私たちの意識には潜在意識と無意識が
あります。この意識は氷山に例えられ
無意識が海面上に出ている部分、
潜在意識が水面下に隠れている大半の部分
と表現されます。
つまり、ほとんどの部分が
水面下にあると言うことです。
現在日本の介護について現状が
変わりつつあります。施設は増えていますが
自宅介護も増えています。
高齢化が進み
認知症の患者数も増加しています。
日本における認知症高齢者の人口の
将来推計に関する研究では2020年
65歳以上の高齢者認知症有病率は16.7%
約602万人となっており、
6人に1人程度いらっしゃいます。
近年ニュースを見ていると老老介護や
単身介護が話題になっています。
介護を1人で行う事は、
かなり難しいことです。
さらに近年、若年性の
認知症の方もいらっしゃいます。
悲惨なニュースもありますが、これもまた
氷山の一角ではないでしょうか。
認知症の症状があるご家族を介護する
家族の方も増えている状況です。
施設にはいられる方もいらっしゃいますが、
現在の世の中ではなかなか施設入ることも
待機していることも多い現状です。
家庭の事情より家で介護される方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
支える家族は生活するために仕事をして、
家の家事を行い
さらに介護を行っています。
単身介護される方は、
たった1人で抱え込んでしまいます。
オーバーワークで今にもパンクしそうな
人もいるのではないでしょうか。
専門家に相談をする。
まずは社会的サービスを使う事を
検討して頂く必要があると思います。
ただ、ご家族様にもご本人に対して
やってあげたいと言う気持ちも
大いにあるのではないでしょうか。
介護者の方の気持ちとしては、
介護を人に任せるのは心配。
できる限りのことはしてあげたい。
今までに親切にしてもらったから。
もしくは、
どうしてこんなことをしなければいけない。
なんで余分な用事を増やすの。
怒れる。イライラする。
将来が見えない。
こんな気持ちを抱えている方もいますよね。
逆に介護される人の気持ちとしては、
こんな体になって情けない、申し訳ない。
悪い。もっとこうやって欲しい。
上手くいかず、イライラする。
本当は寂しい。
介護される人は、
内側を向いているのに対して、
介護者は外側を向いている。
すれ違っているので要望を聞くこと、と
井上百合枝さん認定心理士、社会福祉士、
介護福祉士の方は仰られています。
介護される人を変えることは難しいのですが
介護する側の人の考え方や思考は
変えることができるのです。
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
1日たった3分でセルフセラピーを
することができます。
セルフセラピーを継続して行うことで
自分を客観的に見ることができます。
自分を外側から見ると同時に
自分軸を持てるので、
できることとできないこと明確にし、
サポートが必要な事は利用していく。
しっかりとした自分軸取り戻し、
自分の将来も考えつつ介護する方法を
探ることが可能になります。
介護される人との良好な関係を保ち
さらに自分軸で
自分の将来についても考えられる
そんなライフスタイルを
実践してみてはいかがでしょうか。
【執筆者：木下里佳】
