どれに当てはまる?「キレやすい子」の3つのタイプ
キレやすいお子様に
困っているママさん、
毎日お疲れ様です!
子供のキレやすい感情に
触れている毎日ですが、
「キレる」には
大きく3つのタイプがあると
言われていますがご存知でしたか?
ご自身のお子さんは
どんなキレやすさを持っているのか?
当てはめて見てくださいね!
①すぐに興奮して怒りっぽいタイプ。
かなり多くの割合がこのタイプに
分類されると思います。
アドレナリンが出やすく、
すぐにカッとなるタイプです。
このタイプは、八つ当たりをしやすく
周囲に自分の感情をまき散らします。
何かに対して正しく
怒りをあらわにしない状況です。
例えば大人だと、
パワハラをするような人は
このタイプに属します。
②自分の領域を侵されると怒るタイプ。
強い不安を抱えていて、
キレるという感情が
ひきこもる傾向にあります。
自分が安心できる場所にいたり
活動をしたりしているときは
安定していますが、
他人が無理に介入してきたり、
コントロールしてきそうになると
激しい攻撃に変わることもあります。
③怒りを内側にひめるタイプ。
虐待やいじめ、それから支配的な家庭に
育った子どもに多いタイプです。
子どもは3歳くらいになると、
「こういうことをやりたい」
といった自我が出てきます。
しかし、自我を親に否定されると、
子どもは「いい子でいないといけない」
と思うようになりますが、
自我に逆らって「いい子」で
い続けるのは大変です。
ずっと「いい子」だった子どもが、
いきなり不登校になっちゃった
ということもこれにあたります。
「いい子」でいることに疲れてしまい
感情がコントロールできなくなり、
衝動的にキレるタイプです。
感情として怒るということは
大人であっても子供であっても
必要な感情ではありますが、
特に子どもにとって
この「怒り」に関しての
イメージがあまり良くないと
上記にあげたような
うまくコントロールのできない
感情として備わってしまうのです。
では、なぜそういった
感情として備わってしまうのか?
関わりの深い要因を
次にお伝えします!
キレるのは親の関わりと脳の仕組みが要因です
関わりの深い要因の一つ
「親の関わり方」です。
子どもがキレやすいのは
生まれてすぐの赤ちゃんに
備わっているわけでは
ないですよね?
生まれてすぐに
「この子はキレる子だ!」と
判断はできません。
つまり、成長段階で
そのキレやすさが
教育されてしまうのが
主な原因なのです。
というのも、
3歳くらいになって
感情や自我が出てくると
子どもは親の感情や行動を
真似していくようになります。
例えば、
何か不都合なことがあって
誤魔化したり嘘をついているのを
理解し始めると、
同じように嘘をつく行動をし、
また、
親から怒鳴られている子どもは、
人と接するときや
人になにかをしてもらいたいときには
怒鳴って指示をする、という状態です。
なので、親から必要以上に怒られたり
責められると、自分が何かされた時や
友達間で喧嘩があった場合は
一方的にキレるというような状況もあれば、
否定ばかりをされると、
否定から会話が始まりやすく
トラブルが多かったり、
逆に怒りを溜め込んで爆発させたり
大きな関わりを
しめているのです。
そしてこのことには、
脳内にある「ミラーニューロン」
という神経細胞の働きが関連しています。
これは、文字通り、「鏡の神経細胞」です。
これによってどんなことが起こるのか。
たとえば、
父親が母親に暴力を振るっている場面を
子どもが見てしまった。
すると、子どもの脳のなかでは、
ミラーニューロンによって子ども自身が
暴力をしているときと同じ活動をする。
つまり、親が怒鳴っているのを見たら、
子どもの脳も怒鳴っているという
状況になります。
日々子どもとしっかり
関わっているつもりでも、
実は親の表情や怒りというのは
しっかり鏡のように映し出されて
インプットされてしまうのが
現実なのです。
しかし、
親をせめているわけではありません!
私も実際そうだったので、
子供がキレて暴れて困った経験も
それに対して怒鳴っていたこともあります。
だからこそ、知っておいて欲しいことを、
次にお伝えしていきます!
ガミガミ星人を手放しキレない子どもに育てる!
キレやすい子どもにしないためには、
親は自分の行動を振り返り
見なおし対応していくことが
ポイントです!
様々なポイントがありますが、
特にこの3つが重要です。
まずは肯定的な声かけです。
なにより頭ごなしの否定の言葉はNGです。
「○○しないで」
「やめなさい!」
「無理!」
「うるさい!」
といわれると、
子どもはなにをしていいのかわからず
言葉にできない感情がキレる行為に
加速させます。
電車のなかで静かにしてほしいときなら、
「うるさい!騒がないで!」ではなく
「お口チャック」「本を読もうか」
というといった具合です。
また、
さまざまな試行錯誤をさせて
あげることも大切です。
子どもは3歳くらいになると、
いろいろと「実験」をしたがります。
お風呂で石けんやシャンプーなどを
混ぜて遊んでいるなんてことも
あるでしょう。
もちろん、危険が伴うことは
やめさせなければいけませんが、
ある程度の試行錯誤の経験、
実験は許容してあげてください。
すると、そういった遊びなどを通じて、
子どもは「これをやると怒られるんだ」
「こういう遊び方はケガをするんだ」と、
実体験に基づいた説得力のあるルールや
パターンを学んでいくことになります。
そのなかには、
「うまくお友だちと付き合うには
こうすればいいんだ」というふうに、
人間関係にかかわることも含まれます。
そうすると、
喜怒哀楽の感情も
出せるようになるし、
怒りまかせに、攻撃に走ったり
我慢してこもったり、
出せなくて苦しいなんてことも
なくなるのです。
いずれにしても、
大切なのは子どもに対する親のかかわり方。
それを肝に銘じて子どもの目線に立ち、
子どもに暴力的な場面を見せていないか、
頭ごなしに子どもの欲求を否定していないか
と、普段の行動を振り返るように
してみてくださいね!
もしキレやすい子にさせてしまうほど
ご自身の怒りがうまく
コントロールできない方は
下記も合わせて参考にしてくださいね!
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