生きづらさの原因は?〇〇のトラウマ体験

トラウマは過去の体験によって生じます。
心に傷を残すような体験は、
トラウマ体験と言われます。

 

トラウマは心身にさまざまな影響を及ぼし、
生きづらさのもとになることがあります。
では、どんなことが
トラウマ体験になりうるのでしょうか?

 

非常に危険で恐ろしい出来事が
トラウマになる場合があることは、
よく知られています。

 

ですが非日常的な恐怖体験だけでなく、
日常的にくり返されてきた出来事が
心に複雑な傷を残し、より複雑な影響を
与えることがあります。

 

ごく身近な人との間で繰り返さる
“対人関係上の問題”がトラウマレベルの
影響を与えることもあるのです。

 

とくに子供の場合は、
養育者との不安定な関係、
学校などでのいじめが影響を与えたり、

 

このほかにも、非常な怒り、恐怖、
裏切られたと感じるような体験や、
服従を強いられたり、打ちのめされたり、
対面や名誉を傷つけられたりするような
体験は、心に傷を残すことがあります。

 

そして、つらい体験によって
心身の変調が生じ、
生きづらさにつながってしまうのです。

 

つまり性格だから変えられない・・・
などと思ってきた「生きづらさ」は、実は
後天的にできた心の傷の影響かもしれない
ということを知っておいてくださいね!

 

たとえば、私たちは生きていると
いろんな出来事に遭遇します。

 

なにか大変な目にあったあと、急に
そのときのことをまざまざと思い出したり、
気が休まらなかったりするのは、
ごく自然な反応です。

 

多くは時間とともに解消していきますが、
心身の変化が戻らず、慢性的な症状として
残り続けることがあります。

 

つらい体験によって引き起こされた
心身の変調が自然に回復せず、
長く続く場合には、「トラウマがある」
と考えます。

 

そしてトラウマの影響は、
症状として現れます。

●トラウマ体験時の記憶が勝手によみがえる

●神経のたかぶりが続く

●トラウマ体感を思い出すような状況を
避け続ける

●感情をコントロールできなくなる

●自分の気持ちがわからなくなったりする

●ネガティブな自己概念
※自分に対してだけでなく、他者、
世界を見る目も変わってしまう

●対人関係の障害
※他者との関係を維持し、
親しくなることが難しくなる

 

症状は互いに関連しやすく、
症状の現れ方に強弱はありますが、
いずれにしろ自分の調節方法が分からない
状態で、人生という旅路を安全に
走りぬくことは容易ではありません。

 

まずは自分自身になにが起きているのかを
確かめてくことが大切です。

 

性格だから変えられない・・・と思ってきた
「生きづらさ」は実は、
後天的にできた心の傷の影響かもしれない。
そうであれば、傷を癒すことで
よい変化が生まれる可能性があります。

 

トラウマによる生きづらさは、過去が
「今」を脅かしていることの現れです。

 

過去のパターンに縛られず
「今」を充実させていくことで
トラウマを回復することができます。

 

トラウマから回復するには、いつかどこかで
トラウマに向き合う必要がでてきます。

 

自分のトラウマに向き合おうとして、
つらい思いがよみがえってきても、
「そのとき」と「今」には違う点があること
を認識すれば、
前に進んでいくことができます!

 

そして、このとき大切なのは
「安全である」「安心できる」という実感を
得られるようにしていくことも重要です。

 

なお、シンプルパフォーマンスセラピーは
安心感・安全感を感じながら、
誰かに詳しく話すこともなく、
過去のトラウマ体験を自分自身で
簡単に手放すことができるので

 

自然とトラウマ体験に対する
見方・捉え方が変わり
過去のトラウマ体験を前向きに
捉えられるように変化します。

 

「勝手によみがえる、つらい過去」
「思い出したらつらい過去」
「忘れることができない、つらい過去」

このような過去のトラウマ記憶を
手放すことができれば今までは
ふとしたときに思い出して
つらい気持ちになっていた体験が

 

自然と思い出さなくなったり、
気がついた時には
思い出すたびに辛いという気持ちを
手放すことができるのです。

 

また、1日3分のセルフケアのため
忙しい方でも無理なく自分のペースで
心を整える習慣が身につきます!

 

つらい体験でできた
“心の傷”で悩んでいる方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

【執筆者:横山恵理】

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