「最高の体調」から学ぶ自己観察力をつけてストレスと向き合う方法!

~感情の波に動じない「私」になる!~

今でこそ、シンプルパフォーマンスセラピー
のスキルを習得したことで “自己観察力”
身につきストレスに振り回されなくなった
私ですが

 

それまでは、ストレスを溜め込み過ぎる度に
感情のコントロールが効かなくなり、
ついつい子どもや夫に当たり、家の中に
不穏な空気を流す原因を作っていました。

 

ストレスの原因は、夫に話して協力を
依頼すれば解決できることがほとんど
でしたが、

 

『私は働いていない(育休中)から
家事は私がしないといけない』

『夜泣きがひどくて辛くても、
明日も仕事の夫に
迷惑をかけてはいけない』

などなど

 

「こうあるべき」を勝手に
自分に押し付けて
一人でストレスを抱えていました。

 

「助けて」と一言、言えば良いものの、
その一言が言えず、
そんな日々が続いていくと

 

『なんで私一人で、
家事を全部しなきゃいけないんだ!』

『夜泣き対応、1回くらい
変わってくれたっていいじゃん!』

『外で働くことが
そんなに偉いの?私はお世話係なの?」

などと、

 

そのストレス「夫のせい」と怒りを
湧き上がらせて、
夫の存在そのものを嫌って
しまうようになりました。

 

今、振り返ってみると、夫は何もしない人
ではなく、むしろ協力的な人でした。
『疲れているなら変わろうか?』と
声をかけてくれたこともあります。

 

でもその揚げ足をとるかのように
『変わろうか?って、あんたの子どもでも
あるのに何、その言い方(怒)』と
強烈な怒りを感じながら「別に大丈夫です」
と、自ら突き放していました。

 

怒りの感情がどうしても抑えられなかった
あの時の私は、どうかしていたと思います。

 

全てのことをネガティブに捉え、ストレス
原因を『自分で』作り出しているとも
全く思わず、むしろ
『なんで子育ても家事も頑張ってるのに
感謝もされなければ労いの言葉も
言われないんだ!!』と
ひねくれまくっていました。^ ^;

 

今回はストレスと向き合うための方法を
知るべく、こちらの本を
紹介させていただきます。

 

「最高の体調」

著者 鈴木祐

この本によると「マインドフルネス」の
感覚をつかむことで、ふと未来が不安に
なったり、感情の波に飲み込まれそうに
なった時にすぐに己を「観察者」のモードに
切り替えることができるといいます。

 

この、マインドフルネスの感覚について、
それはどのような感覚なのかを
認知行動療法の一つである
「タイガータスク」と呼ばれる自己観察の
手法で説明しています。

 

①目の前に大きなトラをイメージする

②トラのイメージを
変化させようとせず、ただ観察する

 

このタスクのポイントは、意識してトラを
動かしたり角度を変えたりしないことです。

 

慣れないうちは、
トラの頭を撫でたくなったり、
鳴き声を出させてみたりと、
様々なコントロールをしたくなりますが
ぐっとこらえてただ観察します。

 

何度か繰り返すうちに、
『勝手に動き出すイメージを見つめる感覚』
がつかめるようになります。これがいわゆる
マインドフルネス 』の感覚です。

 

このタスクでいうトラは、あなたの心に
生まれる恐怖や不安の象徴です。もし、
ネガティブな思考に襲われたらトラを
見つめた時の感覚を思い出してください。

 

すると、あなたの感情や思考はトラと
同じように勝手に目の前を動き回り、
それ以上は何もしません。さらに
観察を続ければネガティブな思考と感情は
勝手に消えるでしょう。

 

この時点で、あなたはネガティブの波
によってダメージを受けずに
済んだことになります。
と記載されています。

 

つまり、「自己観察力」を身につけることで
自分の今に目を向けられて、
感じていることや思考を観察する視点を持つ
ことができるため、その感情や思考に
飲み込まれなくなるということです。

 

感情に振り回されてしまうときは、だいたい
『私は怒鳴っているぞー!!!』と
思いながら、怒鳴っているのではなく
突発的な反応で、怒鳴る行為に出て
しまっている方も多いと思います。

 

そんな時に、「自己観察力」が身について
いれば怒鳴るという行動に出る前に
ストレスを感じている自分』を客観的に
みることができ、
振り回されない冷静さを
保つことができるというわけです。

 

私の場合、自分が精神的に参っていて
本当は、助けてもらいたい状態にも関わらず

 

☑️ 夫も疲れているかもしれない
☑️ 母親は頑張らないといけない
☑️ 家事育児をするのは当たり前、

 

と勝手な思い込みをして、自分を追い込み、
勝手にストレスを溜め込んで
イライラしていました。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
1日3分のセルフケアで、自己観察力を
高めていくことができるので、自分の感情や
思考に振り回されることなく、上手に
付き合っていけるようになります^ ^

 

また、ストレスの原因となる
ネガティブな思い込みを簡単に
取り除くことができるので、一時的な
ストレス解消法とは違って、根本的に
ストレスを解消することが
1日たった3分のセルフケア
できるようになるのです!

 

「母親はこうあるべき」など古い価値観が
はびこる世の中や、知らないうちに
自分自身に刷り込まれていた母親像。

 

これらは全て
シンプルパフォーマンスセラピーで
セルフケアすることで解決できます^ ^!!

 

『自己観察力』を身につけて、感情の波に
動じない「私」になりましょう♪

 

【執筆者:室屋梨沙】

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