「自分の軸で生きる練習 オックスフォード・国連で学んだ答えのない時代の思考法」から学ぶ 自分で「決める」ことの重要性

~幸福度は自分で決められる!~

「もっと自分に正直にいきたい」
SNSやTwitter、YouTubeなど
個人が世界中に向けて自分を
自由に表現できるようになりました。

 

みんなで一緒に何かをする体験、
誰かの役に立つこと、
距離を超えて誰かと繋がることを求めて
自由に表現できる人が増えています。

 

日常に何気ないことを共感できたり、
好きなものや趣味を同じような感覚で
楽しむことができる仲間を見つけたり、
困っている人の声を拡散することで
役に立つことができたり。

 

反面、そういう願いを持ちながらも
そうはなれないとジレンマを
抱えている人も多くいるでしょう。

 

匿名で誹謗中傷を受けたり、
騙されて詐欺にあったり、
不確かな情報に踊らされたり、
様々な不安要素があることも事実です。

 

自分にとってはよかった!と思うことでも、
言われのない暴言を吐かれたり、
自分には価値の全く無いものが、
高値で取引されたり。

 

価値基準の多様性に、驚きと戸惑いを
感じざるを得ません。

 

国連が毎年発表している
「世界幸福度報告書」によれば、
日本の幸福度は年々低下し、
2020年には62位まで低迷しています。

 

社会的な安全性が高く、
金銭的、物理的にも裕福で、
表現の自由も保障されているにも
関わらず、一向に上がる気配はありません。

 

日本人の幸福度左右する要因はなんなのか
どうすればもっと良くなるのかを
知りたくて、こちらの本を読んでみました。

 

タイトルは堅そうですが、
グローバルな視点から書かれた
面白い本です。
少しだけご紹介させていただきますね。

 

オックスフォード・国連で学んだ
答えのない時代の思考法
自分の軸で生きる練習

著者:大仲千華

こちらの本によると、
幸福度を左右しているのは
自分のことは自分で「決める」ことが
キーポイントであると言っています。

 

2018年に何が幸福度に影響しているかを
神戸大と同志社大の研究チームが
突き止めた結果によると、

 

健康、人間関係に注ぐ要因として、
学歴や収入よりも自分の進路を自分で決める
自己決定が大きく影響していることが
わかりました。

 

自分の成績に見合うの学校、
とりあえず内定もらえた会社、
それなりの人生を流されるままに、
生きている人が多い
ということがわかります。

 

人生の優先順位や価値基準を含めて
何を大事にしていて、自分はどうしたいかの
「自分軸」が違うからこそ、
人にとっての最良と自分にとっての最良の
ギャップが反映されているようです。

 

自分で決めたことが、
自分の価値観に沿っている時には、
いい気分がして、物事も身体も
自然に動きます。

 

自分で決めたことに納得感があり、
決めたこと自体が自信になります。
少々の困難があっても踏ん張れます。

 

逆に自分で決めないでいると
「こんなはずじゃなかった」
「そんなこと聞いてなかった」
誰かのせいにしたくなります。
自分軸から遠ざかってしまします。

 

だからこそ、まず自分で決めて、
自分を満たす行動をしましょう!
日常生活の中で、わざわざ

 

「今日は自分の為に生きる!」
「他人に振り回されずに過ごす!」
などと、堅苦しく考えることは
あまりないと思いますが、

 

「健康のために、一駅分歩いてみよう」
「無理なお願いはちゃんと断ろう」
「A定食よりB定食にしよう」などと、
小さな決断は日々繰り返し行っています。

 

そのことにまず、意識を向けて
自分は決めることができていると
知ってください。

 

決めると言っても、何を決めたらいいのか、
わからない人は
まず次の質問をしてみてください。

 

「他人の人生を生きるか。
自分の人生を生きるか。」
きっと答えはもう自分の中に
あると思います。
勇気を持って進みましょう!

 

自分が何を大切にしたいのかを先に決めて、
理想を具体的にイメージすることで
自分軸をよりブレないものにしてくます。

 

決めることの重要性は伝わったと思いますが
慣れないうちは不安や抵抗感は
拭えないものです。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
決めることへの不安や抵抗感を
1日3分のセルフケアで
簡単に手放すことができます。

 

そして、理想とするイメージをより
鮮やかにワクワクとした気持ちと
一緒に自分の中に取り込むことを
助けてくれます!

 

時代の波に翻弄されず、
自分らしく活き活きとした
これからを過ごすためにも
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてください!

 

【執筆者:土居千鶴】

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