「空気を読む」はネガティブな思い込み!「空気を破る」スキルを磨こう

今でこそ、
シンプルパフォーマンスセラピーの
スキルを習得したことで
“自分は自分 他人は他人”という
自分軸が身につきましたが、

 

スキルを習得する前には周囲からの目や
自分がどう思われているのかが気になり
必要以上に空気を読んでしまうような
毎日を送っていました。

 

職場に苦手な上司がいたのですが、
その上司がいる時なんて、
特に私の見えないレーダーがあちこちに
アンテナを張りまくり!!

 

ただでさえ体力勝負な仕事なのに気疲れで
身体も心も疲弊しきっていました。

 

ただ疑問に思ったことを尋ねるだけなのに

「今、忙しそうだから聞いても
答えてくれないかな」

「今機嫌悪くないかな…?」

「こんなこともわかんないの?って
怒られたらどうしよう…」

 

と頭の中では起こってもない
ネガティブ思考がぐるぐる…

 

上司からも
「人の顔を伺いながら仕事してるよね」
と言われてしまったこともあります(笑)

 

「周りをよく見て
空気を読んで行動しないと…」
という意識が空回りして勝手に相手の考えを
自分の思い込みでマイナス思考に捉え、
自分で自分を疲れさせていたのです!

 

今振り返ってみても、あの時の自分は
一見周りの空気を読んで客観的に
相手を捉えているつもりでしたが、

 

考えていることはすべて
「自分が怒られないか」どうか。
主観的にしか
考えられてなかったのです。

 

今回は以前の私がなぜこんなにも
必要以上に空気を読みすぎてしまうのか
この原因を究明すべく、
こちらの本を読んでみました。

 

思い込みにとらわれてしまった原因を
歴史とも関連づけられており、
納得しっぱなしの内容だったので
少しだけ紹介させていただきますね!

 

著者の篠原信さんの本は人間の心理が
とてもわかりやすく書かれていて、
つい手に取ってしまう表紙も魅力的です!

 

「思考の枠を超える」
-自分の「思い込み」の外にある
「アイデア」を見つける方法-

著者:篠原 信 さん

こちらの本によると、
行動を決定する前にすでに
心に抱いてしまっている思考の枠組みを
「思枠」と呼び、それを分析し
対策を考えられたことが書かれていました。

 

この思枠には、とっさの行動のような
一次的なものもあれば、生まれてから
場合によっては死ぬまで私たちを
支配するものもあるそうです。

 

つまり、私が過去上司と話す前に
いろんな思考を心に抱いていた状態は、
まさに「思考の枠」に縛られていた
ということがわかりました!

 

さらにこちらの本から、日本人は
「空気を読む民族だ」とよくいわれる
理由についてもわかりました!

 

今でこそ諸外国に比べると
「日本人は空気を読みすぎている」
と言われていますが、
「空気の研究」によると、
(文春文庫の著者である山本七平氏)

 

明治ごろまでの日本人は「空気を読む」
のを恥としており、むしろ
「いかに水を差すか」を意識していた
といわれているんです。

 

明治維新の人間たちの作品は空気を読まない
話であふれているんだとか ^^

 

ではなぜ日本人は
「空気を読む」という名の思枠に
縛られるようになったのでしょうか…

 

この本によると
軍隊での鉄拳制裁が原因ではないか
といわれています!
※鉄拳制裁:固く握った拳を用いて
殴って懲らしめること

 

日本は明治維新以降、成人男性はみな
兵役に着くようになりましたが、元々は
喧嘩も嫌いな人が多い庶民でした。

 

日露戦争でも逃亡兵が続出したと
いわれています。

 

それに怒った軍幹部が、鉄拳制裁を
推奨するようになり、上官の命令には
絶対に従うように訓練させられてしまう
ようになったのです。

 

それ以後、必要以上に空気を読み、
「空気を読むこと」に支配される国民性
となった可能性があるそうです。

 

そんな空気を読みすぎてしまう
国民性ゆえに、「戦争には反対だった。
けどとても当時は戦争に反対できるような
空気ではなかった。」といった人が
数多くいたとも言われています。

 

そんな状況を繰り返さないためにも、
「水を差す」技術、「空気を破る技術」を
身に付ける必要があるとこの本では
語られていました!

 

これは昔も今も変わらず
必要な技術ではないかと思います!

 

過去の私が起こってもない
ネガティブなことを想像する前に
「空気を破る」ことができていたら、
あんなに心身ともに疲弊することは
なかったでしょう(^^;

 

そのためには「空気を破る」ことができる
強い心を磨いていく必要がありますよね!
では、具体的にどうしたら良いかというと
日々、心のセルフケアを行うことです!

 

例えば私の例でいうと、上司に
苦手意識を持ち、なかなか話しかけられない
根本的な原因となる

 

過去に怒られた・注意された記憶
また怒られるのではないかという不安
相手が今何を考えているのだろう
という思い込み

 

これらを取り除くことで
上司の顔を伺いながら
「空気を読んで仕事してしまう」
ことがほとんどなくなりました!

 

 シンプルパフォーマンスセラピーでは、
「空気を読みすぎてしまう」原因となる
ネガティブな思い込みを
1日3分のセルフケアで
簡単に取り除くことができるので

 

苦手な人に話しかけるときにも
フラットな感情で
接することができるようになります!

 

そして
「空気を破ってもよいのだな ^^」と思える
周りの目を気にしない強い心を
自分で手に入れることができるのです!

 

空気を読みすぎてしまって
自分が損してしまうことはやめて
空気を破って自分がやりやすい環境に
自分でしていって下さいね!

 

そのためにも
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:松下琴音】

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