イライラしてカッとなったり、
不安になって泣いてしまうなど、
すぐに感情的になる人が一人や二人、
近くにいるのはよくあることです。
感情をコントールできないと、
相手を傷つけたり、周囲の人から
信頼を失ったりする可能性があります。
周りの人に迷惑をかけてしまうので、
感情をコントロールできるようになりたいと
思っている人もいるでしょう。
いつも穏やかに笑顔で過ごすことができたら
毎日ハッピーですよね^^
そこで、まずは、感情的になってしまう人の
心理について考えてみましょう。
感情的になってしまう人の特徴として
・自分の気持ちを理解してほしい
・不安感が強い
・自分の思い通りに物事を進めたい
・自信がない
・自分を否定されたと思いがち
などが挙げられます。
相手がどう思っているかということよりも、
自分の気持ちをわかってほしいという思いが
先行してしまう傾向があるのですね。
心に余裕がなく、不安感が強い。
また、感情的な人は想定外のことが起きると
不安感からパニックになりやすい。
自己肯定感が低く自分に自信がありません。
そのため、自信のない弱い自分が
バレてはいけないと、
自分を守ろうとするのですね。
ところが、周りにはすぐ怒る
ヒステリーな人がいる一方、
いつも穏やかで優しく指示も的確、
憧れるステキな人もいますよね。
では、この両者の違いはどこに
あるのでしょうか?実は、これはとても
単純なことで普段から意識している
ポイントが異なるだけなのです。
「メタ認知」という言葉をご存じですか?
「メタ」には「超越した」という意味があり
すなわち、「メタ認知」とは、
「自分自身という枠組みを超越して、
自分自身を離れた地点から客観的に冷静に
眺めてみること」ということを意味します。
メタ認知とは、アメリカの心理学者
ジョン・H・フラベル氏が定義した
心理学用語です。
元々は教育学や脳科学の分野で
使われていましたが、近年ビジネス分野でも
メタ認知が注目されています。
つまり、メタ認知能力の高い人は
・周りへ配慮ができる
自分と周りの人間との適切な距離が
判断できる。配慮もできるため、円滑な
人間関係を形成できる。
・いつでも冷静な対応ができる
自分自身を客観的に見つめ、
感情をコントロールできるため、
いつでも冷静に対応ができる。
・柔軟性がある
ミスをしてしまっても、再発防止のために
どうすべきか考え、次に活かせる。
など、感情のコントロールが上手なので、
いつも穏やかで周りの人とも
仲良くできるということですね。
ぜひ、メタ認知を使ってみたいですよね^^
心理カウンセラーでもある
植西 聰氏の著書「怒らないコツ」によると
メタ認知の実践法として怒りで
自分を見失いそうになった時は、
「鏡で自分の顔を見る」
という方法があるそうです。
この「鏡に映った自分の顔を見る」
ということが、
「自分自身を客観的に冷静に眺めてみる」
ということにつながるというのです。
ほかにも、
◆今の感情をありのままに紙に書き出す
◆怒りを感じた時は、
ブログやツイッターに書き込む
※ポイントは最後の文章を、何か
ポジティブな言葉で締めくくること。
◆自分の感情を普段から観察する習慣を持つ
(どういう時に、強い怒りを感じるかを
よく観察しておく)
◆身近に良き相談相手を持っておくこと
(客観的な意見が、
感情のコントロールに役立つ)
などの方法があるそうです。
なるほど!
どれもすぐにやってみることが
できそうですね。
ただ、先ほど紹介した
感情的になってしまう人の特徴であった
「不安感が強い」「自信がない」などは、
過去にひどく傷ついた失敗やトラウマが
原因かもしれませんね。
なので、メタ認知を実践すると共に、
過去の傷を癒すことが大事ですね。
なおシンプルパフォーマンスセラピーは
ネガティブな感情を誰でも簡単に
手放すことができるので、自然と
自分の中の意識が変わり物事を前向きに
捉えられるように変化します。
「自分に自信がない」
「失敗したら、どうしよう…」
「バカにされるかも」
このようなネガティブな感情を
手放すことができれば
今までは周りのことばがり気になっていた
意識が自分に向くようになり、
自分自身を客観的に見られるようになり、
感情に振り回されない
穏やかな自分になれるのです。
また、1日3分のセルフケアのため
忙しい方でも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます!
しかも、「深掘り」しないセラピーなので、
傷ついた過去の話をする必要もありません。
ネガティブな感情を手放して穏やかな
ステキ女子になってみたいという方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^
【執筆者:瀬戸里美】