グッと我慢…する時ってありませんか?
看護師は感情労働です。
※自分の感情とは関係なく
その場に適した感情が求められること
そのため、相手にどんな扱いを受けても
常に笑顔でニコニコしていることを
求められます。
しかし、看護師も人間であり、
患者もいろんな人がいるため
時には自分の感情をグッとこらえて、
無理やり笑顔を作る場面もあります。
そんな時が重なると、
ストレスは溜まり
心はすり減っていきます。
そこで適切な対処をしないと
「看護師の仕事やめたいなぁ…」
としんどくなってくる原因となります。
今回は、そうならないための対処法を
提案いたします!
看護師の仕事…やめたい…と思うほどの感情労働のつらさ
では、どんな時に
感情労働が生まれるのでしょうか?
例えば、
患者さんもいつも笑顔でいてくだされば
看護師も笑顔でいられるのは
至極当然のことです。
しかし、患者さんは病気のために
入院しているのです。
なりたくもない病気にかかり
心身ともに危機的な状態にあります。
そのため、心は不安や恐怖でいっぱいになり
人に気を遣う余裕なんてない方も
少なくないでしょう。
そのような状態のため、
つい怒りっぽくなったり
攻撃的になったり
自己中心的になってしまうのも
理解できます。
しかし
客観的に見ればそう思えるのですが、
実際に罵詈雑言を浴びせられる、
暴力を振るわれるということがあったら
心は穏やかではいられません。
そんな時、言い返したい、やり返したい
という気持ちをグッとこらえて
冷静に対応することが
看護師には求められます。
しかし、最近の研究でも悪い感情ほど
伝染しやすいことがわかっています。
人間の脳には、ミラーニューロンというもの
があり、相手の行動を見た時、自分の脳の
同じ部位が反応する、という現象が起きます。
これにより、
相手の感情も移ってしまうのです。
実際に移って自分の中で生まれてしまった
負の感情を押し殺して、
冷静な対応をするのは
大変難しいことです。
一説には感情を押し殺すと起こる
弊害についても示唆されています。
感情を押し殺すことの弊害
①人間が嫌いになる
ネガティブな感情を抑えれば抑えるほど
・人間嫌いになる
・人と付き合うのが嫌になる
・仕事以外で人と会わないし友達もいない
となり、対人関係満足度が下がることが
わかっています。
人間関係はお金や地位よりはるかに
人生の幸福度の大部分を占めているとも
言われているため、
ネガティブな感情を抑えることは
人生を左右する
と言っても過言ではありません。
②慢性疲労と風邪が増える
不安や嫌悪感などネガティブな感情を
抑制すると、心理的なダメージ多くなり
・寝ても寝ても疲れが取れない
・風邪をひきやすくなる
ということが起こりやすくなるそうです。
このように、ネガティブな感情を抑えると
身体的にもに大きなダメージをもたらし、
病気にもなりやすくなってしまう
ことがわかりました。
では、そうなる前にしっかり対策を
していきましょう!
ネガティブな影響をたった3分で消す方法!
では、患者さんから
ネガティブな感情をぶつけられた時
試してほしいことがあります。
①頭の中でみかん箱くらいの大きさの箱を
思い浮かべてください。
②その中に自分の中で生まれた
ネガティブな感情(怒り、恐怖など)を
箱に入れて一気に爆破します。
(箱に人は入れないでください)
たったこれだけで、
ネガティブな感情が吹き飛んで
瞬時にすっきりすることができます!
しかし、実はネガティブな感情の影響を
最小限に抑える方法や、ポジティブな感情
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【執筆:船戸 ひとみ】
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