看護師の仕事やめたい！と考える時の人間関係の陥りやすい罠〜医師・看護師編〜
看護師の「もう仕事をやめたい！」
と考える理由の一つに
医師との関係の中で生まれる
強いストレスがあります。
「医師が一番偉い」という
暗黙の※ヒエラルキーの元、
理不尽な言動も許容しなければならない
理不尽さがあります。
※ヒエラルキーとはよくピラミッド型の図を
用いて表されるが、階層性のことであり
病院では一番上に医師がきて、
看護師はその下となる。
看護師がミスをすると皆の前で怒鳴る。
指示を聞くだけで怒る、話しているのに
無視をして行ってしまう。
なかなか指示をもらえない。
やっともらえたと思ったら、
時間外に指示を出してくる。
挨拶だと言ってお尻を触ってくる。
「役わり」を「地位」と勘違いをして、
見下して接してくる医師も少なくは
ありません。
毎日そんな扱いを受けていると、
だんだんと心もすり減っていくものです。
病院は特殊な社会であり、
一般の会社に比べると
モラハラ・パワハラ・セクハラに対しても
緩い傾向にあります。
このように、看護師の職場の人間関係は
とてもストレスフルだと言えます。
その分「辞めたい」と人間関係で悩む人は
人一倍多いでしょう。
バカにされるとなんで怒れるの？
そもそも人はなぜ見下されたり、
バカにされたりするとなぜ
怒れるのでしょうか？
それは自分に自信がないからです。
自分のいいところも悪いところも全て
受け入れることができている、
自己肯定感の高い人は、
例え人から見下されても、バカにされても、
怒りに捉われることなく
冷静に対応できます。
ここでかの有名なお釈迦様のエピソードを
お話ししたいと思います。
ある日、お釈迦様のことをひどく妬んでいる
男がいました。その男が、お釈迦様の評判を
落とそうとして、群衆の中でお釈迦様を
罵倒しました。
しかし、お釈迦様は一言も言い返さず、
黙って聞いた後に答えました。
「もし他人に贈り物をしようとして、
それを相手が受け取らなかったとしたら、
その贈り物は誰のものになるでしょうか？」
そう、例え、心無い言動をされても
受け取らなければ相手に返っていくのです。
しかし大抵の人はそれができません。
自分にコンプレックスがあったり、
本当の意味で
自分を大事にできていないからです。
そして、頭に血が昇る原因のもう一つは
人の脳には相手のマネをしてしまう
ミラーニューロンという細胞があります。
そのせいで
人の怒りの感情も伝染してしまいます。
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「人からバカになれると
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【執筆：船戸 ひとみ】
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