困った性格の人と上手に付き合う方法はこれだ!

世の中には平気でウソをつく人もいます。
「具合が悪いので今日は家で休みます」
と連絡してきた部下が翌日、
妙に日焼けをして出社してきた

 

「もう絶対に浮気はしない」
と言っていたのに、また浮気された
こんなことをされると
とても腹が立つものです。

 

脳科学の専門家でもある加藤俊徳氏の著書
「脳が知っている 怒らないコツ」によると

 

このときに感じる怒りは、脳的に見ると
「言っていることと、やっていること、
どっちが事実か理解できない」と
思考が答えを求めて脳内を堂々巡りしている
ことが原因で生じるそうです。

 

このときに有効なのが、相手の言動のうち
「言」ではなく「動」に注目する、
というやり方。
不可抗力でない場合、後づけできる「言」は
「動」に対する言い訳でしかないからです。

 

「具合が悪いので、家で休む」
と言っていた人が日焼けしていたら、
少なくとも1日中家で休んでいた
わけではないことは事実です。

 

「もう絶対に浮気しない」と言っていたのに
また浮気したのなら、やっぱり「浮気した」
という行動こそが事実なのです。

 

相手の言っていることとやっていること、
どちらが事実かが理解できれば、一気に
脳がクールダウンして、冷静になれます。

 

ウソをつく相手に対して
「醒めた」となるのは、事実が
理解できるようになったことで
脳が冷静になり、ものごとを客観視できる
ようになるからです。

 

また、ウソついたのが、信頼を置いている
相手であればあるほど、「裏切られた!」
という怒りがこみ上げてきます。
脳は本人だけの特別仕様です。

 

それぞれの人が異なる脳構造を
持っていることになります。
そのため、同じものを見ても、
見る人が違えば認識が異なるのです。

 

そのことに思い至らず、たいていの人は、
「同じ経験を共有している人とは、
同じ認識を持っている」と考えがちです。

 

ところが、いざ話をしてみると、
同じだと思っていた相手の認識が自分とは
微妙にずれていたりする。

 

このとき
「まあ、そうだよな。人と自分は違うから」
と思えればいいのですが、
脳構造の違いから事実認識が人によって
異なることを知らない人の脳は、

 

不安や疑問を感じて「対処できない!」
となってしまいます。
極端な言い方をすれば、こちらが勝手に
相手に期待をしていたということだけ
なのですが、

 

そのことが分かったとしても、
相手への期待や信頼を手放すことは
簡単にはできません。なぜなら、
生き物として立てた予想が裏切られることは
死を意味します。

 

例えば、エサがあると信じて移動した場所に
何もなかったら餓死してしまいますよね。
人間が集団生活を営む動物である以上、
「群れの誰かを信頼したい」という思いは
本能に根ざしたものだと考えられます。

 

安心して生きるためには、
予想は当たって欲しいと思うし、
誰かを信じたいと思うのは
自然なことなのです。

 

だとすると、過去の記憶と、
相手の行動が異なった時に怒りを感じるのは
正常な反応ではあるのです。

 

だからこそ、親しい相手ほど
「自分は自分、他人は他人」と自他を分けて
考えることが大事なんですね!

 

平気でウソをつく人などイライラさせられる
困った性格の人と上手に付き合っていく方法
のポイントはわかりました。

 

では、実際、困った性格の人と
上手に付き合えている人と
振り回されてしまう人との違いは
どこにあるのでしょうか?

 

実は、これはとても単純なことで
普段から意識しているポイントが異なる
だけなのです。

 

先に紹介した加藤俊徳氏によると、
人が怒るのは「自分は困っている!」という
サインだそう。
この「自分を困らせるもの」の大きな要因の
ひとつに、「思い込み」が挙げられる。

 

「~べき」「~はず」というのが思い込み。
他人や世間に対して、「~べき」「~はず」
と考えている自分に気がついたら、
まずはその言葉を、自分の内側から
削る習慣をつけよ。

 

「自分は~をするとよいと思う」
と言い換える習慣をつける。

 

他人の都合を考えられるようになれば、
自然と思い込みをリセット
できるようになるそうです。

 

なるほど!
自分の「思い込み」が激しければ、
激しいほど、相手にも期待してしまい、
結果、期待が外れたときに
イライラしてしまうというわけですね。

 

また、非常識な人
(自分が当たり前だと考えているルールを
無視する人)に対しても、

 

「(自分の過去の記憶から)
相手はこう動いてくれると思っていたのに
裏切られた」ということで
苛立ちが生じます。

 

このイライラを鎮めるもっとも簡単な方法は
「自分は、予想が外れたせいで
困っているんだな」と自覚することです。

 

つまり、このような
「思い込み」を手放すためには、
普段自分が何に意識を向けるかここが
何より重要になってきます。

 

なお、シンプルパフォーマンスセラピーは
ネガティブな感情を誰でも簡単に
手放すことができるので、自然と自分の中の
意識が変わり物事を前向きに
捉えられるように変化します。

 

「~べき」「~はず」といった思い込み
過去に失敗した経験
親から言われてきた偏った考え

 

このようなネガティブな「思い込み」を
手放すことができれば今までは他人に
向いていた意識が自分に向くようになり、
周りの言動に振り回されることも
なくなります。

 

また、1日3分のセルフケアのため
忙しい方でも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます!

 

自分でも気づかないような
「思い込み」を手放して
人間関係の悩みを解決したい方は

 

ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね♪

 

【執筆者:瀬戸里美】

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