良かれと思ってやったのに裏目に出てしまうとき

~人のために頑張らない選択をしよう~

 自分が良かれと思ってやったことが
相手にとっては迷惑だった…
そんな経験はありますか?

 

相手が喜んでくれるだろうと思い込んで
したことが、実はおせっかいなだけだったと
後でわかったときは、ショックですよね。

 

自分は善意でやったことなのに
相手に受け入れられなかった
余計なことをしてしまった、
どこが悪かったのか、
自分がしたことが迷惑だったなんて、

 

と自分を責め、
相手も責めてしまうことになりかねません。
相手にとっては迷惑だったと
わかればまだ解決しようがあるのですが、

 

しているほうは、「良かれと思って」
いるわけですから、まさか相手が
傷ついている、自分が迷惑がられている
なんて1ミリも思わない場合も多いのです。

 

自分がされて、嫌だったこともあれば
知らず知らず、誰かにそういう行為を
してしまっていることだってありますよね。

 

それは人間関係にも影響していきます。
相手がどう感じているのかということまでは
正直なところわかりません。
いつの間にか、お互いが嫌悪してしまう
結果を生まないとは言いきれないのです。

 

夏目漱石の小説「三四郎」の中に
「人間はね、自分が困らない程度内で、
なるべく人に親切がしてみたいものだ」
という一節があります。

 

自分が困らない程度内 だったら、
誰かに親切にして自分を満足させたい
という気持ちがあるのでしょう。
つまり、良かれと思ってする行為は、実は
自己満足なところもあるのかもしれません。

 

また相手の気持ちを考えすぎて
先の先まで読んで自分の気持ちを
後回しにしてまでも、その人のために
何かしてあげようとするのはとても繊細で
優しい人ということも言えます。

 

自分が持っているものを
相手に惜しまず与えようとすることは
とても素晴らしい行為なのですが、
必ずしも、相手が自分と同じ価値観でいる
とは限りません。

 

自分が好きなものを、相手も必ず好きだ
というわけではありません。
相手が求めていないことをすると
迷惑がられてしまうのは
当然と言えましょう。

 

良かれと思ってしたことが
相手にとって迷惑だったのならば
シンプルに、相手が望むことを
してあげればよいのではないでしょうか?

 

どうやら迷惑がられた、と感じた時に
より頑張ろうとせず、
一歩下がってみることが
解決策の糸口になります。

 

失敗した!と感じた時に人は、
どうしてもその失敗を取り戻そうとして
より、頑張っちゃうのですが、
それは、相手の気持ちや状況を
無視することになります。

 

善意というものは、行き過ぎると
押し付けになってしまいます。
親切は押し売りになる場合もあります。
必ず相手の状況を見極めることが必要です。

 

自分がやろうとしていることが、
ただの自己満足であって、
相手がどう思おうと構わない
というのであれば、結果がどうであれ

 

自分が傷つくことはありませんが
相手のためを思ってするのですから、
喜んでもらえないどころか迷惑がられたら、
それは、自己肯定感を下げることに
繋がります。

 

ですから、もし、良かれと思ってしたことが
相手にとって迷惑だとわかったのなら、
一旦引いて、距離を置き相手の状況を冷静に
見極めてみましょう。
頑張ることを一回止めてみましょう。

 

 相手のことを真剣に考えているのなら
「ここまで」という境界線も
みえてくるはずです。

 

自分の考えをしっかり持っていれば
相手にとって必要かそうでないかを
見極めることが出来るようになるでしょう。

 

他人からの評価を一度諦めてみることも
大切です。
世の中には、いろいろな考え方や意見、
価値観が存在しています。

 

だから、他人に評価されなくても
自己肯定感が高ければ自分の行為に
自信を持つことが出来るようになるのです。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは
脳の中の思い込みを爆破し、
目の前の状況を冷静に判断することが出来る
心の軸が作れます。

 

物事のとらえ方そのものが変化し、
相手のためによいことか行うべきかの
判断もしっかりできるようになります。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは
1日たった3分で出来るセルフセラピーなので
どこでも、いつでも、行うことが出来ます。

 

継続していくことで、自分軸が作れ、
相手の評価で自分の価値を
決めるようなことがなくなります。

 

良かれと思ってやったのに相手に
迷惑がられたと思って落ち込んでいる方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね。

 

【執筆者 小林由利】

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