「劣等感の裏口脱出計画!」から学ぶ繰り返してしまう劣等感を対処する方法!

~劣等感は努力だけでは脱出できない!?~

劣等感とは、自分に関する事柄について、
自分が他者よりも劣っていると感じる
感覚のことを言います。

 

『あの人に比べて私はできていない』と、
つい他者と比較して、
自己嫌悪に陥ってしまう瞬間って
誰もが経験したことのある
出来事ではないでしょうか?

 

それこそ、劣等感の元である
人と比べてしまうという行動は、
誰しもが持っている習性だともいいます。

 

ただ、その比べたことに対する
反応の度合いが劣等感を抱きやすい人は
強いということです。

 

学校の教育が始まると、
テストによって点数がつけられたり、
通信簿で、段階別に評価をもらいますよね。
運動会では定番の競争種目も
順位を決めるものです。

 

これらすべてが一概に良くないわけではなく
競争や比較によるメリットもありますが、
それに対する受け止め方を知らないと、
劣等感を強く抱いてしまうことが
多くなります。

 

そして、
なんどもなんども繰り返してしまう劣等感が
自分の無意識の中に定着してしまうことで、
自己肯定感や喜びを見出せないまま、自分の
人生を過ごすことになってしまいます

 

ではいったいどうしたら、
この比較してしまう癖を手懐けることが
できるようになるのでしょうか。

今回は、
人と比べてしまう癖から抜け出せず、
いつまでも劣等感に苦しめられる原因を
究明すべく、こちらの本を読んでみました。

 

初心者でも、とてもわかりやすい
内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね!

 

「劣等感の裏口脱出計画!」
コンプレックスの無限ループ攻略法

著者 野村こころ

こちらの本によると
人が、比較をしてしまうのは、
「競争が当たり前」という環境に
小さな時から身を置いていることでそれが
定着してしまっているからとのことです。

 

学校において、
『テスト』や『競争』というカリキュラムは
戦前からすでに取り入れられており、
私たちの先祖もこれを経験しています。

 

そのため、伝統のごとく、
評価や競争文化が受け継がれており、
私たちは生まれた時点ですでに劣等感を
感じるための環境が整っていたのです。

 

そこにほとんどの選択の自由もなく
放り込まれるため、
劣等感の経験は不可避です。

 

見本である大人が、
そういったことに対する違和感もなく、
意図せずに先導しているので、
子供達が疑問を抱く隙などないのです。

 

確実に言えるのは、
判断されて傷つく人もいるし、
劣等感を抱く人もいるということです。

 

このように、私たちは何らかの媒体によって
無意識のうちに競争や劣等感を
学習してしまっているようです。

 

そしてこれが、長年蓄積されて
習慣となっているために余計に
比較をやめれなくしているというわけです。

 

ちなみに、人と比較しすぎてしまう人は
褒められないと喜びは得られないという
誤認識もしていると言います。

 

そのきっかけも、
ありのままの自分を認めてもられないから、
褒められたいという
称賛目的になってしまうということ。

 

そうなってしまうと、
劣等感や無価値観を抱きたくないがために、
必死で競争に挑んで、
優位性を見出そうとします。

 

が、
競争には、平等はないのです。

 

劣等感を抱きたくなくて、
その劣等感を抱いている対象の人よりも
もっと良くなろうと努力をするだけでは、
根本的な問題解決にはならないのです。

 

もちろん、努力をすること自体は、
望ましいものではありますが、
劣等感を克服する上では、
それは大事にはならないのです。

 

そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが添えられています!

 

比較をやめるとは、
ありのままの自分を認めていくという
プロセスを通ります。

 

ありのままの自分を認めるとなると、
今においては、競争をやっていた、
あるいは楽しんでいた自分も
劣等感を持っていた自分も、まるまる
全部受け入れるという意味になります。

 

つまり、劣等感をなくすためには、
その原因である比較してしまう癖を
根本的に解決する必要があり、
その方法こそが、ありのままの自分を
受け入れるということなのです!!

 

そうはわかっても、
ありのままの自分を受け入れるとなると
なかなかハードな課題ですよね。

 

そこで、この本では自分を認めるための
3つのマインドセットとして
以下の項目を挙げています。

 

①この世に無欠はない

この世に完璧なものはない。
完璧とはただの目指す指針であり、
それ以上のものではない。
この言葉にはそれ以上の役割はない。

 

②罪悪感 自分は許すもの

罪悪感はそれ以上、
あなたを苦しめる意味を持たない。

過去の罪悪感で苦しみ続けるのではなく、
苦しみから愚かさを知り、
愚かさから知性を思い出し、
気づくことが大切である。

 

③無条件の価値

赤ちゃんが無条件で愛されて、
そこにいるだけで価値があるものとして
取り扱われるように、
自分自身の存在そのものが価値である。

 

つまり、ありのままの自分を受け入れる
プロセスというのは、今まで無意識のうちに
刷り込まれてきている価値観などを介さずに
本来の姿を感じて取り戻していくということ
なのかもしれません。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
劣等感の原因となっている
人と比較してしまうクセを
1日3分のセルフケアを継続していくことで
手放していくことができます。

 

ありのままの自分を受け入れる
ネガティブな感情を手放していく
他者と自分を切り離す  など

 

セルフケアを行うことで
対処できるようになるため
劣等感を根本から解決していくことが
できるようになります!

 

また、このセルフケアによって
自分の心を自分で守ることができるので、
ネガティブな場面に見舞われても
動揺せず、冷静に対応もできます。

 

劣等感を抱く自分が嫌なのに、
いつまでも比較癖が抜けずに、
同じことを繰り返して落ち込んでしまう方は

 

オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:室屋梨沙】

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