～夫婦間のストレスの原因を大解明！～
夫婦は二人三脚で家庭を創っていくことは
誰もが理想とするところですね。
結婚式で、どんな時も共に助け合い・・と
誓い合った人も多いのではないでしょうか。
それなのに、気がついたら
旦那のあれが嫌だ、これをしてくれない、
私があれもしないと、これもしないと・・と
ストレスがたまり、旦那にイライラする！
なんてことがありますよね。
そこで、今回は、旦那さんに
ストレスを感じる原因を探り、
旦那さんへのイライラを解消すべく、
こちらの本を読んでみました。
対人関係療法という心理療法を使って
夫婦の問題を解決する方法を教えてくれる
とても興味深い一冊です。
ここでは、ほんの一部ですが、
ご紹介させていただきますね。
対人関係療法で改善する
夫婦・パートナー関係
著者：水島 広子
こちらの本によると、
対人ストレスは相手の人格と言うよりも、
二人の間にあるパターンだと伝えています。
どういうことかというと、
ストレスを感じる要因は、
相手の人格の問題ではなく、
相手から自分への期待や自分から相手への
期待が変わったことにあるというのです。
自分が相手に期待したことを
相手がしないとき、
やらないでほしいと期待していることを
相手がしてしまうとき。
相手が自分に期待してくることが
自分のやりたくないことだったり
できないことだったりするとき。
人はこれらのときにストレスを感じます。
相手にストレスを感じるとき、
相手の人格に問題があると考えがちで、
その人格を見抜けずに
結婚した自分を責めたり、
自分の判断力にも自信がなくなります。
しかし、うまくいっていた
時期もあったはず。
その時と何が違っているのか。
それは、当時と今とでは、
「役割期待」が変わったということです。
例えば、
「頼んだことをやってほしい」という期待が
「言わなくてもやってほしい」に変わる。
「何でも安心して任せてほしい」という
期待が「家事も育児も協力してほしい」
に変わる。
結婚する前と結婚した後に期待したこと、
子どもが生まれてから期待すること、
自分が相手に抱く期待に注目すると、
その変化の違いに気づきませんか？
ほら、相手の人格の問題ではないのです。
そして、こちらの本でははっきりと
下記のメッセージが 添えられています！
自分側の役割期待を整理すると共に、
相手側の役割期待についても
正しく知る必要がある。
どういうことかというと
相手に期待することと
相手が期待されていると捉えること。
逆に相手が自分に期待していることと
自分が期待されていると捉えること。
これらの間にズレがないようにする
ということですね。
そのためには、どちらから見ても、
できているかできていないかが明確で
具体的な形にして伝えることが大切です。
「子育てに協力してほしい」という期待は
「子どもをお風呂に入れてほしい」
「休日は子どもと遊んでほしい」
「週に２回は保育園のお迎えをしてほしい」
というとお互いにわかりやすいですね。
しかし、具体的に決めているのに
相手がやってくれなくてイライラする。
相手が期待していることを
やることができない！やっぱりストレス！
ということがありますよね。
そんなあなたは、お互いの期待に対して、
その通りにしないといけないと思い込んで
しまってはいませんか？
具体的に決めるというのは、
期待通りにしないといけない
ということではないのです。
相手が何を期待しているのかを理解し
「調整する」ということです。
お互いの期待をわかり合った上で
物理的に現実不可能なところや
できそうにないところは
話し合うことも必要ですよね。
相手に対しての期待が強すぎるときや
相手の期待に応えたい気持ちが強いときは
期待に対する自分の心を整えるために、
正しい方法でセルフケアを行うことが
大切です！
では、具体的にどうしたら良いかというと 、
例えば、期待したこと、されたことへの
思い込みである
✔○○してほしい
✔言うとおりにやってくれない
✔期待に応えられなくて辛い
✔できないと言ってはいけない
これらを取り除くことで、
相手に過度な期待をすることや
期待に応えようとしすぎることを
防ぐことができるようになるのです。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
期待に対する偏った思い込みを
１日３分のセルフケアで
簡単に取り除くことができるので、
相手が実現可能な期待に変更できたり、
期待に応えられないことは
どんなことならできそうなのかを
伝えることができるようになるので、
ズレによるイライラが消えていくのです。
そう、お互いの期待に対して自然と
「調整する」ということが
できるようになるのです！
お互いを必要とし、お互いに助け合い、
二人三脚でより幸せな夫婦になれると
いいですね。
それを実現するためにも、
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にぜひお越しください。
【執筆者：安藤希和】
