看護師の仕事をやめたい…嫌な記憶による弊害
皆さんは嫌な記憶を思い出して
つらくなってしまうことはありませんか？
「点滴を失敗して
患者さんを怒らせてしまった」
「移乗介助中
患者さんに怪我をさせてしまった」
嫌な記憶は
次同じようなことが
起こらないようにするために必要
ですが、
つらい感情まで伴っていたら
思い出すたびに
つらくなってしまいますよね？
今回は、
過去のつらい出来事に伴う感情を消し
過去の記憶をポジティブなモノに変える
ことのできる方法をお伝えします！
嫌なことを思い出している時に脳の中で起こっていること
嫌なことを思い出していると、
脳の中で何が起こっているのでしょうか？
まず嫌な記憶を思い出し
ストレスと感じると※コルチゾールが出ます。
※副腎皮質から分泌されるホルモンで
肝臓での糖の新生、筋肉でのタンパク質代謝
など生体にとって必須のホルモン
コルチゾールの分泌が過剰になると
※海馬の神経細胞は破壊されます。
それにより短期記憶は低下します。
※記憶を一時的に置いておき、
整理整頓しておく場所。
そしてストレスは
※前頭前野の機能を低下させます。
※感情のブレーキ役
他にも考える、記憶する、判断する
など人間らしくあるために重要な存在
前頭前野の働きが低下すると、
感情が抑えられなくなったり、
集中力が低下します。
仕事でもミスが増えたり、
些細なことでイライラして
しまったりします。
このように、
嫌な感情のままでいると
さまざまな弊害があることがわかりました。
では嫌な感情は
いち早く手放した方が良さそうですね。
嫌なことを一瞬で手放す方法
でもそんなこと言われても
「嫌な出来事を引きずってしまう」
という方もいらっしゃるでしょう。
私も以前まではそうでした。
１日のうち何度も
嫌な記憶を思い出しては
嫌な気分になっていました。
でもそんな方でも
一瞬で嫌な感情と
おさらばできる方法があります！
まずみかんの箱くらいの箱を
思い浮かべてください。
次に、そこに
点滴で失敗して怒られた悲しい感情
移乗で患者さんに
怪我をさせてしまった罪悪感
を箱に入れて爆破させる
イメージをしてください。
※人は入れないで下さい
これで一瞬で
嫌な感情を消し去る
ことができます！
これにより
「点滴を失敗したのは申し訳なかったけど
それによってパターンがわかったから
次からは絶対成功するぞ！」
「患者さんに怪我をさせてしまったのは
申し訳なかったけど、これがあったから
今は誰よりも安全にスムーズに移乗することが
できるようになった！」
というように
過去の出来事の捉え方を
前向きに変えることができます。
とても効果的なので
是非試してみてください！
この他にも
シンプルパフォーマンスセラピーを習得すると
心の傷やネガティブな思い込みをとることができ
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【執筆：船戸 ひとみ】
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