「会社に行きたくない」
「職場のことを考えただけで憂鬱になる」
社会人なら、
こんな経験は誰でも一度はあると思います。
職場での悩みやストレスの原因には
「人間関係」が多いことが、
厚生労働省の調査でも挙げられています。
睡眠を除けば人生の半分以上を
仕事に費やすため、
状況が変わらないままでは辛すぎますね。
厳しすぎる上司、立ち回りのうまい同僚、
いいかげんに見える部下…。
ストレスがたまってくると
「あの人とはもう一緒に仕事をしたくない！」
と言いたくなる気持ちも分かりますが、
それは単にあなたの
「思い込み」かもしれません。
例えば、いつも言い訳が多い人や
同じようなミスを繰り返す人を見て
イライラしてしまうことはありますよね？
ですが、そんなとき自分の気持ちを
振り返ってみると、
「どうせ言い訳だろう」とか
「またミスか」など最初から
マイナスの感情を持っていませんか？
こちらがそのような態度ですと
相手もよけいに硬くなり
言い訳やミスも増えて、ますます関係が
うまくいかなくなりがちです。
とはいえ、相手が同じ行動をとれば、
またイライラしてしまうかもしれません。
そんなときは、
あえて相手を受け入れてみてください。
自分から良いところを
見つけようとすることで、
相手に好感情をいだくようになります。
逆に、あなたが相手と良好な関係性を
築けているとしたら、それは
相手の良いところが見えているからです。
例えば、「この人は気が利くな」などの
良いところをみると、自然と相手に
好印象を抱くのではないでしょうか。
このように、人間関係が良好になるか
悪化するかは、
「良いところ」と「悪いところ」のどちらに
着目しているかによって変わります。
だからこそ、苦手だと感じている人との
関係を良好にするためには、
まずは自分から意識的に相手の良いところを
見つけようとする姿勢が鍵になるのです。
では、相手の良いところを
見つけるためには、
具体的にどうすれば良いのでしょうか。
マイナスの感情を持っている相手なら
なおさら、良いところを探そうとしても
すぐには見えてこない…
なんてこともありますよね。
１つの方法として、「自分ではなく、
他人の視点でその人を見てみる」
というやり方があります。つまり、
「他の人が良いと言っていた点に注目する」
ということです。
例えば、同僚のAさんの
良いところを探そうとしていたとします。
その時に、別の同僚Bさんの
「Aさんって、気が利く人だよね」
という言葉を「良いところ探し」の
手掛かりにしてみます。
すると、コピー機を利用したついでに
他の人が印刷した書類をとってきたり、
何かと周りに親切にするAさんの行動に
気が付くかもしれません。
このように、第３者の評価や発言が、
今まで気が付いていなかった
相手の良い点を見つける
きっかけになるのです。
相手を受け入れ、肯定的な態度に出れば、
案外、言い訳やミスも減るかもしれません。
いきなり、肯定的な態度が難しければ、
笑顔を浮かべて相手の話を聞くだけでも
効果があります。
では、他人の良いところを
すぐに見つけらける人と、
悪い面ばかり見てしまう人の違いは
どこにあるのでしょうか？
実は、これはとても単純なことで
普段から意識しているポイントが
異なるだけなのです。
相手のマイナス面ばかりが
気になってしまう人は、
☑過去の失敗やトラウマ
☑「～するべき」という思い込み
☑自分が悪く思われているんじゃないか
という思い込み
このような思い込みが強く
ネガティブに物事を考えがちです。
また、精神科医でもある和田秀樹氏の
著書によると、他人は変えられないが
自分は変えられるそうです。
相手の態度や行動を
すぐに変えるのは難しいもの。ならば、
自分の態度や行動を変えることで
衝突を減らせば、それだけで
イライラすることも減るというのです。
自分の考え方を変えることが
問題を解決する近道ということですね。
つまり、
職場での人間関係での悩みを手放すには、
普段自分が何に意識を向けているか
ここが何より重要になってきます。
なお、シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな感情を
誰でも簡単に手放すことができるので、
自然と自分の中の意識が変わり、物事を
前向きに捉えられるように変化します。
そして、相手のことも肯定的に受け入れられ
より良好な人間関係を
築くことができるのです。
また、１日３分のセルフケアのため
忙しい方でも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます！
ネガティブな感情を手放して
自分を変えてみたいという方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^
【執筆者：瀬戸里美】
