1日3分のセルフケアでトラウマ原因を手放そう!

日々感じている生きづらさが
トラウマの影響によるものだとしても、
周囲の人には理解してもらえなかったり、
自分でも
気づいていなかったりすることがあります。

 

トラウマによる症状を、周囲の人は
「本人の問題」「性格が悪い」などという
言葉で片付けてしまうことがあります。

 

「感情の調節がきかない」
「自己否定感が強い」
「対人関係がうまくいかない」
といったことで悩んでいる場合、たとえば、
うつ病等と診断されることもあるでしょう。

 

ただ、トラウマの影響で起きているうつ病は
薬が効きにくく、
治りにくいことがわかっています。

 

一方で、原因となっているトラウマの存在は
トラウマ体験から長い時間がたてばたつほど
問題視されなくなる傾向があります。

 

「つらい体験はだれにでもある。
それを乗り越えられないのは本人の問題」
などと言われることもあります。

 

本人は、「だれにも理解されない」
「自分が悪い」などという思いをかかえ、
ますます生きづらくなりやすいのです。

 

わかってもらえないから、
ますます苦しくなる場合があることを
知っておいてくださいね!

 

たとえば、家庭内の問題や、
性暴力を受けたことなど、
なかなか人に言えない、言えなかった
という人が少なくありません。

 

【だれにも言えない】
だれかに話した結果、
問題に巻き込まれるのではないか?
自分が責められるのではないかと心配する

 

過去に誰かに話をしたとき、
心配していたとおりの
マイナスの結果になった

 

災害や大きな事故などの場合、
自分だけが生き延びたことに
罪悪感をもっている

 

日常的に繰り返されていて、
それが「間違ったこと」であると知らない

 

だれに、なにを伝えればよいかわからない

このように「だれにも言えない」から本人も
トラウマと自分がかかえている悩みとの
関連に気づきにくいことがあります。

 

他にも、「覚えていない」「聞かれない」
「結びついていない」ことが
“気づきにくさ”につながっています。

 

【覚えていない】
トラウマ体験の記憶は、抜け落ちている
ことがあります。覚えていない以上、
トラウマがあると自覚されません。

 

身体的な症状だけが前面に出てくること
も多く、心の問題は見過ごされがちです。

 

【聞かれない】
眠れない、憂うつ感が消えない、
原因不明の体調不良が続くなどといった
症状で受診した場合、過去の体験まで
詳しく聞かれないこともあります。

 

そのため、現在、現れている症状を
抑えるための薬が処方されるだけ、
改善がみられなければさらに
薬が増えるだけで根本解決になっていない
場合もあります。

 

【結びついていない】
今苦しんでいる症状と、これまでの
体調が関連するとは思わない、
思われないこともあります。

 

トラウマ体験から長い年月がたつほど、
「そんな昔のことは関係がない」と
考えられがちです。

 

トラウマがあること自体は、病気や障害
ではありません。ただ、トラウマの影響で
生活上の問題が生じ、
大きな苦痛を感じているのなら「心の病気」
として対処していく必要があります。

 

心の病気を治すために、薬物療法が
重要な柱のひとつとされていますが、
トラウマの影響でおこる症状に対する効果は
限界があります。

 

もし、治療を重ねても一向に改善せず、
薬ばかり増えていくような状態が
続いているなら、トラウマへの対応を
考えてみてください。

 

トラウマからの回復を促す専門的な治療法は
さまざまです。

 

心理療法は、さまざまな心の問題を対象に
おこなわれますが、トラウマを扱う場合には
トラウマに焦点を当てた心理療法を
用いるのが一般的です。

 

心理療法には、感情や認知、
行動に焦点を当てた認知行動療法、
その他の心理療法と種類はさまざまです。
ここ30年ほどの間に、トラウマについての
研究は大きく進化しました。

 

PTSDをはじめ、
トラウマ性疾患を対象にした心理療法が
いくつも開発され、その治療効果についての
科学的検証も進んでいます。

 

種類が多いだけに、どの心理療法がよいのか
疑問に思うこともあるでしょう。
基本的には、治療者と相談しながら
選択します。

 

専門的な訓練を受けた治療者の
働きかけにより、認知・行動・感情・
身体感覚などに変化をもたらし、トラウマと
向き合い、心の問題を軽くしてくことが
何より重要になってきます。

 

なお、シンプルパフォーマンスセラピーは
安心感・安全感を感じながら、
誰かに詳しく話すこともなく、過去の
トラウマ体験を自分自身で、簡単に
手放すことができるので

 

自然とトラウマ体験に対する
見方・捉え方が変わり
過去のトラウマ体験を前向きに
捉えられるように変化します。

 

「理解してもらえなかった」
「誰にも言えなかった」
「ひとりで抱え込んでいる」

 

このような過去のトラウマ記憶を
手放すことができれば今までは
ふとしたときに思い出して
つらい気持ちになっていた体験が
自然と思い出さなくなったり、

 

気がついた時には思い出すたびに辛いという
気持ちを手放すことができるのです。
また、1日3分のセルフケアのため忙しい方も
無理なく自分のペースで心を整える習慣が
身につきます!

 

つらい体験でできた“心の傷”で
悩んでいる方は
ぜひオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^ ^

 

【執筆者:横山恵理】

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