最近、「コミュ障」というワードを
良く聞く機会が増えましたが、
一般的なコミュニケーション障害とは、
異なり、
俗に言う他人との関わりを避けたり、
他人に無関心な傾向や他愛もない雑談が
苦痛であったり、とても苦手な傾向がある人
に対して使われているようです。
「昨日ドラマ見た?」
「私は、俳優のA君が好きなんだけど、
なんか可愛いくない?」
「え~。私は、A君よりやっぱりB君かな。」
こんな会話に入っていけないと感じたり
「そうなんだ・・。」と聞き役に徹する。
何かを発表する時にあがってしまい
頭真っ白になってしまったり、
異性に声かけられて、動転してしまうことも
あります。
コミュ障を抱えている方で発達障害が
隠れていることもあるようですが、
ここでは、内向型の人に注目していきます。
内向型の人は、2~3人に1人います。
あなたの周りの家族や友人にも
いらっしゃるでしょう。
内向型については、性格ではなく
気質として捉えられています。
集団行動が苦手であったり人付き合いが
苦手で聞き役に徹して
自分の思いが伝えられなかったり
家に帰ってから1人反省会を開催したり
周りに多くの人がいる時、音や光で
集中することが難しかったりする人も
いるのです。
その一方で、とても思慮深く、
協力的であったり、アイデアや想像力が
豊かでクリエイティブな才能があり、
物事を深く多角的に考える力があります。
では、外向型の人と
何が異なるのでしょうか。
デフラ・ジョンソン博士が内向型と
外向型の人を集めてPET
(陽電子放出断層撮影法)を用いて
脳の活性化している部分を特定する
実験を行った結果、
内向型の人の脳は、脳への血流量が
外向型の人よりも多く、血液が流れる
経路もより複雑で内部に集中して、
記憶や問題解決をする、計画を立てることに
関与した脳の部分へ流れていったそうです。
思考や感情に精力が注がれています。
つまり、脳内の働き方が異なる
ということですね!
それを知ることで、ご本人さんも
人と比較する必要もなくなりますし、
周りの方へ理解して頂く手助けにも
なるでしょう。
ただ、家に帰って一人反省会を
延々と続けてしまったり、
自分へのダメ出しは、あまり本人さんも
辛いですし、
ネガティブな感情に浸る時間は、
今後のため、自分のためにも
短くすることができれば浮上するのも
早くなりますし、フラットな感情になると
自然とポジティブな感情になりやすいので、
お薦めしたいのが、
シンプルパフォーマンスセラピーです。
自分の気質を理解し、自分を別の視点から
みることができるようになります。
セラピーというと、人に施術してもらう
イメージを持たれる方も
みえるかもしれませんが
自分1人で行えますから、ひとりでゆっくり
気兼ねなく取り組めます。
是非体験してみて下さい^^
【執筆者:木下里佳】