「脳が知っている怒らないコツ」から学ぶ怒ってはいけない理由

~怒ってばかりいる人の脳は成長しない!~

忙しく働く現代人こそ日々の心のケアとして
自分なりの感情のコントロール法を
心得ておくことはとても大切なことです。

 

ところが多くの人は、正しい心のケアが
わからずに自己流に走ってしまい
誤った対処法を繰り返しています。

 

職場での悩みやストレスの原因には
「人間関係」が多いことが、
厚生労働省の調査でも挙げられています。

 

たとえば、厳しすぎる上司からの叱責
立ち回りのうまい同僚
いいかげんに見える部下の態度…。

 

ストレスがたまってくると
「あの人とはもう一緒に仕事をしたくない!」
とイライラしてしまいますよね。

 

「怒らないでいられたら、
どんなにいいだろう」そういうふうに
感じたことはありませんか?

 

「でも、そんなの無理だよね…」と諦めて
しまいます。なぜなら、他人がいる限り、
思うようにならないことだらけだからです。

 

だとすると、「怒らない」でいることは、
不可能なことなのでしょうか。
もちろん、そんなことはありません。

 

今回は「怒らない」コツを知り、
怒りのデメリットを究明すべく、
こちらの本を読んでみました。

 

脳科学の専門家が書かれた本ですが、
怒ってはいけない理由がわかりやすく
書かれた興味深い一冊です^^

 

初心者でも、とても読みやすい
内容になっていたので
少しだけご紹介させていただきますね!

 

脳が知っている 怒らないコツ
加藤 俊徳【著】

こちらの本によると、怒りをコントロール
するためには、まず、怒りを「自分の問題」
として捉えなければならない。

 

脳科学からすると、怒りとは
「自分は対処できない」という脳の悲鳴
だそうです。

 

脳科学では、脳が成長するときの状態を
「枝が伸びる」と表現します。
枝とは、脳の神経細胞同士をつなぐ
ネットワークのことです。

 

私たちが「わかった」「できた」と
感じるのは、この枝が伸びて別々の記憶を
持つ神経細胞同士がつながった瞬間です。

 

簡単に言うと、すでに知っていること同士が
結びつくことが「わかった」「できた」と
いうことなのですが、この瞬間に生じる枝が
増えることが、脳にとっての成長ということ
になります。

 

枝が伸びるときは、基本的に脳に
余計なストレスがかかっていない状態、
すなわち脳が酸素を効率よく消費できる
ときです。

 

ところが、怒る人の脳内では、
逆の現象が起こっています。
「対応できない」というストレスから、
怒りを感じると、脳圧が高くなるのです。

 

そのため、枝はなかなか伸びず、そのせいで
答えが見つからない状態です。
結果として、脳が成長しづらくなるのです。

 

怒りや小さなイライラに囚われないことが、
脳の枝を伸ばし、気づきや学びを
もたらしてくれるというわけですね。

 

つまり、仕事で成果をあげるためにも
人間として成長するためにも怒られないで
いることがとても重要なのですね。

 

そして、こちらの本では
はっきりと下記のメッセージが
添えられています!

 

怒るポイントというのは、不思議と
「学び」のチャンスを含んでいるものです。

 

繰り返しになりますが何かが気に障るのは、
あなたがそのことにうまく
対応できないからです。

 

あなたの思い通りにならない状態、
「対応できない!」というストレスが、
イライラを引き起こします。
「できない」ことが深刻であればあるほど、
感じる怒りは大きくなります。

 

つまり、ひどく怒りを感じるときほど、
その問題はあなたにとって切実であり、
そのことに気づけた瞬間は、対処法を学べる
チャンスだということです。

 

怒りには、人生を良いほうに変える
大きなチャンスが潜んでいることは
わかりました!

 

ですが、たいていの人は怒りに目がくらみ、
学ぶべきことに目を向けられずに
終わってしまいます。
ですから、正しい方法で
怒りの対処を行うことが大切ですね!

 

では、具体的にどうしたら良いかというと
例えば怒りの根本的な原因となるような

 

過去のトラウマ
✅会社での人間関係
✅他人から言われて傷ついた言葉

 

これらを取り除くことで
イライラしてしまうことは激減します。

 

シンプルパフォーマンスセラピーでは、
「怒り」の原因となる
ネガティブな思い込みを
1日3分のセルフケアで簡単に
取り除くことができるので

 

一時的な怒りの感情だけではなく、
その怒りがわいてくる根本から
解決することができるのです!

 

なぜ怒ってはいけないのか?それは、
自己成長し、ものごとを健全に進め、
育てるためには、怒らずにいることが、
どうしても必要だからです。

 

そのためにもオンライン体験会で
シンプルパフォーマンスセラピーを
実践してみてくださいね^^

 

【執筆者:瀬戸里美】

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