい」と言ってることと
同じだということに
気づいてほしいのです。

 

発達障害の特性は、
治ったり消えたりするものでもなく、
努力や根性で克服できるものでも
ありません。

 

実は、その子が苦手としている
「できないこと」よりも、
優れている「できていること」を
見つけて、そこを伸ばしていく方が
断然うまくいくのです。

 

それは、
今できることを
「もっとできる」「突出してよくできる」
にすることの方が、
簡単だし効果的だから。

 

発達の凸凹がある子どもは、
失敗したくない気持ちが強い。なので、
苦手なことに挑戦したがらないことも
多くあります。

 

新しい課題やあまり自信がない場面で
失敗したり間違えてしまうと
やる気がしぼんでしまいます。

 

特に「やりたい」という気持ちが
強いお子さんほど、
最初に間違えてしまうと
気持ちが折れてしまいがちです。

 

なかには、過去の嫌な記憶が、
何らかのきっかけでフラッシュバック
(過去の嫌な記憶やつらい経験が
突然鮮明に思い出されること)して、
パニックを起こすこともあります。

 

ですから、
うまく環境を作って「できた!」に
導けるように心がけていき、
成功体験を積み重ねることが
大切だと言えます。

 

また、発達凸凹キッズはせっかちで、
待つことが苦手であるために、
理解しやすいように
待つことの大切さを教えてあげることも
重要なポイントです。

 

待つことができれば、
その場にふさわしい行動をとりやすくなり、
まわりの子どもや大人から
受け入れてもらいやすくなります。

 

それでも、彼らはまわりの状況を把握したり
配慮するのがうまくできないことが
突発的な行動や発言につながり、
ときに、自分勝手だとか、不遜だと
とらえられやすくなります。

 

そしてさらには、子どもに暴力や暴言、
厳しすぎるしつけなどの

 

不適切なかかわり方(マルトリートメント)
が、発達障害のような症状を
助長させたりすることが分かっています。

 

マルトリートメントとは、
避けるべき子育て。要は、
子どもの心や体が傷つく行為や
子どもを危険にさらす行為すべてです。

 

そのような子どもへの接し方が続くと、
子どもの脳は構造が
変化してしまうこともあるのです。

 

その、不適切なかかわり方をやめることで、
子どもの自己肯定感を育むことができます。

 

ゆっくり変化する発達凸凹キッズが
少しずつ自己コントロールの力を
つけていくことを応援してあげられますね。

学校で自信をなくしている子供は増えています

時として、発達凸凹キッズは
敏感で傷つきやすく、
学校で自分の能力を存分に活かせない、
先生にも理解してもらえない、と
感じることがあるならば、

 

登校しても無気力になったり、
反抗的になったりすることがあります。

 

また、学校に通うこと自体が
楽しくなくなり、
不登校になる子どもも
最近では多く聞かれるようになりました。

 

凸凹キッズはすごく得意なことがある反面、
とても苦手なことも併せ持っているため
そのときの大人は、
苦手なことを克服させようと
頑張ってしまうことがあります。

 

凹んでいる部分についてだけ、
注意したり叱ったりすることが
多くなりがちですね。

 

しかも子どもとしては、
興味のないことには全く無関心。
関心がないからうまくできないし、
できなくてもいいと思っていたりします。

 

また他にも、
感覚が敏感なであるがゆえに、
学校での音や匂いなどの刺激が
強すぎる場合があり、

 

休み時間に聞こえるたくさんの子供の声、
朝礼マイクの音、椅子を引きずる音、
体育館マットのにおい、
給食の片付けの匂い、
などなど…、

 

こうした音や匂いの一つひとつに反応して、
ストレスに感じます。
そしてそれに
すごく疲れてしまうことがあるようです。

 

そういった理由などから、
学校で過ごすこと自体に
自信をなくしている子どももいるのが
現実なのです。

 

それでいて、学校から帰ってくると
どっと疲れが出てきてしまう。
そのため、心落ち着ける家で
のんびりくつろいでいたい。
それなのに、

 

お母さんが矢継ぎ早に
「学校ではどうだった?」
「宿題は?」
「なにか連絡はきてない?」
などと質問攻めにしてしまう。

 

学校は、子どもにとっては気を張る場所。
その緊張感を家でも感じてしまうようでは
とてもじゃないけど
心身ともに休まらないし、
疲れを引きずったままです。

 

その疲れを引きずったままで
翌朝学校へようやく行ったとしても
思うような力を発揮できずに
さらにストレスで疲れてしまい、
どんどん自信も無くしてしまいかねません。

 

ですから、
気を使わずにいられる場所の
「コンフォートゾーン」である自宅に帰ると
緊張が一気に解けて、
心の休む時間を必要としているのです。

 

それは自分の中にある「自分を癒す力」で
無意識に体と頭を休めて、
元気を取り戻そうとしています。
まずはその姿を理解し、
認めてあげてほしいと思います。

 

休んでいるのは
「怠けている」のではありません。

 

「若いのにだらしない」とか
「だらけることは良くないこと」と
お母さんが感じていると、
子ども本人も「悪いことをしている」と
自分を責めがちです。

 

