疲れていては勉強はできない
受験勉強でとても大事なのが
体調管理です。
眠かったり、疲れていたり、
体調が万全ではないと、
勉強していても集中力が出ず、
勉強の効率が悪くなってしまいます。
効率の悪い勉強を続けていると
結果が出ず、
モチベーションが下がってしまいます。
受験勉強は長い戦いです。
一度モチベーションが下がると
なかなか回復することは難しく
受験の合否にも影響してしまいます。
モチベーションが下がる原因には
いくつかありますが、
睡眠不足もあります。
勉強を頑張るあまり、睡眠不足に。
スマホをいじっていて、睡眠不足に。
ということも多いかと思います。
睡眠不足では勉強をしようと
机の前に向かっても、
集中できず、
効率の悪い勉強となります。
効率の悪い勉強をしていると、
長い時間勉強しているのにも関わらず、
結果に結びつきません。
長い時間勉強したのにも関わらず、
結果に結びつかないと
勉強のモチベーションは
どんどん減っていき、
受験に対して
ネガティブな思いが強くなります。
受験や勉強が嫌いになってしまうと
再度、勉強を頑張れるようになるのには
時間と努力が必要です。
受験や勉強が嫌いになる前に、
対策を打つ必要があります。
しかし、子供は自分自身では体調の変化に
なかなか気づけません。
そこで、ママがしっかりと子供を
見守り、子供の状況を
把握しておく必要があります。
子供が勉強している時には
子供がちゃんと集中しているか、
食事中にはきちんと食べれているか、
ママは子供を見守ることが重要です。
もし、疲れているのであれば、
休憩をとったり、
リフレッシュのために散歩に行くことも
オススメです。
眠そうにしていたら、15分程度の
お昼寝も効果的です。
お昼寝は、ベットではなく、
ソファなどで軽い睡眠がおすすめです。
15分程度のお昼寝は
頭がスッキリし、
その後の勉強が
集中できるようになります。
また、人は脳の疲労と
体の疲労の差が大きいと
睡眠の質が悪くなります。
勉強中は脳を使っていますが、
体は使っていません。
意識して体も動かすことで
睡眠の質が上げましょう。
勉強と運動を組み合わせ、
睡眠の質をあげることで、
勉強に集中できる環境を
作ることが重要です。
勉強=机の前に座っている時間
ではなく、
勉強=どれだけ身になっているか
がポイントです。
疲れたり、眠いなど
体調が万全ではないのに、
無理に机の前に座らせることは
逆効果です。
効率の良い勉強のために
しっかりと体調を整え、
効率の良い勉強をすることで
受験のモチベーションを持ち、
効率的な勉強が行えるように
なります。
効率的に勉強すること
効率的な勉強は受験では
とっても強い武器になります。
受験まで残された時間は一緒ですが、
効率的な勉強をすることによって、
受験までの日数が増えたのと
同じ効果があります。
効率的な勉強するためには
授業中にいかに集中し、
学習するかがポイントとなります。
受験に近づくと、学校の授業に
他の科目を自分で勉強している子供も
いますが、それはとってももったいないです。
というのも、一つの範囲について
受験までに3回以上は勉強することで
テストに出た時に安定的に
解けるようになります。
それでも理解できていない範囲については
さらに重点的に時間を取り、
しっかり理解するまで
勉強する必要があります。
勉強は回数が大事なのですが、
授業での学びも
そのうちの1回に入ります。
また、学校の授業では
先生が理解しやすいように、
わかりやすいように、教えてくれます。
授業中話を聞かず、
自分で理解するためには
教科書を読むことから始まり、
授業以上の時間がかかってしまいます。
つまり、授業をしっかりと受けていれば
それが勉強の1回分となりますが、
授業中聴いていないと、
同じ理解力まで持っていくためには、
授業以上の時間がかかり、
他の範囲の勉強時間も減ってしまいます。
また、問題がわからない時に
行う効率的な勉強方法は、
初心にかえり、問題文をしっかりと
理解することから始めましょう。
問題が間違う時に一番多いパターンが、
問題文を理解しておらず、
何を聞かれているのか理解していない
ということがあります。
一つ一つの問題について、
他人事で、自分には関係ないし。
というスタンスでいると
問題文は読んでいても入ってこなくなります。
問題文を自分の問題として受け止めれば
内容が理解できるだけではなく、
解き方も真剣に考えられるように。
例えば、数学の問題では
問題文の主人公になりきったり、
歴史では歴史上の人物になりきったり、
理科の天気では雲になりきったりして
自分の問題と捉えると
一度解くと忘れにくくなります。
逆に、ノートを板書したり、
暗記帳に単語を書き写すという勉強は
脳が働いていないため、全く身にならず。
