「幸せな劣等感」から学ぶ 劣等感から簡単に自分の心を守る方法!

~強がらずに、素直になるのが一番^^~

劣等感ばかり抱いていると、
心がどっと疲れませんか?!

 

何かにつけて比べてしまったり、
自分は自分だ!!とわかってはいても
気づかぬうちに比べて落ち込んでしまう。

 

誰かと比較して「私ってダメだ」と
落ち込んで自分を傷つけることばかりを
繰り返してしまったり、本当はできないと
わかっているのに、わざわざ嘘をついてまで
自分を大きく見せちゃう…

 

どちらも結果的に自分自身を苦しめる
だけだとわかってはいても、解決することが
難しく、強い劣等感からの悪影響に心を
大きく悩ませていることと思います。

 

現代は情報社会なので、劣等感を抱く元が
あちこちに転がっていますよね。

 

SNSから色々な情報がすぐさま入ってきて、
友人の結婚報告や出産報告、
マイホームを買った、マイカーをゲットした
非日常的な体験をした、などなど

 

今の自分には手の届かない体験や経験が
たくさん情報として入ってくることで、
初めは「羨ましいなぁ!」「いいなあ!」
と思っていても、

 

それが何度も続いていけば嫉妬が次第に、
劣等感に変わっていく可能性も
十分にあるのです!

 

できることならば、自分を強く
傷つけてしまったり、嘘ばっかりついて
自分を大きく見せてしまうような
辛い劣等感は抱きたくないですよね。

 

そこで今回は、劣等感の克服方法を探るべく、
こちらの本を読んでみました。

 

自分のことがわかるようになる実践の
ワークがいくつかついていて
勉強になる1冊です!

 

幸せな劣等感ーアドラー心理学〈実践編〉
著者 向後千春

こちらの本によると、常に評価や比較を
受けている私たちは、自尊心が絶えず
脅かされる運命にあるために
自己防衛をして、自尊心を
守ろうとするそうです。

 

それがどういうことかというと、
行動や挑戦を避けることによって、
自分自身の身を守ろうとします。

 

ですが、それではなんだか
見栄えが良くない、というプライドも
持ち合わせているため、
なんらかの理由をつけて、
その挑戦を避けて通ろうとします。

 

その具体例として、本書で取り扱われていた
イソップ寓話の「すっぱいぶどう」の話が
わかりやすかったので、
ご紹介させていただきますね!

 

おいしそうなぶどうを見つけたキツネが、
それを取ろうとしますが、
ぶどうは高いところにあるので、届きません。

 

何回とんでも届かないので、キツネは
「このぶどうは、すっぱいに決まっている」
と言って去っていきます。
というお話です。

 

「すっぱいに決まっている!」と
言うことによって、キツネは
「最初からぶどうが欲しくなかった!!」
ということを、自分に言い聞かせるわけです。

 

こうすることで
自分の自尊心を守ることができます。
「このぶどうはすっぱいに決まっている」
と言うのは、もちろん負け惜しみです。

 

実際には自分を欺いているのです。
失敗したり、競争に負けたりした時、
私たちは様々な理由を考えます。

 

そして
「これさえなければ私は成功したのに」
と考えたり、あるいは
「これさえあれば勝負に勝ったのに」
という考えに落ち着きます。

 

しかし、これもまた
「すっぱいぶどう」の論理と同じく自尊心を
守るために自己防衛をしただけです。

 

つまりは、劣等感を強く抱いてしまうのも
負けや失敗という経験によって
自分の心を傷つけたくないからです。

 

強く劣等感を抱きすぎてしまう人は
もしかしたら、過去の出来事の中に、
自尊心が深く傷ついてしまう
体験をしていることが

 

より強い劣等感を持ってしまう
理由になっているかもしれません。

 

何にせよ、劣等感は自分を守るための
誤った方法で使ってしまっていることには
変わりがないと考えられますね。

 

では、一体どうすれば、強い劣等感から
解放することができるのでしょうか。
そのことについて、
以下のように述べられています。

 

劣等感は誰もが持っているものですから、
それ自体は問題ではありません。

 

ポイントは、劣等感を覚えた時に
「自分はまだまだ未熟だ。
でもそこそこ良くやっている」
という感覚を受け入れることです。

 

要するに、自分自身のありのままを
認めるということが大切になるのです。
他者と比較した自分ではなく、飾らない、
ありのままの自分を見つめること。

 

そうすることによって、不完全な
自分を受け入れ、失敗に恐れずに挑戦する
勇気を持てるということです。

 

でもそれはわかったとしても自分の心を
守るのに勇気だけでは心もとないですよね。

 

そこで、簡単で効果の早い方法として、
シンプルパフォーマンスセラピーという
セルフケアの方法があります。

 

このセルフケアの方法を知っていると
いつでもどこでも簡単に
自分の心を守るセルフセラピーを
行うことができるようになります。

 

このセルフケアでは、劣等感の
原因となっているネガティブな思い込みを
手放すことができたり、人は人、
自分は自分と分けて考えることが
できるようになったりと、

 

ありのまま自分を知り、その気持ちを
深掘りせずに手放していくことが
できるようになります。

 

比較癖が強かったり、いつも強がって
しまって本音が言えなかったり、
悩みを抱え込みやすくて苦しいという方は

 

ぜひ、オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:室屋梨沙】

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