自信を取り戻すとストレスに強くなる！
何かを始めようとするときに、
自信がある、自信がない。と思うのは、
何によって判断しているのでしょうか？
それは、
自分がすでに持っているやり遂げる力と
やろうとしている課題の大きさ、難しさの
イメージの差にあるといえます。
課題のイメージよりも自分のイメージが
大きいと感じたときは、自信をもって、
慌てることなく、どっしりと構えて課題に
取り組むことができるのです。
一方で、自分のイメージよりも課題の
イメージの方が大きいと感じたときは、
目の前に壁がそびえたつような
気持ちになって不安や焦り、
恐怖を感じることでしょう。
この時感じたものはイメージなので、
経験が少ないものに対しては、
現実とは、かけ離れたイメージを
持ってしまうことも起こります。
何の根拠もないのに、
自信があり、動き出してしまうと、
自信過剰で状況を見誤り、
大きな失敗をしてしまうかもしれません。
反対に、傍から見て実力もあり、難なく
できそうな人が、自信がなくて不安に
感じているのは、
自信不足だからなのだそうです。
この自信不足は、現代人にとって、
大きなストレスにつながってしまいます。
自信がないと、「不安」「恐怖」といった
感情が、いつもあり、世の中を不安なもの
としてとらえてしまうからなのです。
何もかもが危険なことに思えて、
ますます自信を失ってしまう、という
負のループに迷いこんでしまうのです。
さらに、この不安な気持ちの中で、
身の安全を守るために、
いつも緊張状態にいます。
体のエネルギーもあっという間に
消費されて疲れやすくなってしまいます。
とくに、現代人は自信不足になっていて、
「課題」のイメージが大きく、
困難な時代だというよりも
「自分」のイメージが低すぎるそうです。
日本では長い間、
農業が中心で生計を維持していました。
みんなが同じように働き、
協調性を求められました。
このことが、「人はこうあるべきだ」
という理想のイメージをみんなが持つことに
つながったのです。
こうあるべき姿の高い理想と
それが完璧にできない現実の自分を比べて、
自分のイメージを低下させてしまいます。
そして、自分のイメージ、理想のイメージの
ズレは私たちが思っているよりも
大きなストレスにつながっているそうです。
人はこうあるべきという理想を手放して
自分のイメージを回復させて、
自信不足を補えば
ストレスの負のループを
断ち切ることができそうですね。
正しいことがストレスの原因？
「人にやさしく」「最後まであきらめない」
「いつも正直に」などの
「人はこうあるべき」という価値観は、
誰でも持っているものですね。
一つ一つは、小さなころに親や先生から
教わったことで、
とても正しいことといえるかもしれません。、
ですが、ストレスとうまく付き合うことを
考えると、大きな問題点があります。
こうした価値観は、どんなに正しくても
絶対的な正解とは言えないということです。
たとえば、「人に優しく」するといっても、
ひどい態度をとる相手には、
優しい態度で接することはできません。
それなのに、「人に優しく」という考えを
絶対的に正しいと信じてしまうと、
どんなときも「人に優しく」という気持ちを
強く持たなければならないと思い、
嫌いな相手に優しくできない
自分を責めてしまい、
自分を嫌いになってしまうのです。
自分は正しいと信じているので、
やりすぎていることに気づけません。。
価値観は、
その人の生き方そのものでもあるので、
大切なものですが、いつも価値観に沿った
行動だけしようとすると、自分もまわりも
大きなストレスを抱え、疲れてしまいます。
「人はこうあるべき」という理想は
どこまでいっても理想であり、
「人は○○だ」と決めつけていては
ストレスが大きくなるばかりです。
現実に生きていく中では、「正しい」と
思っていることも、
常に変わり続けていることに
目を向けてみませんか？
「こうあるべき」という価値観を大切にし、
自分の感性をあまり気にしてこなかった
現代人の中には、
「突然、好きか嫌いか聞かれても
何と答えたらいいのかわからない。」
という人は多いものです。
しかし、そのことで
ストレスを感じやすくなっています。
これからは、絶対的な正しさではなく、
自分の感性に沿って行動する時代だと
言われているそうです。
自分の感性、相手の感性を大切にすれば、
自分と相手の好みから判断するようになり、
その場その場で、選択するものが
違ってくるようになります。
自分や相手の好きなことや嫌いなことを
大切にすることで、ストレスを手放し、
充実した毎日を
過ごすことができそうですね。
みんながストレスを抱えている？！
