「比べずにはいられない症候群」から学ぶその劣等感はただの思い込みだった?!

~思い込みをなくして、自分らしく生きる!~

もしも、今人と比べて、
劣等感を感じている方がいたら、
「それは本当にそう感じているの?」と
自分に問いかけてみてください。

 

そして、ちょっとでも自分の身体や
心が疲れていないかを探ってみてください。

 

「あ、仕事のストレスが溜まっているかも」
だから考え方が
ネガティブになっているのか!
そう気づくだけでも

 

自分を深く傷つけてしまう
強い劣等感の状態に苦しむことが
回避できるかもしれません!

 

仮に、あなたが「結婚したい!!」という
願望がある方だったとします。

 

心も体も健康で、元気に過ごしている時に、
友人たちが結婚ラッシュを迎えたら、
「私も結婚したいなー!」と
思うことはあっても、
卑屈になったりせず、祝福しますよね?

 

反対に、仕事でミスばかりしていて
不調だったり、恋愛もうまくいかなかったり
なんだかそわそわしている時に、
友人たちが結婚ラッシュを迎えたら
どんな気持ちになりますか?

 

・・・平常心じゃ要られませんよね^^;
他の人と比べて、落ち込んでしまうことが
多かったり、卑屈になったり、
ネガティブな気持ちになってしまうことが
多い場合は、

 

単に疲れていて心の余裕がない場合なだけ
かもしれません。
と、いっても
今はストレス社会!なんて言われています。

 

働きづめで、やることも多くて、
ストレスか抜けない日々が続いている方も
たくさんいらっしゃるはずです。

 

いくら人と比べて落ち込まないで!
と言われても、気づかぬうちに
比べて落ち込んでいることもありますよね。

 

そこで今回は、
人と比べあってしまうことから
抜け出す方法を紹介していた本に
出会いましたので、ご紹介しますね!

 

精神科医である著者さんが、
実際の診療場面での内容も盛り込みながら
とても読みやすく
まとめてくださっています!

 

「比べずにはいられない症候群」

著者 香山リカ

こちらの本によると、わかってはいても、
人と比べあってしまうのが
人間であるということを
いくつかの例を出して語られています。

 

その一つとして、有名な詩人で歌人である
石川啄木の短歌を紹介されていました。

 

「友がみな われよりえらく 見ゆる日よ
花を買ひ来て 妻としたしむ」
友達がみんな自分よりすごく見えることに

 

悔しいなーと思う日は、
花を買って帰り、おうちで奥様と
花をみて、気持ちを落ち着かせよう・・・
という短歌です。

 

石川啄木がこの短歌を作成したのは
明治41年(1909年)なので、
今から100年以上も前のことです!

 

石川啄木は、作家になりたくて、
東京にきます。そして、
若くして、出版社の校正係になることができ
結婚もされていて、上京も成功して、と
いわゆる勝ち組のような扱いだったそう。

 

そんな石川啄木でも、自分よりも
ものすごくレベルの高い人と比べて
「他の人はすごいのにな」と
落ち込んでいたのです。

 

つまり、いつも比べ合いの相手は、
自分より幸せそうな人だったり、
うまくいっている人だったりします。

 

実際に幸せなのか、うまくいっているのかは
わからないはずなのに、
「〇〇だから幸せに決まっている!!」
という思い込みで決めつけて、
落ち込んでしまうということだそうです。

 

さらにこちらの本では
比べ合いの法則については
以下のようにまとめています。

 

~比べ合いの法則~

①常に自分より恵まれている人、
幸せな人と比べる

 

②自分も恵まれているかも、幸せかも、
ということは目に入らない

 

③相手は「幸せに見える」だけで
本当は違うかもしれない、
など考えられなくなる

 

④自分が今の生活に満足していても、
「あの人の方が上」という相手が見つかると
すぐに比べ合いをしてしまう

 

冷静に考えてみれば、
自分の幸せに目を向けられれば、
周りのそれにとらわれることは
なくなりますよね。

 

でも私たちは気づかぬうちに、
勝手な思い込みによって、
人と比べて落ち込んでしまう…
これって、本当にもったいないですよね!

 

では、どのようにしたら人との比べ合いを
なくすことができるようになるでしょうか?
こちらの本では、とにかく「私は私でいい」
と自分に対して語りかけることを
促しています。

 

というのも、私たちが勝手な思い込みを
してしまう大きな原因に、
マスコミなどからの情報が影響していること
が考えられるからです。

 

また、これに加えて
昔からの価値観の押し付けも
勝手な思い込みにつながると言えます。
このような情報に踊らされないように
自分の意見をしっかり持つこと。

 

人と比べるのではなくて、自分の中にある
幸せのカタチを大事にしていくことが
人と比べあわないためには必要
とのことでした。

 

要するに、人との比較ではなくて、
まずは、自分自身のことを見つめて、
認めて、理解をすること。

 

これによって、周りの情報や出来事に
振り回されないで
自分らしくいられるようになると、

 

これまでの比べ合いが、
単なる思い込みだった!ということにも
気づくことができそうですね^^

 

なお、シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな思い込みを
簡単なスキルで手放すことができるので、
人と比べて落ち込んでしまうことが
なくなります!!

 

また、このセルフケアでは、人は人、
自分は自分と分けて考えることが
できるようになったり、
自分のことをゆったりと感じることも
できるようになります。

 

人と比べてばかりで
落ち込んでしまうことが多い方
ネガティブなことばかり考えてしまう方
劣等感に悩んでいる方は

 

ぜひ、オンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:室屋梨沙】

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