~変化は思い込みを疑うところから~
私たちの周囲には多種多様な
自分でも気づかないような
思い込みの種が転がっています。
環境や遺伝など変えられない現実を理由に、
「自分にはできない」
「変わることは無理」と思い込み、
挑戦を諦めている人もいれば、
「限界など知らない」
「もっとできる」と思い込み、
やり続けることができる人もいます。
どちらも思い込みですが、
両者の結果には
大きな隔たりが生じてきます。
心理学者であるアドラーは、
繰り返し言っています。
「自分を過小評価するな」と。
人間はあらゆる可能性を秘めていますが、
過小評価すると
自分で限界を決めてしまい、
諦める様になってしまします。
限界を決めてしまう理由の一つに
学校時代の成績順位の評価があります。
テストの点数という順位を出されたときに、
無意識に自分はこんなものだと
思い込んでしまう傾向にあります。
原因は頭脳の発達というより、
心理的な惰性にあるそうです。
「子どもたちが何度か試練にあった結果、
自分自身に制限を課し、
楽観的であることをやめる」
からなのです。
差がついた結果で持って、
自分や相手の才能や能力のせいにして
「自分にはできない」と
思い込んでしまう方が楽だからです。
では、その様にしてできた思い込みを
変えるにはどうすればいいのでしょうか?
まずはその思い込みを疑うところから
始めてみましょう。
本当にできないのか?
できる様になるまで、
努力や工夫をしただろうか?
そのやり方は自分に合った方法なのか?
「〇〇でなければならない」
「世間の常識として〇〇であるべき」
「普通は〇〇できるはず」
という自分以外の人が
作った価値観ではなく、
「自分にとってはどうなのか?」
を、考えてみましょう。
感じたことをありのままに
受け止めようとしても
その感情がわからない人もいます。
思春期以降、年齢が上がるにつれて、
社会でも認められるように、
「感じること」より
「考えること」に重きを置くように
求められる傾向にあります。
そのせいで気持ちよりも先に、
何が正しいのか、どうすべきか、
という思考が先行してしまうのです。
また、自分の感情を人に知られることも、
恥ずかしいと感じるかもしれません。
恥ずかしいと感じる裏には、
自己嫌悪が隠れています。
世間的にとか、自分の性格ではとか、
この年齢・性別でとか、
そこにも思い込みが蔓延っています。
好きなことを好きと、
嫌いなことを嫌いと認めてみましょう。
自分を受け入れることで、
自己肯定感が高まります。
高まれば、
不完全な自分も認める勇気が持てます。
アドラーのいうところの
不完全である勇気です。
不完全だからこそ、
できるところから始めればいいと
少しずつ前に進めるようになります。
「できない」という思い込みが
「できる」という思い込みに変われば、
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【執筆者:土居千鶴】