厚生労働省の
2019年 国民生活基礎調査の概況
によりますと、
悩みやストレスの状況
12 歳以上の者（入院者を除く。）
について、日常生活での悩みや
ストレスの有無をみると
「ある」が47.9％「ない」が50.6％と
なっている。
悩みやストレスがある者の割合を
性別にみると、男43.0％女52.4％で
女が高くなっており、
年齢階級別にみると、
男女ともに30代から50代が高く、
男では約５割、
女では約６割となっている。
以上ようになっています。
年齢別の悩みやストレスの有無をみると、
10代は比較的悩みやストレスが少なく、
社会人となる20代に悩みやストレスを
抱える人の割合が増えます。
50代前半まで悩みやストレスを抱える人の
割合は高水準で推移し、
50代後半から70代前半にかけては
悩みやストレスを抱える人の割合が
低下しているのは、
仕事に関する悩みやストレスが減ることが
要因と考えらるようです。
70代後半以降は健康状態の悪化を背景に、
悩みやストレスを抱える人が
再び増える結果となっています。
全体の約半数の人がストレスを感じ、
とくに、20代から50代までの
働き盛りの層でストレスを感じている人の
割合が高くなっていることと、
仕事のこと、家族のこと、
人にかかわることで悩み、
人生の大きなイベントが続く中で、
ストレスを抱えているということが
読み取れます。
ストレスをゼロにすることは難しくても、
「こうするべきだ」という
価値観に縛られず、
自分の人生こんなふうに過ごしたいと
考えることができれば、
ストレスを感じないで、
生き生きと過ごすことができそうですね。
本当の自分なんていない！
ストレスを感じてしまう時、
周りの人が分かってくれない。
本当の私はそうじゃないのに。
みんなは私のことを
こんなふうに思っている。
と、思っていることはありませんか？
周りが期待しているであろう姿を見せて
「こうあるべきだ」と自分に言い聞かせて
仕事に家事に頑張っていても、
ふと、一人になると
本当は違うなあ。と思っている自分がいる。
そんな時は、
自分が好きなこと楽しいと思うことをして、
自分のための時間を過ごしましょう。
こんなに楽しい時間を過ごしている
自分が好きだと思うことで、
ストレスが解消できます。
さて、本当の私とは違うとは自分は、
一体誰なのでしょうか？
もちろん、体一つ、心ひとつですから
私自身であり、いろいろなことを考え、
いろいろ思い、いろいろな行動をする
いろんな心、いろんな自分が、
私の中に、同時に存在しています。
「ほかの誰も知らない私」こそが
「本当の私」だと思っていることも
あるかもしれません。
弱いところも、強いところも
どちらも存在していて、
それでいいのです。
ここにも
「こうあるべきだ」という価値観に
とらわれた心がありますね。
「人は、一貫しているべきだ」と、
いつでも、どんな人に対しても
同じくキャラクターで接しないといけない
どこかでそう思っていないでしょうか？
「こうあるべきだ」という思いを手放して、
いろんな自分が全部「本当の私」だと
受け入れられると、ストレスを解消して、
自分の感性を大切に過ごすことが
できそうですね。
思い込みを手放せば、もっと楽になる。
なお、
シンプルパフォーマンスセラピーでは、
脳の潜在意識に働きかけて
ネガティブな思い込みを手放す
ことができます。
また、ずっと信じてきた
「こうあるべきだ」
「人は一貫しているべきだ」
といった価値観も手放し、時代に合わせて
変化し続けることができるのです。
そして、いつのまにか
自分の感性に従って
好きである、嫌いである、を決めて、
周りの人の感性も受け入れることが
できるようになります。
シンプルパフォーマンスセラピーは、
自分の思い込みや思考の癖を
変えていくためのセルフセラピーです。
セラピーのスキルをみにつけることで、
いつでもどこでも自分のペースで
セラピーを実施することができます。
1日たった3分でできるので、
継続しやすく、シンプルな行動で
自分が気になっている
思い込みや思考の癖から手放すことが
可能になるのです。
毎日のシンプルパフォーマンスセラピーで
物の見方考え方が変化し、
自分に集中できるようになり、
不安を感じず、
落ち着いて過ごせるようになります。
ストレスを感じやすいという悩みを解消し、
好きなこと、楽しいことを自分で選んで、
毎日をポジティブに過ごすことが
できるのです。
今までの価値観に縛られず、
自分らしく過ごしたと感じている方は
シンプルパフォーマンスセラピーの
オンライン体験会に
ぜひお越しくださいね^^
【執筆者：原田佐織】
