～となりの芝生が青く見える理由を大解明～
インターネットを使って
気軽に発信したり交流できるＳＮＳ。
今となってはもう、遊びにも日常にも
欠かせないツールであると言えるでしょう。
写真を投稿するだけで、
世界中から「いいね！」と言われる。
あまりにも気軽につぶやいたり
投稿ができるため、正しくない情報までが
流れてしまったり、普通なら口にしない、
外には見せないようなことまでを
気分で書き込んでしまいがちです。
そして、ＳＮＳを始めるとどうしても
「いいね！」の数や、フォロワー数と
他人の反応や注目が
異常に気になるようになりますよね。
みんなに「注目されたい」と
依存症のようになる人もいるようです。
何も自分と正反対の人と自分を比べて
「あの人はいいよねえ」などと
うらやましがる必要はなく、
「私の持ち味をそのままで生きられる」
環境を作っていけば、それでいいのです。
だからと言って、ＳＮＳをやめれば
何も気にする必要はなくなるのですが、
わかっていてもやめられないのが現実です。
なぜならば、いったん始めてしまうと
突然やめた場合、「何かあったのかな」
「もしかして上手くいってないのかな」
など、あることないことウワサに
されてしまったり・・・。
ということがあるから
わかっているのにやめられないのです。
だから余計に苦しいのです。
みなさんもこんな経験ありませんか？
特に女性は、ママ友や会社の同僚、
学生時代からの友人などから
結婚や子どもの話、仕事や恋愛が順調
と聞くたびに、無意識のうちに
自分と比べてしまっています。
私って孤独、私ってひとりぼっち、
と思っている人はきっと
「私、家族や友だちがたくさんいるの」
と言う人がうらやましくて仕方ありません。
今回は、頭ではわかっているのに
どうしてもやめられない原因がわかる！
こちらの本をご紹介させていただきます。
“やめたいのにやめられない”
人間の心理がわかる興味深い一冊です^^
男性にも女性にも、共感できる
とてもわかりやすい内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね！
「比べずにはいられない症候群」
香山リカ 著
こちらの本によると、
やめたほうがいいと頭ではわかっているのに
やめられない。一度は離れても、
また元に戻ってしまう。
精神医学ではこれを
「依存」や「嗜癖」と呼んだりして、
一種の病気と考えるそうです。
“やめたいのにやめられない”のは
病気だったのですね。
さらに、
内心では「なんだ自慢かよ！？」と思っても
「えー、それって大変ねー」などと
同情したフリをする。
あるいは、
相手の自慢にまんまと乗ってあげて、
「うらやましいわー、ウチなんて○○よ」
とプアなふりをして笑いを取る。
これは、心理学では
「過剰適応」と呼ばれているそうで、
わかりやすく言えば、
空気読みすぎ、合わせすぎ
のことだそうです。
そしてこの「過剰適応」は、
それをする人にとっては、
大変なストレスになるそうです。
誰からも嫌われたくない
と思うのは当然かもしれませんが、
そこから「過剰適応」になり
ストレスがどんどん強くなる。
ついには自分や他人に
それが向かってしまうことには
注意が必要です。
私たちはひとりで生きているのではなく、
毎日、家族や友だちと触れ合いながら
いろいろなことを考えて生きています。
テレビや雑誌、ネットからも
たくさんの情報が押し寄せます。
その中で、他人をすべて排除し
「自分の頭と心でしっかり考える」
というのはとても難しいことです。
ふつうの比較から始まっても
比べあいはあっという間に現実を見失い
空想や妄想の相手と自分を比べてしまう。
自分にないものは実際以上によく見える
それだけのことなのです。
いつも比べあいの相手は、
自分より幸せな人、うまくいっている人。
しかもその相手が本当に幸せなのか、
完全にうまくいっているのかも
はっきりとはわからないはずです。
そして、こちらの本では
はっきりと下記のメッセージが
添えられています！
人間は誰だってひとりだし、孤独なもの。
ただ、そこから目を背けて
「私って人気者ね！」と思い続けるか
それとも自分の孤独としっかり
向き合えるか。ここで差が出るのです。
そして、昔の自分との比べあいは
いつまでも続き、絶対に
「いまの自分」が勝利とはなりません。
まったくの無意味なのです。
過去の自分といまの自分は
ひと続きの同じ人間です。
過去の自分は、自慢や誇りのネタになる
自分の一部でしかないのです。
結局、人間はないものねだりで、
ときにマスコミやブームに踊らされながら
こうやって生きればいいんだ、と思い込み
その通りにしてみたり・・・
そしてまわりと比べあって
勝った、負けたと騒いでいるわけで、
他人に人生を振り回されているのです！
では、具体的にどうしたら
比べあい地獄から脱出できるのかというと、
例えば依存してしまう原因となる
✅孤独感
✅人間関係
✅過去に形成されたトラウマ
これらを取り除くことで
依存することを激減させてくれます。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
依存してしまう原因となる
ネガティブな思い込みを
１日３分のセルフケアで
簡単に取り除くことができるので
一時的な依存の解消ではなく、
依存の根本から
解決することができるのです。
そして他人に合わせようとしなくても
自分の感情をコントロールし
孤独に負けない強い心を作ります。
この先の長い人生、
本当の自分と向き合って、
自分が心から幸せだと思う方法で
みんなそれぞれに幸せになりましょう！
そのためにも
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にお越しくださいね^^
【執筆者：白坂理生】
