~性格の不一致は当たり前?!を大解明~
近年、離婚する夫婦は、1年間で
20万組以上いて“3組に1組が離婚する”
と言われています。
これは、時間で表すと、2分半に1組が
離婚している計算になるそうです。
日本のどこかで、2分半に1組の家庭が
離婚しているのです!
そして、気になるのが、離婚の原因。
裁判所がこれを提示しているのですが、
昔からダントツで一番多いのは
「性格が合わない」こと。
半数以上の夫婦が、性格の不一致・価値観が
合わないという理由で離婚しているのです。
結婚して初めてわかることもありますが、
自分とは違う部分も含めて、
パートナーに惹かれて結婚した。
にもかかわらず、なぜこんなにも多くの人が
「性格・価値観が合わない」ことを理由に
離婚してしまうのでしょうか。
今回は、この性格・価値観が合わない
と感じる原因を究明すべく、
こちらの本を読んでみました。
ジョセフ・マーフィー博士が、
夫婦のあらゆる問題に「マーフィーの法則」
を使って解決するとても読みやすい
内容になっていますので
少しだけご紹介させていただきますね。
「マーフィー博士の夫婦相談室
*TPO別 愛のトラブル解決法*」
著者:植西聰
こちらの本によると、
生まれた地方や家柄によって、
習慣や価値観が驚くほど異なり、
そういった違いは、一緒に暮らしてみて
だんだんわかってくるそうです。
個人的な好みや性格に、出身地域や家柄に
根差した風習や習慣が加わり、
その人の価値観や人生観、人格さえ形成する
というのです。
例えば、毎日掃除する人と汚くても平気な人
ゆっくり食べる人と急いで食べる人
シャワーで済ます人と必ず湯船につかる人
休みの日はパジャマで過ごす人と
朝きちんと着替える人・・など。
つまり、これらは、
その人の性格に起因することもありますが、
大部分は、育ってきた環境によって、
そうすることが習慣化されているのです。
家族になったとは言え、もともとは
違う家庭で育ち、他人なので、
生活リズムや考え方、物事の捉え方が
「違う」のは当たり前ですね。
そして、こちらの本では
「相手の習慣との違いを感じたら、
けっして自分の価値観を基準にして
相手の習慣を責めたりしてはいけない」
と書かれています。
そして、否定的な考えが出てきたら、
意識して肯定的な感情と取り替えるように
することを勧めています。
何を大切にしているのか、どうすることが
当たり前かは、人それぞれに基準があり、
自分の基準が正しいと思い行動します。
もちろんそうした基準をもつことは、
自分であるために必要なことですが、
「自分が正しい」気持ちが強すぎると、
自分と違う考えや習慣を責める
気持ちが沸いてきます。
しかし、違うという事実があるだけで、
どちらかが正しくて、
どちらかが間違っているということでは
ないのです。
違うところがあれば、
「そういう考え方もあるんだ」
「それもいいかもしれない」と捉えてみて、
お互いの良い習慣を取り入れることが
できるといいですね。
そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが添えられています!
大切なのは相手の価値観や生きる姿勢に
共感をもてるかどうか。
相手がつらい思いをしているときに、
一緒に悩んだり励ましたり
できることが大切。
相手と習慣が合わないといけない、
価値観が合わないといけない、
相手の価値観が理解できないといけない、
そんなことはありません!
「合う」ことよりも「共感」できるかどうか
相手の思いに寄り添うことができるかどうか
それが夫婦になった、家族になった
意味があるのではないでしょうか。
しかし、普段の生活の中では、
意識して肯定的に捉えようとしても、
相手の気持ちに寄り添えない、
分かろうと思っても分からない、
うまくいかないこともありますよね。
ですから、まずは、シンプルな方法で
日々、自分自身の心を整えることが
大切です!
では、具体的にどうしたら良いかというと、
例えば「責める」気持ちの
根本的な原因となる
✔その考え方はおかしい
✔あなたは間違っている
✔そのやり方は普通じゃない
✔相手の価値観が理解できない
✔同じ価値観じゃないといけない
これらの思い込みを取り除くことで、
自然と相手を受け入れることが
できるようになります。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
これらのネガティブな思い込みを
1日3分のセルフケアで
簡単に取り除くことができます。
一時的に関係が改善されるのではなく、
相手を責めてしまう感情を
根本から解決することができるのです!
夫婦は「違う」ことを前向きに捉え、
お互いに支え合い、思いやり、
ふたりにしかつくれない家庭を築くために、
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にぜひお越しください。
【執筆者:安藤希和】