ストレス社会と言われている今、
仕事、人間関係、子育てなど様々な理由で
心を悩ませている方が多くいます。
心に溜め込んだストレスは日に日に
私たちの心を蝕み、うつ病など心の病気を
発症する引き金となることがあります。
実際に日本では、
うつ病などの心の病気になる方が
年々増加しているといわれています。
厚生労働省が行なった平成29年
精神疾患を有する患者調査では、
躁うつ病を含んだ気分障害に該当する
患者が、約128万人もおり、
前回調査の平成26年からでも、
約15万人、増加しています。
(参考 厚労省HP)
また、うつ病の発症には、
ストレスが大きく関係している
といわれています。
「心が弱いとストレスがかかりやすい。
だからうつ病になりやすい。」
と考える方もいるかもしれませんが、
ストレスは「心や体にかかる刺激や負荷」
を指します。
つまり、人によっては思いもよらない
出来事がストレスとなる場合が
あるのです。どんなことにどれくらい
ストレスを感じるかはまさに人それぞれ。
自分がストレスだと感じているのに
その気持ちを放置して、
負荷をかけ続けることが
どういう結果を生むか、、
安易に想像がつきますね。
最近、ある有名女優の方が自死された
ニュースで話題となった「産後うつ」。
産後うつは、赤ちゃんを産んだママに
現れるうつ症状を指します。
ホルモンの乱れや睡眠不足、
日々の育児への不安やストレスなどの
感情的な問題が主な原因となるようです。
赤ちゃんが産まれた1~3週間後に
症状が現れるのが一般的ですが、数ヵ月後や
1年後に発症する場合もあります。
東北メディカル・メガバンク機構による
研究では、産後1ヶ月後と1年後に
「エジンバラ産後うつ病質問票」を用いた
調査を行った結果によると産後1ヶ月時と
1年時に同程度の割合でうつ症状が見られ、
産後1ヶ月時ではうつ症状がなかった人が、
産後1年時には症状があったケースも
報告されています。
産後うつの例をとって、お話ししましたが、
心の病気はいつ誰がなっても
おかしいことではありません。
いじめなどの人間関係、
仕事の責任による過度な重圧、
今で言えば、
コロナウイルスによる不安の蔓延など、
人それぞれ、様々な理由によって、
心に負荷がかかっています。
日本は、アメリカなどと違って、
心のケアのために病院に行くことが
敬遠されがちです。
周囲の目を気にしてしまう村社会文化的な
ルーツが原因なのかもしれませんが、
メンタルケアに重きが置かれていないのは
周知の事実だと思います。
なので、現代を生きる私たちは
心の病気になる前に、
自分で自分の心を守る方法を身につける
必要があるのです。
では、実際に自分の心を守るためは
どうしたら良いのでしょうか。それは、
自分で自分の状態に気づき、
心が限界を迎える前に対処できる方法を
知ることです。
つまり、不安や疲れ、ネガティブな感情など
心の病の原因となる気持ちに自分自身で
気づき、それを対処することが重要です。
その方法の一つがマインドフルネス瞑想
というものです。
現在、アメリカの精神医療は、
日本とはずいぶん違います。
精神疾患の患者さんへの薬物治療が
日本では一般的ですが、アメリカでは
それを避ける傾向にあります。
なぜなら、脳科学アプローチが発展し、
薬などに頼らなくとも、心の不調を
改善できるようになりつつあるからだと
いいます。
マインドフルネス瞑想は、第3世代
認知行動療法と言われていて、
アメリカでは積極的に
取り入れられています。
瞑想と聞くと、日本では怪しいと疑う人が
多いのですが、マインドフルネス瞑想は、
怪しいと言われがちな宗教性が
排除されていて、より実用的に
なったものです。
脳科学の分野では、
このマインドフルネス瞑想が脳にいい変化を
もたらすことが実証的に確認されています。
マインドフルネスは過去や未来に
とらわれることなく、「いまここ」を
意識して大切にする感覚のことを言います。
この感覚が身につくことで、
自分の「今の状態」が感じられるようになり
例えば、仕事の人間関係が辛いと思っている
すごくイライラしている感情があるなど、
自分の状態を俯瞰して見れるように
なることで、
ストレスを溜め込む前に未然に
対処することができるようになるのです!
日々、忙しい毎日の中で
置き去りになってしまっている
自分自身の感情や身体の状態を
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今の私たちには必要不可欠なのですね。
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【執筆者:室屋梨沙】