~ありのままの自分を愛そう~
イライラがずっと続いて
止められなくなる。
もう、自分では止められない、
こみ上げるイライラ。
イライラしている自分を否定されたように
感じてしまったら
もう、イライラは「怒り」となって
爆発して、だれかれ構わず
傷つけてしまって
そして、そんな自分が嫌で、
罪悪感と後悔でいっぱいになる。
イライラの程度の差はありますが
腹を立てている時は相手のことを、
「何を言っても、何をしても、
自分をわかってくれない」
「脅威の存在」とみています。
「相手が誰であろうと」
自分にとっての脅威でしかない。
自分を守るために
イライラという武器をぶつけて
相手を傷つけて泣かせること。
それしか、
ぶり返すイライラと怒りを消す方法を
知らないのです。
止まらないイライラは
自分を守ろうとする防衛術。
幼いころ、自分に対して
「十分な愛情を感じられなかった」
「無条件に愛されなかった」
「関心を持たれなかった」
何をしても得られない、関心。
自分にだけ向けられる冷たい感情。
これから生きていくのに
がんばれる糧になるような
言葉もかけてもらえず
抱きしめてくれることもなかったら
寂しくて、悲しい感情だけが
残ってしまいます。
それは、時に怒りとなって
強烈な敵意すら抱いてしまう。
心が満たされないまま大きくなっても
子供が親を求めるような感覚は消えません。
そして、その親から受けなかった
欠けていた愛情を
今、目の前にいる他者に求めるのです。
当然、他者はその欲求に応えることは
出来ません。
「なんでわかってくれない」
「認めてほしい」
「ありのままの自分を受け入れてほしい」
ただ、それだけなのです。
「いい子でいれば、愛してくれる」
そうやって「頑張って」いい子を
演じて生きているから
いつも辛くて、悲しくて
ひとりぼっちのような気がして、寂しい。
心は休まる時がなく一人の時間も
側にいない、誰かのことを思ってしまう。
誰か、わかってくれるかもしれない
と、発信しても
誰も、心から分かってくれることは
なかった。
「今日もちゃんと良い子でいたかな」
「上手に出来たかな」
「誰からも嫌われなかったかな」と
周りに細心の注意をはらって
「気の利く良い子」でいようと
してしまうのです。
「わかってくれない相手」に向けて
「人と関わること」を義務として
周りに向けて常に気を張っているから
「完璧な」「いつも穏やかな」
「笑顔の素敵な人」と
周りの誰もが思っています。
そして、そのため
そんな自分を「好きだ」と
言ってくれる人が現れるのです。
でも、違うのに。
本当は、こんなにドロドロした気持ちで
イライラを抑えられなくて
爆発しそうなのに。
みんなが、そんな
「やっぱり出来ない、いい子じゃない自分」
イライラの塊みたいな自分に
気がついてしまったら
みんな、離れていくんだろうな。。
結局、何をしても愛されない、
出来ない自分になってしまう。
頑張っても、頑張っても
何がいけないのかもわからないのです。
イライラは怒りになって
怒りをやっと飲み込んだら
寂しさと悲しみだけが残って
最初からやり直そうとして
今まで、頑張ってきた自分のことも
全部否定してしまいます。
そして、イライラは、親から子へと
受け継がれてしまいます。
親もまた、寂しくて認めてほしくて
寂しくてイライラしている。
親が子供から頼られることで
自分の価値を感じようとして
子供から必要とされていることに、
自分が生きている意味をくっつけてしまう。
過保護になるのも、決して
子供を愛していないからでも
傷つけようとしているわけでもありません。
子供の関心を集めていないと
寂しくて悲しくて仕方ないのです。
「心配」と言いながら何でも先回りして
手を出し、口を出す。
子供は
一人で出来るのに!
一人でやりたかったのに!
「一人でやって、誉められたかったのに」
本当は、そう思っていても言えません。
「出来ない自分のために
しているんだから。」と
本当の気持ちをガマンしてしまうのです。
幼いころはイライラしていることを抑えて
「いい子にしていなきゃ」と
たくさんガマンをしていたことでしょう。
「あなたには、どうせなにも出来ない」
って言われて嫌だった気持ち
それは大人になっても
ずっと残ってしまいます。
人の脳は感情が動かされた出来事の方が長く
強く記憶しやすいという
性質をもっているのです。
そのため、同じような場面になった時に必ず
その時の記憶がよみがえり、
あの時のイライラした感情が
湧き上がってくるのです。
止めたくても止められない、
やがて怒りに変わってしまう「イライラ」
それが、たとえ親や、他者から
受け取ったものだとしても
自分で手放すことが必要だと、
気がついていて
何とかしたくて
辛い気持ちでいるのなら。
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もう、イライラして
怒りにまかせて傷つけて
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【執筆者:遠藤れい子】