必要なリフレッシュタイムととして捉え、
様子を見てあげることも
大事な時間となってきます。

 

少しの休息のひと時が
明日もがんばろうという
力になり、自信になることを
覚えておきたいですね。

お母さんから救いの手を差し伸べましょう

発達凸凹キッズの行動は、
自分に正直すぎるあまり、
周囲の大人の理解を得づらくなっています。

 

凸凹の才能を理解できないことで
子どもの学校に対する気持ちを
盛り下げているのではないでしょうか。

 

とはいえ、
学校で落ち込む原因を子どもと探る中で、
学校側へ相談する際の細かいお願いに

 

モンスターペアレントみたいだと
思われたくない、との理由で、
相談を躊躇する気持ちに
なるかもしれません。

 

ですが、その一つの躊躇で、
わが子がさらに学校で我慢をしてしまい、
落ち込むことが増えてしまうような状況に
つながることも考えられます。

 

お母さんのちょっとした
ネガティブな思い込みがある以上、
自信をなくして落ち込む子どもの様子は
続いていくと思わざるを得ません。

 

そんなネガティブな思い込みは
簡単に、素早く効果の得られる
シンプルパフォーマンス・セラピーで
手放すことが、
最も適した行動になります。

 

これは、1日3分あればできる
お母さんの心の整え法。

 

ネガティブに思う気持ちを
ポジティブに変換し、
辛い気持ちが前向きになる
セルフ型のセラピーです。

 

子どもが学校で落ち込む様子にも
お母さんの前向きな気持ちで
温かく背中を押してあげることができ、
小さな勇気を持つこともできるでしょう。

 

また、学校側への細かいお願いに、
「モンスターペアレントと思われるかも?」
などと、相談を躊躇してしまう気持ちも、
前向きにとらえることができ、
遠慮や躊躇なくお願いすることができます。

 

わが子の発達凸凹の特性など
どんなことでも話せる関係が、
学校での困りごとにも
理解してもらえるようになります。

 

わが子の支援者が、親以外にあることで、
子ども自身も安心につながっていきます。
上手く連携できると
子どもが学校で我慢をしてしまう状況を
少なくすることができてきますね。

 

学校でのストレスで落ち込み、
心身ともに疲れてしまう子どもの心が、
お母さんのポジティブマインドで
少しずつ晴れやかになっていくのは
見ていて嬉しいものです。

 

まずは、何事にも
お母さんがポジティブでいられることで
太陽のような明るく温かい気持ちが
子どもの心に救いの手を
差し伸べることになっていきますね。

 

ネガティブな感情を手放して、
学校に対してポジティブな気持ちを
親子で持てるようになり、
毎日を健やかに送れることが
何よりも嬉しいですよね。

発達凸凹キッズの心を晴れにしよう

学校で周りと違う行動をとってしまう
発達凸凹キッズの特性による言動は、
あくまでも強い個性からくる
子どもからの声なき訴えである、
そう思わずにいられません。

 

我慢ができないのも、
脳からの正しい命令によるもの、
だからこそ
周囲との折り合いが必要になんです。

 

年相応の「できて当たり前」と思うことも、
発達障害の特性を知れば、
「できなくてもOK」の軸になれ、
スモールステップで
出来ることを増やしてあげられます。

 

そうしたら
子ども本人の生きづらさを
解消していくことにつながっていき、
学校のストレスで落ち込まなくてもいい!
そんな毎日になれるのが嬉しいですよね。

 

そのためには、
シンプルパフォーマンス・セラピーの
1日3分のセルフケアで、
お母さんの心を整えられて
子どものがんばりを認められます。

 

また、ものの見方や捉え方も
ポジティブになることで
できていないことは敢えてスルーして
できていることを褒めて
もっと伸びるように見守れる。

 

発達凸凹キッズの行動の特性には、
それを単なる「わがまま」なのか
「特性」なのか、
捉え方ひとつでかかわり方も
変わってくるものです。

 

わが子の発達障害の特性について、
よく理解していない周りの大人から
「しつけ不足」「愛情が足りない」など
言われて、凹む気持ちにも
なるかもしれません。

 

ですが、発達凸凹キッズには、
この「しつけ」が効かないことが多い。
なぜなら、彼らは
「騒ぐと怒られる」と分かっていても、
その行動を減らすことができないから。

 

これは、発達凸凹キッズの特性により、
“叱られているけど、やめられない”
“分かっているけどまた、やっちゃった”
ということが続いていきます。

 

発達凸凹キッズの特性から
表現される言動は、
子どもからの声なき訴えであるならば、

 

まずは、
お母さんが一番の理解者となって
子どものいいところを見つけられる
ポジティブマインドに整えることから
始めてみませんか?

 

シンプルパフォーマンス・セラピーで
お母さんの心から整えて
発達凸凹キッズの心を晴れにする
ポジティブマインドの整え法は
個別相談会でお伝えしております。

 

わが子の心を思いっきり抱きしめて
お母さんの愛情をたっぷりしみ込ませ
元気をなくして落ち込んでいた気持ちを
からっと晴れにしてあげましょう^^

 

相談会でお会いできるのを
楽しみにしております!

【執筆者:菊地光江】

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