困った…キレやすい子どもにどうしてる?

キレやすい子どもに頭を抱える毎日。自分の思い通りにならず攻撃的になる子どもに、親もつい大きな声を出してしまったり泣きたくなったりもします。子どものキレる・グズグズにどう対応すればいいのか一緒にみていきましょう!

 

先に大切なことをお伝えします!

子どもがすぐキレてしまって
困っているんです…

という親御さんへ

先に大切なことをお伝えします!

 

キレない子にしたいなら、まずは
キレない親になるということです。

 

というのも、つい
こんなことを言ってしまう
ことはありませんか?

 

感情をあらわにする子どもに対して、
親がすぐ、

「ダメって言ったでしょっ!
なんでそんなことするの!」

「また○○してない!」

「何度言ったらわかるの!」

とキレて叱ること。

 

これが本当に
よくないことなのです。

 

ちょっと思い当たるかも・・・
という方はぜひ読み進めてくださいね!

 

親は子どものモデルです!

親がキレると子どもが
キレやすくなるというのは
どういった状態なのでしょうか?

 

実は
親がキレる姿が子どもの
見本(モデル)になってしまう
言われています。

 

子どもは親が思う以上に親を
よく観察していて、
無意識のうちに同じ行動を
身につけてしまいます。

 

これをモデリング効果
(観察学習)と言います。

 

ある研究からは
特に攻撃的な行動は他人の
攻撃的な行動を見ることによって
強化されると言っています。

 

親がしつけのためと言って
子ども叩くと、子どもも何らかの
理由をつけて人を叩くようになります。

 

叩かないまでも、親がキレて叱る
という行為も攻撃的な行動であることに
かわりはなく、

 

子どももキレて怒鳴ったり
攻撃的な言葉を相手にぶつけたり
するようになってしまうのです。

 

キレやすい子どもとキレやすい親。

親子関係は子どもが作る
一番初めの人間関係であり、
そこで不信感を土台にしてしまうと、
その後の人間関係も同じ土台で
作るようになります。

 

「また○○してない!」
「何度言ったらできるの!」

と叱られてばかりいると、

「自分は何をやってもダメだ。
 自分はダメな子だ」

と思い込むようになります。

 

つまり、
自己肯定感が持てないまま、
強い自己否定感に
とらわれてしまうのです。

 

すると他人の何気ない言動に対して、
「自分がバカにされた」と思い込んで、
キレてしまう可能性が高まります。

 

以上のように、
他者不信感と自己否定感に
とらわれている子は
ちょっとしたことでキレやすくなります

 

ですから、
キレない子にしたいと思ったら、
何より親がキレない親になることです。

こうあるべき!を手放せば感情はぶつからない!

しかし、
子どもの場合は発達の途上なので、
キレてしまう時は親の対応が
とても大事です。

 

子どもがキレる姿を見て、
「わがままは許しません」
とばかりに頭から否定したり
叱りつけたりするのではなく、
まずは本人の言い分を
聞いてあげることが大事。

 

共感してもらえると、
子どもは素直な気持ちになれて、
その後の親の言葉も
聞けるようになります。

 

親もまた子どもの行動に対して
キレてしまうのは、
親自身も子どものためと思って
今まで経験したことを
なんとか伝えたい
思っているからなんです。

 

それがうまく伝わらなかった
時に相反して生まれる感情が
キレるということ。

 

なので、
この自分自身に根付いた
こうあるべきという思考を
手放していくことが
これからの親子関係の良さにも
つながり、

お互いがキレにくい、
良い関係を築けるのです!

 

自分でコントロールできそうで
あればぜひ今日から、
ご自身の「べき」という
概念を通さないで
子どもと向き合っていきましょう

 

【執筆:備前縁】

▼自分のキレやすさをコントロールしたい方はメールレッスンで詳細を受け取ってくださいね^^

タイトルとURLをコピーしました