失敗したときや落ち込んだとき、
怒りや悲しみの感情があふれだした時、
自分の感情がコントロールできず、
ずるずる何日も引きずったり、怒鳴ったり、
思いっきり泣いたりすることありますよね。
自分の感情が不安定であると、
生きづらさを感じたり、ネガティブに
考えがちになってしまいます。
だからこそ、自分の感情を自分で
コントロールできたら、嬉しいですよね!
今回は
感情をコントロールすることができる方法は
あるのか知るべく、
こちらの本を読んでみました!
脳を騙すことで感情がコントロールできると
わかりやすく説明されていたので
少しだけご紹介させていただきますね!
「心のブレーキを外す。」
-「限界の正体」を知り、
「思い込みの檻」から抜け出す法
【著者】為末 大 さん
こちらの本によると、アメリカの心理学者
ウィリアム・ジェームズと
デンマークの心理学者カール・ランゲの
2人が提唱した、ジェーム・ランゲ説は、
生理学的反応の方が、感情よりも先に起こる
ことを説明しているといいます!
“悲しいから泣くのではない。
泣くから悲しいのだ。”
彼らはこう考えたといいます。
最初に涙という生理反応が生じ、
その反応(涙)に対する1つの解釈として、
悲しくなるのです。
この説で、感情のすべてが
説明できるわけではありませんが、
生理反応を意図的に演出することで、
ある程度心の動きを操作できることが
わかっているのです!
だとすれば、行動や表情を変えることで、
感情をコントロールすることも
できるのではないかと著者である
為末さんは考えました。
✅悲しい時こそ顔を上げて、
悲しくないふりをする
✅緊張している時こそ笑顔作って、
緊張していないふりをする
✅自信がない時こそ体を開いて、
自信があるふりをする
「フリをする」とそれだけで脳に
異なった解釈を与え、ネガティブな感情を
追い払うことができるのです!!
失敗したり落ち込んだりすることがあっても
成功しているときと同じように振る舞うと、
脳が騙されている状態になって、
実際に前向きになることがあるのです!
自信があるフリに脳は騙されるのです!
ですから、「自分は〇〇だから、大丈夫」
といったようにポジティブに考えると、
脳は騙され、実際にポジティブな気分に
なるのです!!
つまり、思い込みを変えたフリをするだけで
自分の感情や行動が変ってくる
ということなのです!
具体的にどうしたらよいかというと、
「フリをする」ときにジャマとなる感情の
✅「どうせ自分にはできない」という諦め
✅「本当に変わるのか…」という疑心
これらの負の感情をなくしていくことで、
心から「フリをする」ことができ、
脳が騙されやすくなります!!
脳が騙されている状態であると、
失敗したり落ち込んだりすることがあっても
成功しているときと同じように
振る舞えるため、
“失敗しても前向きになれる”というような
感情をコントロールすることが
できるようになります!!
負の感情をなくして、
脳を騙されやすい状態に保ち、
感情をコントロールするチカラを
身に着けていって下さいね!
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【執筆者:松下琴音】