「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」を読めば他人との適切な距離感をつかむことが出来るようになる!!

~人の悩みの9割は人間関係~
心理学者のアルフレッド・アドラーが
語った言葉です。

 

職場はもちろん、家族や夫婦、恋人、
友達、ママ友、ご近所づきあいなどなど
考えてみれば、人は多くの人と出会い、
関わります。

 

そこで生じる悩みは、
数えきれないほどとなるのは当然で
ということは、良好な人間関係を築ければ、
90%の悩みがなくなるということです。

 

では、そんな方法があるのでしょうか?
もしあるなら、知りたいですよね。
タイトルから気になったので
こちらの本を読んでみました。

 

敏感過ぎるあなたが
人付き合いで疲れない方法
著者 根本裕幸

冒頭にカウンセラーである著者が
今まで受けてきた相談が書かれています。

 

「人との距離感がわからない」

 

「いつも相手の顔色をうかがってしまって
言いたいことが言えなくなる」

 

「人との関係がぎくしゃくすると自分が何か
したんじゃないかと思って不安になる」

 

「相手の反応に振り回されて、
人間関係に疲れてしまう」

 

「良かれと思ってやっていることが、
相手には重たく感じられてしまうみたい」

 

「いつも人間関係が原因で仕事が
うまくいかなくなる」

 

「好きな人がいるけれど、
どうやって近づいていいのかわからない」

 

「つい他人を干渉しすぎて
嫌われてしまうことが多い」

 

どうでしょう。
誰でも一つは当てはまりますよね。

 

この本には
こういった悩みを持った人の多くは
人の気持ちがわかる感受性の高い人、
心がとても優しい平和主義な人であると
書かれています。

 

そして、そういった方々を「敏感過ぎる人」
と表現しています。

 

何故、相手との距離感がつかめないのか、
他人軸になってしまう理由など、
まずは根本を解説してそれをどう
直していくのかをとてもわかりやすく
教えてくれています。

 

自分を守る距離感のレッスンとして
第1章から第7章まであります。

 

イラストや四コマ漫画も入っていて、
自分のあるあるをちょっと
笑ってしまいながら楽しく、
知らず知らずのうちに解決策を
学べる内容になっています。

 

この本によると、
疲れない人間関係をつくるには、
自分軸で行動する癖をつけなくては
ならないのだそうです。

 

自分軸になるには、相手との間に明確な
線を引く必要があるということです。
その線はバウンダリーといいます。

 

バウンダリーは幼少期からの
人との関連性の中で培われていくので
親子関係に問題があったり、
小学校時代にいじめにあったり、
転校を繰り返したり

 

という経験が多かった人には、
バウンダリーがわからなくなることが
多いという傾向にあると書かれていました。

 

そして第4章には、バウンダリーの
観点からも私たちの人間関係をつくる
母親の壁と題して、
母との関係が影響していることを
詳しく書かれていますので必見です。

 

私たちのコミュニケーション能力はなんと
お腹の中から鍛えられているというのです。
私たちはお腹の中にいるときから
父や母の言葉を聞いていて
そこからエネルギーを得ているのだと。

 

なるほど、胎教についてはいろいろな
ところで大切だという話は聞きますが、
まさか、大人になってからの
人間関係能力にまで、影響しているとは
思いませんでした。

 

そしてこの本にはさらに、
社会生活だけではなく結婚生活や、
嫁姑問題のこじれた関係の直し方が
書かれています。

 

著者は、「人間っていいですね」
といえる自分になれるように
「まずは自分次に相手最後に2人の関係性」
という順番が大切だと語っています。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
1日3分のセルフセラピーです。

 

たった3分行い、心を整えることで
自分を取り戻し、自分と相手との間に
気づかれることなく境界線(パウンダリー)を
引いていい関係性を築くことが
出来るようになります。

 

さらに、お腹の中にいたときから、
生まれてから、そして子供のころからの
環境で出来上がってきてしまった
他人軸癖を自分軸に取り戻せるのです。

 

そんなシンプルパフォーマンスセラピーを
体験会で実践してみてくださいね。

 

【執筆者:小林由利】

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