~結婚して旦那さんの性格が変わった?!~
旦那さんと結婚する前の恋人時代、
旦那さんはあなたにとって、
どんな人でしたか?
結婚したばかりの方は
「今も変わらず優しい」
「結婚しても変わらず大切にしてくれる」
と、甘い結婚生活を送っているかも
しれませんね。
一方、結婚生活が数年続くご夫婦の場合、
「旦那は結婚する前は優しかったのに」
「うちの旦那は結婚してから
性格が変わっちゃったのよね」
なんて声もどこからか聞こえてきそうです。
そして、変わってしまったことに対して
大切にされていない!裏切られた!など、
イライラしたり、ストレスを感じている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
結婚して旦那さんが変わったと感じるのなら
もしかしたら、旦那さんもあなたに対して、
変わったと思っているところがあるかも
しれませんね。
体型とか性格がきつくなったとか。
ところで、本当に旦那さんは性格が
変わってしまったのでしょうか。
そこで、今回は、結婚後に
旦那さんが変わったと感じる原因を探り、
旦那さんへのイライラを解消すべく、
こちらの本を読んでみました。
対人関係療法という心理療法を使って
夫婦の問題を解決する方法を教えてくれる
とても興味深い一冊です。
ここでは、ほんの一部ですが、
ご紹介させていただきますね。
対人関係療法で改善する
夫婦・パートナー関係
著者:水島 広子
こちらの本によると、
「性格が変わった」というわけではなく、
恋愛期間中が「異常事態」で、
結婚して落ち着くことで普通の生活モードに
戻っただけだと伝えています。
夫婦は育ってきた環境が違うし、
生活習慣も違います。
性別の違いから身体的な特徴が違い、
感じ方も異なります。
交際期間中は相手に好かれるように、
相手のことを最優先にしたり、譲ったり、
相手に合わせる行動をします。
そうすると、本来の「違い」が
目立たなくなっています。
そして、結婚して次第に
普通の生活モードに戻ったことで
違いが表われるようになり、
それを「変わった」と捉えている、
ということなのですね。
普通の生活モードで現れてくることこそが
本来の「違い」を反映したもので、
ようやくその「違い」に取り組む時期が
きたということなのです。
変化は変化としてお互いに認め、
二人にどんな違いがあるのか、
どんな違いをお互いがストレスに感じるのか
を話し合い、解決していけるとよいですね。
そして、こちらの本では はっきりと
下記のメッセージが 添えられています!
夫婦関係は、本来はかなり意識して
ずれを埋める努力が必要な関係性である。
それにもかかわらず、
家族という親しさのなかで、
最も手を抜かれてしまうのです。
夫婦というのは、相当違う人同士が、
最も近い運命共同体を作り、
さらに限られた共有時間の中で
維持していくという難易度の高いことです。
相性がぴったりだと思って結婚した夫婦でも
年月の経過の中でずれを感じるのは、
普通の生活モードに入って
「違い」が目立ってくること以上に、
共有している時間や体験が
驚くほど少ないのに、
それを埋める努力を
意識的にしていないからなのです。
つまり、「家族なんだから」という甘えや
「夫婦だから言わなくてもわかる」なんて、
わかり合っているつもりでいて、
夫婦関係を築くことに
手を抜いてしまうのですね。
そのために、ずれが生じたときになって
相手にわかってもらえない、
変わってしまったと感じて
相手を否定したり、お互いに責める気持ちが
起こってしまうのです。
相手が変わったことにイライラするのは、
自分との違いを否定的に捉えてしまうから
でもありますね。
これは、自分と相手との境界線が
引けていないということでもあります。
ですから、そうなることを防ぐためには、
まずは、正しい方法で
日々のセルフケアを行うことが大切です!
では、具体的にどうしたら良いかというと 、
例えば、
✔旦那さんの性格が変わった
✔自分は大切にされていない
✔旦那さんのやり方は間違っている
✔言わなくてもわかり合える
これらの思い込みを取り除くことで、
旦那さんとの間に境界線を引くことができ、
変化や違いを受け止めることが
できるようになるのです。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
これらの思い込みを
1日3分のセルフケアで
簡単に取り除くことができます。
いつの間にか、旦那さんへの
イライラが消え、変化にも寛容になり、
自分でも気づかないうちに
夫婦関係が良くなっているなんてことが
起こるのです!
お互いの変化を受け止め、
お互いに心から理解し合い、
夫婦の形そのものを変化させながら
共に歩んでいけると良いですね。
それを実現するためにも、
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会にぜひお越しください。
【執筆者:安藤希和】