漢字や英単語を覚える時には、
それぞれの単語について連想。
その連想後の物事に
好きや嫌い、楽しい、つまらない
など感情を入れ、
そうすることで、
連想ゲームのように
単語も意味を持った言葉となり、
記憶しやすくなります。
また、感情を含めて覚えた物事は、
忘れにくいという特徴。
受験は長丁場の戦いとなるので、
長い記憶でなければ意味がありません。
夏休みの勉強次第で受験の合否が変わる
受験において、
勉強のモチベーションが
下がってしまう時期は
実は、秋です。
春は、新学期ということもあり、
まだ授業も進んでいないことから
多くの子供が勉強に対してやる気があり、
モチベーションも高いことが多いです。
新学期では前の学年より簡単な内容から
スタートしますので、
家庭学習しなくても理解できます。
しかし、授業内容が進むと
どんどん難易度が高くなってきます。
夏休みまでには授業に
ついていけなくことも多くなってきます。
夏休みは学校が休みになり、
授業が進みません。
そのタイミングでこれまでの授業の
復習を行うことがポイントです。
夏休み中は夏のイベントや行事があり、
誘惑が多くあります。
誘惑に負けて遊んでしまった子供と、
そうでない子供に分かれます。
夏休みに誘惑に負けてしまった子供は
夏休み以降のテストで点数が上がらず、
焦り出し、受験勉強を始めます。
焦って勉強をしてしまうと
しっかりと頭に入って行かず、
効率の悪い勉強となります。
また、夏休み明け後に
受験勉強を始めると、
授業とは別に苦手科目の勉強を
しなければなりません。
苦手科目の勉強は、得意科目に比べ
理解するのに時間がかかります。
受験に近くなってから
苦手科目を勉強することで、
その他の科目の勉強時間にも
影響してしまいます。
夏休みしっかりと勉強していた人は
さらに休み明け以降、
受験勉強は加速し、秋、冬と
計画的に勉強に励むことができます。
つまり、夏休みに誘惑に負けず、
苦手科目を克服しておくことで、
秋以降の勉強の効率が大きく
変わってきます。
夏休み中に誘惑に負けないためには、
勉強のモチベーションをキープし、
常に頑張る姿勢を持ち続けることが重要です。
勉強のモチベーションを
保つことはなかなか難しいのですが、
モチベーションが下がる理由について
調査したデータがあります。
受験生が勉強のモチベーションが
下がった理由の
第一位が「夏休みの思ったより勉強が進まず
弱気になった」で、
なんと約50%の受験生が回答。
やはり、夏休みにどれだけ集中して
勉強できたかが、
受験の合否を決めると言っても
過言ではありません。
夏休みに勉強をしっかりと行うためには
夏休み前までに、
勉強を習慣化させることが重要です。
全く勉強をしたことのない人は
まずは1日30分から。
毎日決まった時間に勉強することが
おすすめです。
これまで勉強していなかった子供には
まず、いつもの生活リズムの中で
勉強する時間を作りましょう。
そのために今までやってきた
何かの時間を削らなくてはいけません。
しっかりと計画を立ててから
受験勉強を始めましょう。
受験勉強の計画を立てる時には
子供だけには任せず、
親子で話し合って決めましょう。
親子で話し合うことで、
ママがしっかりとチェックし、
計画通りに勉強していない時には
しっかりと注意することもできます。
人間はやる気があっても
これまでの行動パターンを変えることは
難しく、他の人の協力が必要です。
ママがよきサポーターとなって
子供を応援しつつ、
自分との約束が守れるよう
見守りましょう。
志望校選びにはママも参加
受験生を対象としたアンケートでは
受験のモチベーションが下がる理由として
「偏差値だけで志望校を決めた」
という回答が一位でした。
小学校、中学校、高校、大学と
子供は人生を一歩一歩
進んでいます。
進んだ先のゴールには、
子供の夢やなりたい職業などが
あります。
しかし、受験生の中には
将来の夢のことは全く考えず、
受験を行う親子がいます。
とにかく、一つでも偏差値の高い学校に。
という考えだったり、
公立に行かないために、
今の学力で受かる私立を受験したり。
そういう考えて受験をしていると
子供はなんのために受験するのか。
なんのために勉強するのか。
わからなくなります。
目的がわからなくなると、
勉強は全く楽しくなくなります。
モチベーションも下がっていきます。
そうならないためには、
志望校選びが重要です。
志望校選びは子供だけで考えるのではなく、
ママも一緒になって考えてあげましょう。
子供が失敗するのを体験させたくないために
今の学力で受かる学校を志望校と
してしまうと、子供は一気に
モチベーションが下がります。
受験は戦いです。
今の学力で受かるのであれば、
子供はこれ以上勉強する必要がないと
感じます。
