コロナの誹謗中傷は決して笑い事ではありません。
いまだに続くコロナ。
流行からもう3年がたとうとしています。
少しずつ風化されてはきていますが、
コロナの流行と共に加えて恐ろしい出来事は
コロナ感染者、または濃厚者などへの誹謗中傷。
誹謗中傷とは、
根拠なく人の悪口をいうことですが、
ネットや職場、近所、友人同士・・・など
ものすごく増えました。
中には自殺者、精神病を患ったり
国も相談窓口を増やしたり、
特設のページを作り注意喚起があるほど
未だに続いています。
一歩間違えれば 人の人生を左右するような言動。
しかし、 傍観者だと思っていた私自身も
まさかテレビで見ていたような
誹謗中傷にあうことで
人生の分岐点に立たされた状態になりました。
そんな私の経験と
その誹謗中傷があったことで
私にとっては自分自身の強さに
気づき生きる糧になったことから
人はそんなに弱くないんだよ
ということを考えるきっかけとして
受け取って欲しいです!
凶暴化した”近所のコロナおばさん”に怯えたことがきっかけに!
そもそも私は当時会社員。
お客様と近いこともあり、
コロナには自他ともに認めるほど
気をつけていました。
そんな中、 突如として日曜日に
発熱した主人は結果として陽性。
一気に血の気が引いていく感覚が
わかりました。
さらに私も陽性。
しかし子どもは陰性。
無情にも引き離され、私は施設、
子どもは特別対応の児童相談所。
(後に陽性となり施設で一緒になりました。)
念の為仕事や保育園は休んでいたので
濃厚接触の期間にも
全く当たらなかったのですが、
まだ例外も何もなかったので、
職場の仲間が念の為検査を受ける状態。
大事な仲間にも不安を与える自責。
当たり前に職場の仲間は陰性だったので
そもそも関係ないと言われていたことから
職場では触れずに過ごすこととなりました。
しかし、 そんな中、
当時の職場にも通われていた
近所の方がどこから情報を嗅ぎつけてきたのか
私がかかっていたと、
1ヶ月以上前のことを職場、
近所で噂、風潮し始めたのです。
私はコロナ時の精神的に
限界な状態からやっと少しずつ
回復していた時だったので、
再度崖から突き落とされた感じでした。
外でも平気で大きな声で仲間に当たる、
周りのお客様にも平気で有る事無い事を風潮、
近所の人を引き合いに出す。
みんなの目が怖い、
全員が敵のように感じる、
怖くて訴えることもできない、
当時は世界中の人に悪口を言われている
ような感覚でした。
しまいには、苦しすぎて、
人生を終わらせようとした瞬間もありましたが、
子どもの寝顔をみて我に返って
救われたことも。
なぜ私ばかりがこんなめに?
なぜ?なぜ?と
だんだん思うようになってきました。
誰に言えるような内容でもない、
言ったところでなんの解決にもならない。
病院にいったら薬漬けだって わかっている。
そんな怒りにも似た感情で
必死になんとかならないか検索。
やっとの思いでセルフセラピーと出会い
自分の心と思考を整えたことで、
ようやくわかったことがありました!
凶暴化する人は弱いんです。
わかったこと、
それは近所の誹謗中傷おばさんを
凶暴化させているのは
自分自身の”思考”だということでした。
考えてみて欲しいのが、
完全に理不尽な状況ですよね?
そもそも、凶暴化しているのは
コロナによる不安や恐怖によるものです。
攻撃的になってしまう人の心理は、
「不安や恐れ」に付きまとわれていると
言われています。
不安や恐れで心がいっぱいの人は、
安心したりできる場所がほとんどないため、
常に周りとグループを募り警戒し続けています。
そして、
何か怖いものや脅威が目の前に現れたとき、
つい身構えてしまうのは
人として自然な行動ですが、
攻撃的な人はそれがずっと続いている状態で、
常にピリピリしています。
その結果、
少しでも自分に不利益がありそうなもの、
自分を脅かす可能性があるものには過敏になり、
それを排除しようとして攻撃的になるのです。
このコロナの誹謗中傷に関しては
完全にこれに当てはまることです。
そして誹謗中傷の的になって
疲弊してしまう側は
元々自信がなかったり、
人の目が気になっている人が多数!
だからこそ、 理不尽だと思っても
怖くて言い返せなかったり、
自信がない故に自分が悪いのか・・・と
塞ぎ込んで返って自分で自分の状態を
悪くしてしまうんです。
どうでしょうか?
誹謗中傷だけに限らず、
いじめやパワハラもなんとなく
状況が似ていると思いませんか?
なので、 悪いなぁ・・・と
思っているだけでは
ただ相手のおもうツボになってしまうのです。
自分の強さを信じてみてください!
結果として私は、
私はできれば経験したくなかった
誹謗中傷のおかげで出逢った、
セラピーを通して自分の思考の中にある
自責や自信のなさにつながる
根底の理由にも気づいたので
このようにお伝えできますが、
それを知らないでいる人で、
塞ぎ込みがちな方は
相当苦しい状況で孤独に戦っていると
思います。
しかし、どんなに
『もう無理だ』
『なんで・・・』と
悲観しても誹謗中傷される側は
何も悪くないと言うことを
まずは念頭においてください。
そして、そんなに私たちは弱くないです^^
私のように、 相談もできずに、
動けずに最悪な結果を考えたとしても、
辛さも知っている分、
明るい未来もあるということも
今はそれを経験談としてお伝えできるんです!
苦しい時や辛い時は
目の前のことしか見えません。
だからこそ、
この記事をヒントに、
一度自分自身の状況を
見てみてくださいね!
▼”自分軸”を知って心を強くしよう!
【執筆:備前縁】