思い込みのミスがなくならないときの対策法

~指さし確認で集中力を取り戻す~

確認したはずなのに、
また同じミスをしてしまった。
ダブルチェックもしたし、
確認リストも照合したのに
ミスはなくならない。

 

どうして間違えてしまうの?と、
頭を抱えてしまった経験はありませんか?

 

自分では「できた」「確認済み」だと
思い込んでいるわけですから、
単にノウハウだけの再発防止策では
思い込みのミスは防ぐことができません。

 

新人でもベテランでも
「できた」という思い込みが強ければ、
そこにミスは潜んでいます。

 

仕事そのものの難しさや内容ではなく、
普段から、この思い込みのミスを
なくすことができたら
失敗せずに仕事ができそうですね。

 

 

思い込みのミスが起こるのは
集中してないことに関係あるようです。
目の前の仕事に、集中してないのは、

 

体調が万全でないとき
休憩ができていないとき
やることが分かっていなかったとき
疲れているとき

 

風邪をひいているときなど、
のどの痛みが気になって
集中できないとのことです。

 

また、ずっと仕事を続けて、
休憩をとれていないと
体力はあっても集中力は
下がってしまうそうです。

 

そして、頼まれていた仕事を忘れていて、
急にどうなった?と聞かれたときなど、
やることが分かっていなかったときも
焦って行動して
集中できないということです。

 

最後に、体も脳も疲れたと感じているときは
意識が散漫になっています。
集中したくても、
集中が続かない状態だそうです。

 

失いかけた集中力を取り戻す
有効な方法は
「指さし確認」という方法があります。

 

 

「指さし確認」をすると
意識が散漫になっている状態から
意識を向けるところを指さして、
体全体で感じることで、
集中力が取り戻せます。

 

厚生労働省のホームページ
職場あんぜんサイトにも
指差し呼称として
その効果が掲載されています。

 

1994年、財団法人(現、公益財団法人)
鉄道総合技術研究所により、
効果検定実験が行われました。
同実験によれば、

 

「指差しと呼称を、共に行わなかった」
場合の操作ボタンの押し間違いの
発生率が2.38%であったのに対し、
「呼称のみ行った」場合の押し間違いの
発生率は1.0%、

 

「指差しだけ行った」場合の
押し間違いの発生率は0.75%でした。

 

一方、指差しと呼称を「共に行った場合」の
押し間違いの発生率は0.38%となり、
指差しと呼称を「共に行った」場合の
押し間違いの発生率は、

 

「共に行わなかった」場合の発生率に比べ、
約6分の1という結果でした。

 

つまり、指さし確認をすることで、
事故の確率が低くなったということです。

 

指差し確認は、誰でも、いつからでも
簡単に取り入れられます。
作業のはじまりや終わりに取り入れて
思い込みのミスをなくし、
仕事を順調に進めることができますね。

 

なお、
シンプルパフォーマンスセラピーでは
ネガティブな感情を
誰でも簡単に手放すことができます。

 

焦る
集中できない
落ちつかない

 

このようなネガティブな感情を
手放すことができれば、
自分のことを客観的にとらえ
いつでも冷静に行動できるようになります。

 

また、1日3分のセルフケアで
脳から思い込みを外して
ものの見方とらえ方を整え、
自分に集中できるようになります。

 

思い込みのミスがなくならない!
と感じている方は、
シンプルパフォーマンスセラピー
オンライン体験会にぜひお越しください^^

 

【執筆者:原田佐織】

 

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