なぜか家族にイライラしちゃうママの悩み! その原因はママにある!?

家族が怒りのサウンドバックになりやすい!

子どもは言うことを聞かない!
夫も家事に気を利かしてくれない!
実家とのやりとりも思うようにいかない!
家族に対して沸き起こる様々なイライラ…
そして家族に感情をぶちまける・・・

 

一方で、赤の他人に対しては、
それほどイライラすることもなく、
例えイラッとしたとしても
感情的に怒りをぶつけることは
ほとんどない・・・

 

こういったお悩み
ありませんか?

 

どうして家族には
寛大になれないんだろう…
決して、憎いわけでも
嫌いなわけでもない…
むしろ大切な存在。

 

それなのに、
激しく感情をぶつけてしまう。
そして後々、
後悔し自己嫌悪を繰り返す…

 

それにはちゃんと
そうなる理由が
あったのです!

 

私たちが赤の他人に
怒りをぶつけないのは、
その人が
自分とは関係のない人だからです。

 

名前も知らない他人に、
怒りを感じたとしても、
それを表に出すことをしないのは、
その人が自分にとって
「遠い人」だからです。

 

怒りと言うのは、
近ければ近い人ほど
怒りを感じやすいという
性質があります。

 

同時にその怒りを
表現しやすい相手も、
関係性の深い
「近い人」なのです。

 

しかも、なんと、
自分に対する怒りが
一番表れやすいのです!

 

上手くいかない自分に
苛立つという経験は
誰しもあるでしょう。

 

次いで、家族に対する怒り、
知り合いに対する怒り、
他人に対する怒り…

 

という順に、
怒りを感じる強さというのは
落ちていきます。

 

近い相手には、
「これくらい言わなくてもわかるだろう」
「そんなことするはずがない」
というような思い込みが強く出るのです。

 

家族に対しては、「○○するべき」
という思い込みを多く持っているために、
赤の他人に対して怒りを感じなくても、
家族には頭にきてしまう!
という場合があるのです。

 

家族という身近な存在だからこそ、
感情的になりやすい関係性である、
ということだったのです。

怒りの矛先はすり替えられます!

怒りの感情は、
必ずしもそれが生れた場所で
爆発するものではなく、
持ち運びが可能という性質があります。

 

また、場所だけでなく
時間も超えることができます。
そのため、幼少期の過去の怒りを
今いる場所で爆発させたり、

 

怒りの感情が
生まれた場所とは別の場所で
その怒りとは直接関係のない相手に
ぶつけてしまうこともあるのです。

 

たとえば、職場でイヤなことがあり、
その怒りが時間をおいて家族に対して
ぶつけられるといった具合です。

 

本来なら、怒りが生まれた場所で
怒りの感情を表現し、
解決させることが一番です。

 

しかし、周りとの人間関係を考え、
怒りを飲み込んでしまうことも
あるでしょう。

 

このときは、
ただ怒りを飲み込んだだけなので、
怒りの感情が
消えているわけではありません。

 

処理しきれていない怒りの感情は、
自分の中でずっとくすぶり続けます。
そして、その怒りを、最も自分が
怒りを表現しやすい場所に持ち帰って
発散するのです。

 

ほとんどの人にとって
「もっとも怒りを表現しやすい場所」は
家庭です。

 

職場で火がついた怒りを、
家庭など身近な人につい発散してしまう
というわけです。

 

身近な感情をぶつけやすい相手の
ちょっとした言動をタネに、
別の場所で生じた怒りを転嫁して、
相手にぶつける。

 

その行為は、
ぶつけられる相手にしていれば
理不尽でしかありません。

 

怒っている側に、
「別の場所から持ち帰った怒りが、
子ども・夫に対して
爆発してしまっている」

 

という自覚がないと、
「言うことを聞かない子どもが悪い」
「気の利かない夫が悪い」
という理解になってしまいます。

 

身近な家族に対して、
ちょっとしたことで怒りが生まれたときは、
これは本当に怒るべきことなのか?
私は本当にこのことで怒っているのか?

