不安になりやすい人が緊張を和らげるために

~不安は感じて当たり前!~

不安を感じたとき
緊張して体がこわばり、どきどきします。
戸惑って、すぐに行動に移せなくなります。
このつらい気持ちから解放されたい。
そう感じることがありませんか?

 

「不安」は、とてもつらいので、
無くなってほしい感情の一つですが、
実は、なくてはならない
「役に立つ」感情だといわれています。

 

「不安」は、人がより安全なところに
身を置くためのセンサーの役割を
果たしているのだそうです。

 

脳は現状維持をしようと、
このセンサーで見張っていて、
今までと違う環境を危険だと認識し、
安全な今のままの環境を
維持しようとするのです。

 

少しのことでも気になって、
敏感に反応することが多くなると
いつも不安を感じてしまいます。

 

この「不安」な感情を
うまくコントロールできたら、
緊張しないで、
落ち着いて過ごせそうですね。

 

 

新しいことをするとき
不安な感情は、誰にでも出てきます。

 

そこで、不安になりたくないと
考えるのではなく、
「今、私は不安なんだ」
と感じることから始めるといいそうです。

 

そして、不安の原因になっていることを
考えられるようになると
何を工夫したらいいのかわかるので
不安を減らすことができるように
なるということです。

 

水島広子さんの
『つい、「気にしすぎ」てしまう人へ』
という本には、次のように書かれています。

 

ネガティブな感情を覚えたときや
それらが気になりだしたときには、
それを否定するのではなく、

 

「何が起こっているのか」をよく見て、
その感情を引き起こしている「もと」に
うまく対処すればよいだけなのです。

 

これは「熱い!」と感じたら
手を引っ込めて
それ以上触らないようにし、

 

「痛い!」と感じたら、
ケガになる前に危険なものを
取り除くのと同じことです。

 

不安の場合は、
「安全が確保されていないのだな」
と知って、対処すればよいだけ。

 

つまり、不安は単なる
「イヤな感情」なのではなく」、
本来は自分を守るために
備わっているセンサーなのだと言えます。

 

また、同じ本に、
こうも書かれています。

 

新しい環境に入るとき不安に感じるのは、
生き物としてまったく当たり前のこと。
そこは「未知」だらけだからです。

 

もちろん下調べをしたり、
相談に乗ってくれる人を見つけたりして、
できるだけ不安を減らすことはできますが、
それでも「完璧」はあり得ません。

 

どうやっても
「よくわからない部分」は残るからです。

 

その際に、「こういうときは不安を感じて
当たり前なんだな」と思えるかどうかで、
気持ちの切り替えられるか
どうかが決まってきます。

 

つまり、新しいことを始めるとき、
うまくいかなかったらどうしよう。
誰かに迷惑かけるかもしれない。
と、不安を感じたとき

 

いつものパターンだな。
みんなもこういう時は不安だよね。
と思えるようになると、

 

ドキドキして落ちつかない緊張から
新しいことへの期待でワクワクした集中に
かえることができるということです。

 

なお、
シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな感情を
誰でも簡単に手放すことができます。

 

不安になりやすい
緊張する
落ちつかない

 

このようなネガティブな感情を
手放すことができれば、
自分の行動に自信が持て、
堂々と行動できるようになります。

 

また、1日3分のセルフケアで
今の自分に集中して、
不安からの緊張を取り除くことができます。

 

不安になりやすい!
と感じている方は、
シンプルパフォーマンスセラピー
オンライン体験会にぜひお越しください^^

 

【執筆者:原田佐織】

 

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