とにかく周りの幸せ優先! そもそも「自己犠牲さん」って?
自分より他人を優先してしまう
「自己犠牲さん」は、文字通り
”人のために自分の
何かを犠牲にすること”
を指します。
例えば、
自分の休みを人のために使ったり、
仕事でも人の仕事を手伝っては
自分の仕事は家に持ち帰ってやるなど。
人の人生までも生きてしまうような、
自分は後回しという状態の人です。
自己犠牲で動いてしまう人は、
優しさで相手を優先していることも多く、
一概に悪いことではありませんが、
知らず知らずのうちに、我慢をしたり
多くのストレスを感じてしまう人も
多いのです。
では、やめたいのにやめられない!
「自己犠牲さん」を大きく
2つに分けて見ていきましょう!
アナタはどっち?「満足!タイプ」と「疲弊。タイプ」
大きく分けて
2つの自己犠牲さんを見ていきます。
①「とにかくやってあげたい!」
満足タイプ
とにかく人の喜ぶ顔をみたり、
感謝をされたりすることに満足し
自分を満たす「自己満足」タイプ。
自己満足さんに関しては、
無自覚に好きで自己犠牲が
働いている状態なのです。
②「本当はやりたくない・・・」
消耗タイプ
断れなかったり、
もう癖になってしまっていて
やりたくないことも全部を引き受け、
あわせてしまう「消耗」タイプ。
最初は自己満足だったのが、
範囲を超えて他人を優先した結果、
自分の精神が消耗して、ストレスが
溜まってしまう状態です。
アナタはどちらのタイプでしたか?
一見、自己満足さんは大丈夫に見えますが、
「自己犠牲」に変わりません。
いつか消耗タイプに変わってしまう
可能性もあるということを
ぜひ覚えておいてください。
その上で、特に要注意なタイプは
消耗タイプです。
「本当はやりたくないのに、断れない」
「自分がやってあげないと、いけない」
「周りに合わせるのはもう疲れた…」
行動とは裏腹に、
心が助けを求めている状況なのに
なかなか変わることはできません。
やめたいのにやめられない。 献身的に他人を優先してしまう原因。
ではなぜそうなってしまうのか、
原因を見ていきます。
まずは、
”我慢することが
当たり前になっている”
ということです。
自分の気持ちを押し殺して
我慢してしまう時は、
・場の雰囲気を乱したくない
・自分の事より他人がとにかく1番!
・自分の意見を言えない
といった、自分の気持ちより他人が
「どう思うか」を優先する時に生じます。
幼い時からの教えや成長過程での
何らかのキッカケから、
自分の事は後でいいんだと思い、
無意識に我慢が当たり前となり
癖になった可能性があります。
特に幼い時から我慢の癖が
ついているのだとしたら、
例えばきょうだいで、
「お姉ちゃんなんだから!我慢しなさい」
とか相手のために我慢した経験が
そのまま今に影響している可能性は
大いにあります。
なので自分が我慢をし、
つい他人のために何かをしてしまう
というのは無意識に反射的な習慣に
なってしまっているのです。
次に自分に対して素直になれず
”こうあるべき!”と
制限をかけてしまっている場合。
例えば、自分が我慢している時に、
罪悪感なく相手に何かを
やっている人に対して、
「ずるい!」
「自分はこんなに我慢しているのに」
「いいな~」
と比べて落ち込みます。
それは、心の中に
「自分を優先してはいけない」
「勝手な事をするべきではない」
という思いがあるからです。
それが、自分の気持ちの
”我慢”や”犠牲”に繋がります。
更に、義務や制限を感じることで、
本当の自分の気持ちを心の奥深くに
閉じ込めてしまいます。
どうしたいの?と聞かれても、
分からない…となってしまうのも、
毎日、自分の気持ちに蓋をして、
聞こえないようにしてきた結果なのです。
では、自分の気持ちを優先する人と、
我慢する人、両者の違いは
どこにあるのでしょうか?
実は、これはとても単純なことで、
普段から意識しているポイントが
異なるだけなのです。
いつも我慢をしている人は、
自分の事は後回しで
自分の心の声をきいていない、
また、耳を塞いでしまっています。
何かがしたい!のような
好奇心だけでなく、嫌だなあと思った
ネガティブな感情も無視してしまいます。
一方、好きを優先する人は、
✔心の声を聞く
✔適度な境界線を持つ
✔”〇〇べき”から”〇〇たい”へ
✔幸せになっていい自分と許す
このような意識を持っています。
自分を大切にすることができるので、
義務ではなく本当の意味で他人も
愛することができるようになります。
他人に意識を向け自己犠牲をはかり、
消耗するのではなく
自分がどう感じるか!
相手は相手と区別する!
ここが何より重要になってきます。
他人との境界線がポイント! シンプルパフォーマンスセラピーで 変われる一手をお伝えします!
では「自己犠牲さん」は
どうしたらいいのかというと、
とってもシンプル!
こうあるべき!という
自分の癖を手放し、
優先してしまう相手と自分を
分けて考えるだけなのです!
それがたった3分で手に入るのが
シンプルパフォーマンスセラピー!
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
他人との間に心の境界線を引き、
意識を自分の内側に向けられるので、
「自分ばっかりこんな思いして…」
「やってあげなきゃ」
「私が我慢したらいいんだ」
「こうあるべきだ」
このような思い癖を
手放すことができます。
そして、いつの間にか意識が変わり
自分の感情を大切にすることが
でき、自分のことを愛する事が
できるようになります。
また、1日3分のセルフケアのため
忙しい方でも習慣に取り入れやすい
簡単なスキルになっています!
相手のために・・・がいつしか
自分の身を削ってしまうほどの
「自己犠牲さん」。
自分の人生を放置して、他人の
人生を生きているような状態では、
一生を「我慢」と「犠牲」の上で
相手のために尽くしていかなければ
なりません。
なので、
他人を優先すことをやめたい人、
感情を抑えつける癖のある方は、
シンプルパフォーマンスセラピーの
スキルを参考にしてみてくださいね!
▼我慢する癖のある方に参考にして欲しいヒントを届けます!