 

別のところで生まれた怒りを
持ち込んでいないか?
と一度立ち止まり考えてみましょう。
そうすると、
少し冷静になれるはずです。

 

怒りには、上から下に向かうという
性質があります。
人が一番強く怒りを感じる相手というのは、
自分より少し下だと思う身近な人間です。

 

家庭なら親から子、
職場なら上司から部下
という関係です。

 

自分より下だと思う相手に
「自分の常識」が裏切られるから
苛立つのです!

コロナ禍が親子のストレスを加速させています!

子どもが親などから
虐待をうけたとして、
児童相談所が対応した件数は

 

コロナ禍である、
2020年1月からの半年間で、
9万9000件を超え、
過去最多のペースとなっていることが
厚生労働省のまとめでわかりました。

 

多くはお母さんからの
「子どもを虐待してしまいそう」
「以前は絶対に手をあげなかったのに、
手をあげてしまう」
といった相談だったそうです。

 

休校やテレワークで家族が1日中、
家で過ごすことのストレスの矛先が
子どもに向く親が増えたのです。

 

学校が休校となり、
保育園も休園。
お母さんとお父さんもテレワーク。

 

「仕事をしなくてはならないのに、
同時に子どもの面倒を
みなければいけない。
仕事をしながら、勉強をさせ、
遊ばせて、食べさせて。

 

夫も1日中家におり、
食事も3食、作る…
洗濯も掃除も・・・。
これでは目が回ります!

 

そんな中、
子どももストレス状態にあるため、
言うことをきかなくなる。
勉強を促してもしない。朝も起きないし、
食事も『あとでいい』と食べようとしない。

 

まだ小さいと子どもだと、
ママから離れない…

 

家族以外の友人とは会えない、
話が出来ない、
というストレスも加わり
イライラは募ってゆく一方。

 

そして学校も保育園も再開しない為、
子ども達もイライラが増します。
我慢するしかないというのは
分かっていても、

 

出口の見えないトンネルの中に
いるようだと、
多くのママたちが感じています。
いつまで続くのか…
いつ解放されるのか…

 

親子が家庭内で感じるストレスが、
常にピークを、
更新し続けているような状況が
今、多くの家庭内で起きています。

感情は無意識に親から学んでいます

子どもは親のまねをして育ちます。
普段の仕草や言葉だけでなく、
感情の表現についても
同じことが言えます。

 

私たちの感情表現は、
基本的には親のマネをして
覚えていくものです。

 

学校や会社といった家の外の
世界が作られ、
そこで学ぶこともありますが、
小さい頃の親の影響は
やはり大きいものです。

 

穏やかな家庭で育つと
穏やかな人になるし、
厳しい家庭で育てば、
厳しい人に育ちます。

 

親に怒りの感情を
ぶつけられて育った人は
自分もいつか同じことを
子どもにしてしまうのではないか、
という不安を抱いています。

 

そもそも人の感情は、
放っておいたからといって
自然に生まれるというものではなく、

 

生れたばかりの赤ちゃんは、
親が見せる表情や親が向ける感情を
自分のものにしていきます。

 

どういうときにどういう感情が湧きあがり、
どう表現していくかについては、
人は基本的に親から学び、
習得していきます。

 

やがて、幼稚園や保育園に通い、
同世代の友達と触れ合うことで、
成長と共に、

 

家庭の外にある世界が広がり、
同時に人間関係も
どんどん複雑になっていきます。

 

さまざまな年齢、
立場の人と触れ合うことで、
自分が家庭で学んだ感情表現とは
違うものがあることを知り、

 

そこから影響を受け、
自分なりの感情の表し方を
身につけていくのです。

 

外の世界で学んだ感情や
その表現方法は大きな影響を
与えるものですが、

 

やはり基礎となるものは、
小さい頃から見聞きしてきた、
親の感情表現なのです。

 

ちょっとしたことで
激昂するような
感情の起伏の激しさ。

 

昨日と今日とでは
言っていることが違う
理不尽さ。

 

子どもを押さえつけるような
高圧的なものの言い方など、
親がしてきた怒りの表現方法を
幼い頃から間近で見て、

 

