～自分の価値観は刷り込まれたものだった！？～
忙しく働く現代人こそ
日々の心のケアとして自分なりの
感情のコントロール法を心得ておくことは
とても大切なことです。
ところが多くの人は、正しい心のケアが
わからずに自己流に走ってしまい
誤った対処法を繰り返しています。
たとえば、人は、怒りの感情や、
ネガティブな感情を表現することを
恐れていることが多いです。
「それは嫌」「やめてほしい」
「したくない」といった感情です。
それを伝えると、
相手が不機嫌になったり、傷ついたり、
その場の空気がおかしくなることを
恐れます。
だから、つい我慢してしまう。
そんな経験はありませんか？
しかし、自分の不満や悲しみを
我慢し続けていると、
だんだん心の中にたまってきます。
だんだんたまってくると、
悲しみという感情は、体の中で発酵したり、
匂いを放ったりして熱を帯びてきます。
すると、だんだん怒りに
変わってくるのです。
そして、とうとう最後には「ドカン！！！」
と大爆発を起こすのです。
今回は誤った怒りの対処法で
悪循環に陥ってしまう
この原因を究明すべく、
こちらの本を読んでみました。
心理カウンセラーとして著名な方なので、
ご存じの方も多いかもしれませんね。
独自の視点で書かれた興味深い一冊です^^
初心者でも、とても読みやすい
内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね！
心屋仁之助の
「もうイライラしたくない！」
と思ったら読む本
心屋仁之助（著）
こちらの本によると、「ない」と思ったとき
人はイライラするそうです。
どんなイライラにも共通する
たった一つのことは「減ったとき」
だというのです。
この「減ったこと」とは、
具体的にどういうときかというと、
時間が減った、お金が減った、損した、
お腹が減ったというようなときです。
そういうときはイライラしやすい。
飢えたケモノのようですね。
また、人間関係からくるイライラも
何かが減っています。
例えば、自分の意に反した行動をされたとき
ひどいことを言われた、バカにされた、
無視された、理解されない、
こんなときに
人はイライラすると思いますが、
これは「愛情」や「認められること」
が減るのです。
無視されたときは「存在価値」が減る。
また、バカにされたときは
「自尊心」が減るのです。
そう、心は「減る」のです。
そして、不思議なことに、
何が減ってイライラしているかを認識すると
イライラは収まってきます。
なるほど！「心が減ったとき」に
イライラしてしまうのですね。
ちなみに、イライラを減らす方法の一つが
イライラしたときに「何が減るんだろう？」
そして「何が怖いんだろう？」
と自分に問いかけてみることだそうです。
そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが添えられています！
「やってはいけない」をやってしまう。
私たちの行動は、潜在意識と意識によって
司られているが、二つを比較すると
潜在意識が圧倒的に強いといわれている。
潜在意識には、過去に経験してきたことや、
意識しないでもできるように習慣化されて
訓練されたもの、自動のプログラムが
大量に組み込まれている。
なので、意識と潜在意識が
引っ張り合いの綱引きをすると、
意識はいとも簡単に負けてしまう。
ましてや「してはいけない」と思うことで、
そこに焦点を当てることになり、
パワーが集中する。
怒ってはいけない
失敗してはいけない
嫌われてはいけない
禁止されていると、窮屈で固くなって、
心がカチカチになるから苦しくなって
イライラする。
そして何事もうまくいかなくなる…。
では、
そんなときはどうすればいいのでしょうか？
答えは、すべてを「いい」に変えること。
「禁止」を「いい」に変える、
口に出すことで、「許可」に変える。
すると「緩む」。
「いいよ」「していいよ」「やめていいよ」
と、「今の自分の状態」を認めてあげる。
そう、自分で認めてあげることだそうです。
人は認められると、安心して、ほっとして、
うれしくなる。
そうやって心を緩めていくだけで、
イライラも恐れも不安も
減っていくそうです。
ただ、やはり
日常には「イライラ」があふれています。
なので、誤った方法で解決しようとしても
悪循環に陥ってしまうだけで
なかなかうまくいきません。
ですから、正しい方法で
日々のセルフケアを行うことが大切ですね！
では、具体的にどうしたら良いかというと
例えば、イライラや不安の原因となる
☑会社での人間関係
☑過去の失敗、トラウマ
☑将来に対する不安
これらを取り除くことで
イライラしてしまうことは激減します。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
イライラの原因となる
ネガティブな思い込みを
1日３分のセルフケアで
簡単に取り除くことができるので
一時的なマイナスの感情だけではなく、
イライラや不安の根本から
解決することができるのです！
ネガティブな思い込みは
「価値観」「常識」といわれるものから
生まれます。
そして、それは、そのほとんどが
親や肉親からもらったものです。
学校や塾の先生、友達の何げないひと言、
テレビや本、ということもあります。
このような価値観は、分別のつかないうちに
もらって（学んで）刷り込まれているから、
それが自分に合っているかどうかなんて
「疑わない」。
疑っていないから、思い込んでいる
ということさえ気づかない。
その刷り込まれた価値観を、
乗り越えていこう。
そして、勇気を持って、新しい、
自分の価値観で
生きて行きたいものですね！
そのためにもオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^
【執筆者：瀬戸里美】