しかし、そのように不合格にならないために
偏差値を下げて受験をすると
なぜか不合格する。
という話はよくあります。
逆に、偏差値ばかり気にして、
身の丈にあっていない学校を選ぶと、
勉強していても不安が強くなり、
モチベーションを維持することが
難しくなります。
そこでオススメするのが、
偏差値や倍率などの数字で
志望校を決めるのではなく、
将来の夢やなりたい職業を基準に
志望校を決めることです。
これは、モチベーションを
保ちながら受験勉強を進めるための
ポイントです。
そもそも将来の夢がない子供や
職業について知識の少ない子供は、
まずはどんな大人になりたいかを
考える必要があります。
その上で、お金に関する話や
職業の種類についてなど、
親子で情報を調べることもおすすめです。
夢を描く時に重要なポイントが
子供の気持ちが第一優先。
ということです。
職業による社会的地位や、
収入などは二の次です。
自分がどんな大人になりたいのかは、
子供が一番よく知っています。
ママは、子供の言われた夢や
なりたい職業につながる道を
一緒に考えていきます。
志望校選びでのママの役割は
とても重要です。
子供の意見を聞き、ママ基準ではなく
子供基準で考えることがポイントです。
シンプルパフォーマンスセラピーなら
余計な固定概念や不要な価値観を
手放すことができます。
よって、世間体を気にしたり、
周りの子と比べるということも
しなくなります。
シンプルパフォーマンスセラピーを
行うと、ママは子供の将来を一番に考え
志望校選びができるようになります。
ママが真剣に志望校を考えることで
子供も自分の人生に向き合う
ことができるようになります。
効率的な勉強のためにママができること
受験勉強では、
モチベーションを高く保ち、
集中して効率的な勉強ができた子供が
勝利し、
計画性もなく、
誘惑に負けてしまった子供が
負けてしまいます。
子供を受験戦争で合格を
もらえるようにするために
ママができることは、
勉強の進み具合や、
悩みなどを聞いてあげるなど
心のサポートをすることです。
受験当日は子供が一人で挑まなければ
いけませんが、受験というのは
親子で戦うものです。
ママのサポートなしでは
子供は誘惑に負けず、
勉強に励むことができません。
子供が受験勉強を始めたら、
まずは一緒に夢やなりたい職業について
話し合いましょう。
目的設定が第一です。
将来の夢が決まったら、
その次には志望校を決めましょう。
この時は、子供の夢を叶えるためには。
ということを一番に考えてあげてください。
学校まで遠くて通学に時間がかかるや
偏差値が今のままでは難しい。
という場合でも、志望校は
変えないことをオススメします。
受験勉強をスタートした時の
学力は大して問題ではありません。
これから勉強して偏差値はあげていけます。
これからの頑張りでどうにでもなることは
志望校を変える理由にはなりません。
とにかく目標を設定するということが
合格への道へと続いています。
志望校の次には勉強の計画を決めましょう。
各科目ごとに年間、月間、週間、1日ずつ
の目標を設定します。
その目標を叶えるための計画を
年間、月間、週間、1日ずつで
立てていきます。
計画を立てる時は
得意科目と苦手科目を
いつ勉強するのかが
ポイントとなります。
受験勉強を始めたばかりの時期には
得意科目から勉強を始めましょう。
理由は以下の二つがあります。
一つ目は、得意科目は
受験直前に勉強する必要がないよう、
早めに完璧に近づけるため。
二つ目は、受験は長い続く戦いなので
モチベーションを高い状態で
スタートさせるため。
得意科目をどんどん得意にすることで
勉強の楽しさが増します。
自分の中で勉強というより、
クイズを解いている感覚に近くなります。
夏休みに入ってからは
苦手科目にも取り掛かりましょう。
その時に重要なのが、ママの声がけです。
ママがこれまでの頑張りを褒め、
励ますことで
子供はモチベーションを持ち直し、
ポジティブな状態で
苦手科目に取りかかれます。
つい「勉強大丈夫?」
「もっと勉強しないと落ちるよ」
など不安を煽ってしまう
ママもいるかもしれません。
そんなママには
シンプルパフォーマンスセラピーが
おすすめ。
シンプルパフォーマンスセラピーなら
ママは自分の不安を手放し、
子供が合格し、夢が叶うことがイメージでき
ポジティブ思考になれます。
ママが受験の不安から解放され、
ポジティブな思考でいると
子供も受験に対する不安がなくなり、
モチベーションを保つことができるように。
また、子供は受験は怖いものではなく、
自分の夢を叶えるための通過点と
受験に振り回されない思考に。
ポジティブママとなり、
受験する子供を支えたいというママ
ぜひ個別相談会に
参加してみてください。
【執筆者:米森寛子】