感情爆発!!キレやすい子どものSOS!

親としては困ってしまうキレやすい子どもの感情。攻撃的になったり暴れて手をつけられないことも。しかしその背景には子ども自身がSOSを出している可能性があることを知っていますか?そのSOSを見つけて未来に持ちこさないヒントをみていきましょう!

 

キレやすい子どもの脳と心のメカニズム!

子どもがキレやすいのは
しつけのせい?
自責してしまう方も
いらっしゃると思いますが、

 

一概にそうとは言えないのですよ。
実は子どもの脳の発育事情にあります。

 

脳は大きく分けて
「脳幹」「大脳辺縁系」「大脳新皮質」
という3つで、

1、脳幹では生命維持に関する役目

2、大脳辺縁系では本能や感情に関する役目
怒りの感情も大脳辺縁系)

3、大脳新皮質は人間だけが発達している
論理的思考などを司り、
その中でも前頭前野部分は
「キレる」という情動を抑える役目をしています。

 

しかし
人はそのキレる感情を抑える
大脳新皮質が脳の中では
後に成長するので、

 

子どもは怒りを生むことができても、
それを抑えるだけの脳が
育っていないということになります。

 

つまり大人に比べて
子どもの怒りの抑制は
不安定になっている状態なのです!

 

なので、
急に感情のコントロールが
できなくなってきたり、
抑制がうまくいっていないという場合、
子どもの心自体に負担がかかって
いることがわかります。

 

子どもの自尊心を育てよう!

例えば、
上記の脳のメカニズムを
知らないでいると、

 

親は
「躾が悪い!」
「いいこに育てなきゃ!」
と躍起になって
よりしつけを厳しくしてしまう
こともありますが、

 

それは逆効果!!!

 

どうしようもできないことを
親の視点だけでジャッジし、
よりきつく叱ったりしつけると、

 

子どものありのままをただ
否定していることになるので、
それが心への傷となり、
脳が成長したとしても
キレやすく成長してしまうのです。

 

なので、
子どもの感情をよく観察し、
頭ごなしに否定や叱責を
しないように向き合うこと
となってきます!

子どものSOSに親は感情的にならずに接すること!

ここまでお伝えしてきましたが、
子どもの感情爆発は
どうしようもない
SOSのようなものです。

 

それが問題というよりも、
その子どもに対して
どう接していくのか
その先の未来が変わってきます

 

我が子も5歳で
イヤイヤ期や好奇心の芽生える時、
感情が爆発した時に
怒りっぱなしだったので、
精神的に不安定になるほど
大変でした・・・。

 

今はメカニズムを知り、
私自身が良いタイミングに
シンプルパフォーマンスセラピーで
脳もマインドも整えたので、

子どももかなり落ち着きましたが、
そのままだったら、
きっと成長後もキレやすく
パワハラをするタイプ
なっていたかもしれません^^;汗

 

それだけ、その発達の最中の
親の教えやあり方は重要になってきます!

 

子どものSOSを
さらに追い込まないように
気をつけてくださいね!

 

【執筆:備前縁】

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