その感情をぶつけられてきた子どもたちは、
成長した後、
親と同じような激しく理不尽で、
高圧的な怒り方を
しがちになってしまいます。

 

子どもを怒った後に
自己嫌悪にかられるのは、
「子どもの頃にあれほどイヤだと
思っていた親の怒り方とそっくり!」

 

と気づいてしまうことにも
原因があります。

 

そして、
「自分も親と同じように
子どもを激しく責めるような人間に
なってしまった…」
と再認識することで

 

深い絶望へとつながり、
その絶望がまた怒りを
生み出していることもあるのです。

 

感情は育った環境の影響を
受けながら形成され、
子どもの頃に獲得したものが
その人の基礎となっています。

 

このようなプロセスで
形成された感情をもとに
引き起こされる思考や行動に対して

 

私たちは
自分の性格だからしょうがない、
と思いがちです。

 

しかし、
それは本当にあなたの
性格なのでしょうか?

 

もちろん、
人の行動には
生まれ持った人それぞれの
個性という部分もあります。

 

しかし、
幼い頃に親に理不尽に怒られ、
自分もその傾向があると
気づいた方は、

 

あなたの性格ではなく、
親からただただ受け継いだ
行動である場合がほとんどです。

 

ということは、
あなたが本心から
望む行動ではないのです!

 

コロナ禍で子どもとの関わりが増えた今、
こういった親から受け継いだ
子育ての違和感に
なんとなく気づき始めたママも
いるのではないでしょうか。

毒親は繰り返されません!

「毒親」という言葉を
聞いたことがありますか?

 

毒親とは1989年に、
スーザン・フォワードが
「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を
及ぼす親」を指す言葉として
用いた言葉です。

 

日本では、2015年時点で
「毒親」という言葉が一種のブームになり、
悪影響を子どもに及ぼす親、
子どもが厄介だと感じるような親を指し、
それに関する書籍なども増えています。

 

しかし、一方で
言葉が独り歩きしている悪影響も
指摘され、
正しい理解を促す必要もあると感じます。

 

なぜなら、
「自分は毒親ではないか?」
と自分疑い、
悩んでいるママたちが
多く潜在しているからです。

 

毒親に育てられた子どもは毒親になる、
という理解を促すような
「毒親は繰り返される」
というワードが、

 

ママたちに与えている誤解を
ここで解いていきます。

 

結論から言うと
毒親は繰り返されません!

 

幼い頃に自分が見てきた
親の感情の表し方を、
ただ受け継いでいるだけなので、
それに気づいた方は
それを手放すこともできるのです。

 

子どもに対して、
幼い頃、自分がイヤだと感じていた
親のような怒り方をしてしまう原因は、
脳内にすり込まれた、怒り方に対する
思い込みに原因があります。

 

「怒るときはこんな風に怒るんだよ!」
という学習を、
幼い頃のあなたは親の姿から学び、
それを脳にインプットしました。

 

その意識を、
大人になった今でも
持ち続けていることに原因があります。

 

あなたの過去の意識が
怒るという感情表現の仕方を
決定していたのです。

 

ということは、
この意識を正しいものに
書き換えてあげればいいだけです。

 

書き換えるには、
まず、古い間違った意識を
脳内から消去してあげる必要があります。

 

シンプルパフォーマンスセラピーは、
このような脳内にすり込まれた
ネガティブな思い込みを、

 

1日3分のセルフケアで
誰にでも簡単に捨てることができる
セラピーです。

 

過去に脳内にすり込まれた
誤った思い込みが手放せたら、
ネガティブな思い込みによる
行動も手放せるので、

 

もう、自分が過去の親のように
怒っている…と
自分を責めることが
なくなるでしょう。

 

子どもにイライラしちゃうのは、
性格のせいだからしょうがない?
でも、もうやめたーい!
と気づかれた方は、
もう、大丈夫です!

 

ぜひ、個別相談会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
ご体験ください。
お待ちしています(*^^*)

 

【執筆者:角元奈津子】

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