子供を想うなら母は”自分軸”を持つことが愛情になる!

子供のためを思ってつい口出しをしたくなるのは母として当たり前かもしれません。しかし行き過ぎると子供の自立や子供自身が自分の価値観も見出せなくなってしまいます。自分軸を持つことで子供への愛情のかけ方を考えていきましょう!

 

あなたの”為”は過干渉?

「あなたのためなのよ」
「あなたのためを思って」
が口癖になっている人
また、本人に言わずとも心の中
でそのように思っているお母さん
はいませんか?

 

それは、子どもに自分の価値観を
押し付けている、過干渉
になっているかもしれませんよ。

 

現代は少子化が進み、2020年の
調べでは、出生率が1.34人です。
女性が一生で産む子どもが
1人か2人で一人っ子が
多いということですよね。

 

子どもが1人だと
母親の時間と愛情をその子
1人に注ぐことができます。

 

深い愛情を注ぐことは、
決して悪いことでは
ありません。

 

愛情をたくさんうけた
子どもは、安心して成長し
他のことに気持ちを
向けることができ、自立も早い
と言われます。

 

しかし、なかには
こういうお母さんはいませんか?
子どもが幼い頃には、

「子どものやることを先まわり
して、やってしまう」とか、

「子どもより先に、答えたり
話したりしてしまう」
ことはありませんか? 

 

そのようなことを続けていると
子どもは、自分でやり遂げた
達成感を感じることがなかったり
自分で、物事を考えられなくなったり
します。

▼子供のことばかり考えちゃう脳内の状態を漫画でお教えしています!

子供は母の分身ではありません。

一見、親のいうことを
よく聞いてくれる子ども
かもしれませんが、成長すると
無気力になってしまうこと
もあります。 

では、手のかかる幼い時期を
過ぎ、子どもが成長し
高校、大学、社会人
になったらどうでしょうか? 
過干渉はなくなるのでしょうか?

子どもがやりたい部活を認めず

「この部活にしなさい」とか、
「この高校、大学でないと認めない」
とか 就職時に「この会社はダメよ。
この会社にしなさい」

など、子どもがやりたいこと
をすべて否定し、親の価値観
を押し付けていることはないですか?

 

このような過干渉は、母親と娘
の間に多いと言われています。

なぜ、母と娘に多いのか?
母親は、同性のため自分の子どもの
ころと重ね合わせ 、

「自分の若い時はこうだった」
「自分ならこうする」

と同一化しやすいためです。

 

 その同一化する感情のなかに
自分が成し遂げられなかったこと
を子どもに託す親もいます。

例えば、
「自分は、この大学に行きたかった
けど行けなかったから、子どもには
この大学に行ってほしい」 

「自分は、こんな学生生活を送りたかった
けど、送れなかったから子どもには
こんなふうに学生生活を送ってほしい」 

「自分は、こんな人と結婚したかったけど
それができなかったから」

自分の成し遂げられなかった
ことを、子どもに期待して
自分と重ね合わせて
いるお母さんはいないでしょうか?

母娘は、同性であるがゆえに
自分と重ね合わせる母親は
少なくはないでしょう。

このような気持ちに気づいてか
気づかずなのか
「あなたのためだよ」
「あなたのためを思って」
という言い方をします。

 

 しかし、これは、娘からすると
大迷惑なことです。

まったくもって
娘のことを考えていません。 
娘が何に興味があって、
どんなことをしたいのかを
みずに、自分の期待や不安を
子どもに押し付けている
だけに過ぎないのです。

 

それでは、どうすれば
よいのでしょうか?
まず、本人の危機になること以外は
なるべく口を出さず
見守ることが大事です。

 

多少の失敗も本人の強さに
かえられます。
また、自分と子どもは
違う人間で価値観も違う
ということを認めることです。

 

 母親は、自分でお腹を痛めた
子どもなので、自分の分身
みたいに感じ、違う人間と
認められない傾向にあります。 

 

しかし、性格も、価値観も
まったく違うはずです。
まったく違う人間なので、
それが当たり前なのです。

自分をコントロールする自分軸を持とう!

子どもには、大きな期待も
あるため、不安や心配事も
多く、ついつい多くのことに
口を挟んでしまいます。

 

子どもに期待するのは、よいこと
ですが、これが行き過ぎると
過干渉になり、子どもの成長に
弊害をもたらします。

 

お母さんも、自分の気持ちを
コントロールし、子どもを見守って
いきましょう

 

今、お母さんの頭の中は
子どものことでいっぱいです。

気になって仕方がない
状況なので、
全ての動きや過ごし方が
子供ありきになっている
はずなんです。

そのため、小さなことまで
目につき、口を出したくなります。

 

だからこそ、
自分のことを考える時間や、
自分はこうして生きたいと
ブレない自分軸を持つことが大事!

 

自分軸を持つことで、
子ども以外のことに時間を
費やせるようになります。

 

自分の趣味に没頭するのも
よいでしょう。

新しいことに挑戦するのも
よいでしょう。

 

そうなることで、自分の時間も
楽しめ、子どもも、母親からの
過度な期待や干渉から逃れ
ることができ、伸び伸びと
生活をおくることができ、

 

親子ではあるけれど、
まったく違う人間ということを
認め、それぞれの人生を歩むことで
親子関係もよりよくなりますよ^^

本来ひとりひとりの
人生は誰にも強制もされては
いけませんし、
誰かに寄りかかって生き続ける
ことが当たり前になると、

ずっと自立と自律ができません。

お互いの人生をよくしていくために
自分軸をもって過ごしていきましょう!

▼自分軸を持ちやすくする方法を漫画で解説しています!

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