まずは小さな一歩から!感情はコントロールできる

他人は変えられないが自分は変えられる

職場の後輩に注意するのに、
「でも」や「だって」と
毎回言い訳をされたら、
誰だってイライラしてしますよね。

 

イライラしてしまう気持ちはわかりますが、
あなたの方もちょっと
学習が足りないのかも?

 

例えば、道路に穴が開いていて
一度そこでつまずいたら、誰だって
次からは穴を避けて歩きますよね。
二度も三度も同じ穴につまずいたら
それは学習がなさすぎます。

 

これと同じように、
同じ人と何度も衝突するのは、
「相手の方が悪い」と思っているから
なのです。

 

穴があったら、迂回したり、
飛び越えますよね。
本当は人に対しても同じででも、人相手だと
それができないのは「後輩のくせに」と
相手を下に見ているのかもしれません。

 

まず自分はイライラしたら、
相手のせいにしているんじゃないかと
考えることが大事です。
そして、あえて相手の言い訳をあっさり
受け入れてみましょう。

 

すると、どうせ怒られるだろうと
思っていたところに
あなたがそういう態度に出たら、
相手の後輩も拍子抜けするでしょう。

 

それでつい言い訳しすぎたかなと思って
素直に謝ってくれるかもしれません。
相手の態度や行動をすぐに変えるのは
難しいものです。

 

それなら、自分の態度や行動を
ちょっと変えることで衝突を減らせば、
それだけでイライラすることも減る
ということですね。

 

他人は変えられないが、
意外と自分は簡単に変えられるのです。

感情には法則とパターンがあります!

感情的になりやすい人というのは、
思考パターンに問題があることが
最近の心理学でわかってきました。

 

先ほどの後輩の例のように、
こちらがマイナスの感情を持つと
相手もよけいに硬くなり、
関係がこじれてしまいます。
これも感情の法則のひとつです。

 

「どうせ言い訳だろう」など先入観を持って
相手を見てしまう。
そして、それが相手にも伝わってしまい、
よけいに関係が悪くなってしまう
ということですね。

 

また、イライラは放っておけば収まる
という法則もあります。
基本的に人間は、同じ感情を
ずっとキープできないようにできている
そうです。

 

しばらく時間が経てば
感情が収まっているもの。
放っておいても感情は収まりますが、
一番いいのは、イライラの原因から意識を
別のものに向けることです。

 

目の前の仕事に集中することや
休日の予定など何か楽しいことを
考えるといいかもですね。

 

誰かの行動や態度にイライラして
しまったとき、そのマイナス感情に
こだわっていては損です。

 

感情の法則性を知り、感情を操る技術を
マスターしましょう。

みんなキレやすくなっている?

感情は人間を狂わせると昔から言います。
ちょっと前の話ですが、東大やハーバードの
大学院を出て官僚から政治家になった女性が
秘書に罵声を浴びせる様子が録音され、

 

世間やマスコミに罵倒された挙句、
職を失ってしまう。

 

あるいは、温厚で若い者にも優しく、
また慈善事業にも力を入れてきた横綱が
若手力士に激しく怒って、
怪我をさせてやはり職を失う。

 

でも、こういったことは
有名人だけのことではないし、

 

またそこまでひどくなくても感情的になって
社会生活、対人関係、日常生活に
悪影響を受けたという経験はない人の方が
珍しいでしょう。

 

最近でも、ニュースで度々
「あおり運転」が事件になっています。

 

あれもきっかけは、
「急に前に入られた」とか
「後ろからあおられた(と感じた)」など
カッとなってしまったことが原因
ではないでしょうか。

 

心理カウンセラーの倉成央氏によると、
怒りを誘うのは、
欲求不満・ストレス状態だそう。
人はストレス状態が強いほど
怒りやすくなるそうです。

 

新型コロナウイルスの影響で、
これまでの日常は様変わりし、経済的にも
困窮している方が増えています。

 

厚生労働省によると
新型コロナウイルスの影響で
今年1月末から923日までに
仕事を失った人が
全国で6万人を超えたそうです。

 

新型コロナの感染の不安もあり、
欲求不満・ストレスを抱えている人が
増えているのは間違いありません。

 

こんな時だからこそ、
怒りやイライラといった感情に
振り回されないで、
自分の感情をコントロールしたいですね。

素早く気持ちを切り替えることが大事

では、どのように
感情をコントロールしたら良いのか?

 

誰でも感情的になることはあります。
どんなに気持ちが安定して見える人でも、
ときにはカッとなったり、
気持ちが落ち込んだり、
不安になることはあります。

 

マイナス感情をもってしまうこと自体は
自然なことです。
ただ、いつまでもそのマイナス感情を
引きずってしまう人と、短時間で気持ちを
切り替えられる人がいます。

 

その違いは、スパッと答えを出して、
すぐに行動に移れるかどうかです。
行動すれば状況はかならず変化します。
もちろん、行動が結果的に
失敗に終わることもあります。

 

それでも何もしないよりは、
行動したほうが何倍もいいのです。
なぜなら、行動しなければ、
マイナスの感情の原因になっている状況は、
いつまで経っても変化しません。

 

でも、行動すれば、その影響で良くも悪くも
変化します。その変化した状況に対して、
また「どうすればいいか」考えて
行動に移ればいいのです。

 

また、マイナス感情にとらわれやすい人は
失敗のシミュレーションをしがちです。
そんなことばかり考えていたら、
いつまでたっても行動に移ることができず、
うじうじするばかりです。

 

それなら、シミュレーションなど
しないほうがまだマシです。
失敗のシミュレーションは捨てましょう。
すぐに行動に移れる人は前向きな
シミュレーションをします。

 

だから行動に移ることができるのです。
感情をコントロールするには、
まず、素早く気持ちを切り替えることが
大切なんですね。

感情はコントロールできる!

「こんなこと言ったら笑われるかも…」
こんな失敗のシミュレーションをするとき
人は自分の過去の出来事を
1つの基準にしています。

 

過去の失敗やトラウマから
「また失敗するかも」
「うまくいくはずない」という
「思い込み」をしているのです。

 

この「思い込み」を取るのに、
お薦めなのが、
シンプルパフォーマンスセラピーなのです。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
ネガティブな思い込みを
誰でも簡単に捨てることができる
セラピーです。

 

シンプルパフォーマンスセラピー協会では
毎日、仕事に忙しく時間がない人でも
いつでもどこでも簡単に
自分で自分の心や頭を整理できる
セルフセラピーの方法を考案しました。

 

日々の生活の中で、
これからもイライラしてしまうことは
あると思います。

 

ですが、そんなときも
シンプルパフォーマンスセラピーで
ネガティブな思考をいつでもどこでも
簡単に自分で手放すことができます。

 

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必要もありません。

 

感情をコントロールできる自分になりたい!
失敗のシミュレーション癖を
手放したいという方は
ぜひ個別相談会にお越しくださいね^^

 

【執筆者:瀬戸里美】

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