キレやすい子を卒業!感情をコントロールできる子育てとは?

キレやすい子は性格?遺伝?そんな悩みを抱えている親御さんも多くいらっしゃいます。しかし一概にキレやすいことは悪いことではないと言われています!この記事では「なぜ?」をお伝えし、感情をコントロールできるような子になる一手をお届けします!

 

キレやすい子は性格?遺伝?環境?

日々子どもの
キレやすい攻撃的な感情
頭を悩ませている親御さん、
特に近くにいるママさん

お疲れ様です!

 

そんな子どもさんに、
遺伝?性格?環境?
などと悩みがちですが、

 

実際は、
子どもが親の性格を
受け継ぐ割合は約50 %で、
残りの約50 %は、
環境によって形づくられるのです!

 

つまり、
性格には環境が関与している
となるのですが、

 

そうお伝えすると、
「うちの子がキレやすいのは
 私の育て方が悪いから?」
自責してしまうママもいるかもしれません。

 

しかし、
性格形成に影響を与える「環境」とは、
「親の育て方」だけではなく、
「その子の体験すべて」をさすので、

 

キレやすいかどうかは
「親が子どもによい環境を与えられるか?」
にかかっていると言えるんですよ!

実はすごい!キレやすい子どもの傾向!

「キレやすい」と言うと
やっぱり良い印象は
もてないですよね^^;

 

しかし、
脳科学的にいうと
性格には多様性があり、
ネガティブも
ポジティブもないのです!

 

「キレやすい」を、
「感情の爆発」と考えると、
それ自体は悪いことではありません。

 

人は感情ありき生き物なので、
まず感情があって、
それが思考につながるからなんです。

 

怒りの感情も実は
自分の防衛にもなるため重要!

 

単に感情の出し方の問題で、
衝動性の高い子は、怒り感情が
強く出やすいだけなのです。

 

そして
衝動性が高い子には、
「好奇心が旺盛」
という特徴があります。

 

・なんだろう?
・やってみたい!
・面白い!

 

と、真実を求めたり
面白いものがあると
いきなりそっちに集中したり
そんなタイプなのです。

 

しかし、
意味もなくキレるのは
本来の衝動性とは違います

 

人はだいたい1歳になるまでに
自分の感情をコントロール
できるようになりますが、
その能力が十分に育っていないと
衝動を抑えることができません

 

しかし、
しっかりと対応することで
改善ができるのです^^

 

要注意!感情のコントロールの妨げになる2つのこと。

そんな良い特性をもった
キレやすい子ですが、

 

感情のコントロールができることで
もっと親にも子ども自身にも
負担の少ない毎日や人との関わりが
持つことができます!

 

その感情をコントロールする
子どもに育てたいのなら
次の2つは要注意したいポイントです!

 

①スマホとゲームは要注意!

感情をコントロールするのは、
脳の「実行機能」

 

実行機能とは、感情や思考、
行動を状況に応じて適切に
制御する能力で、
脳の前頭前野がこれを司っています。

 

実行機能がきちんと機能していると、
怒りの感情は10秒程度で収まります。

 

もし前頭前野の働きが妨げられると
実行機能もうまく働かず、
感情が制御できません!

 

前頭前野の働きを阻害する原因は
いくつかありますが、
特に子どもの場合は、
スマートフォンやテレビゲームが
大きく影響することがわかっています。

 

②親から与えられるストレスは毒になる!

ストレスも前頭前野の働きを悪くします。
子どもにとっては、
お母さんの不安やイライラは
大きなストレスです。

 

例えば、子どもがキレた時や
うまく感情が出せない時に
頭ごなしに親が怒るとそのループが
より子どもの前頭前野に毒となる
悪影響を与えてしまっているのです。

=====

つまり、
スマホやテレビゲームを
子どもから遠ざけ、
お母さんがおおらかな
気持ちでいることが大切なのです!

卒業に導く親のマインドのあり方!

ここまでで、
キレやすい子どもについて
参考になったかと思います!

 

つい親としては、
便利なのでスマホやゲームを
簡単に与えがちになりますが、
それもまたキレやすい子に
しているというのは
気をつけていきたいところですね!

 

あとは、
何よりキレやすい子どもから
卒業に導けるのは、
親次第だということです!

 

スマホやゲームは、
無くしたり与えなければ
いいだけですが、

 

子育てを担う
親はそうはいきません!

 

私は我が子を3週間ほどで
キレやすい子どもから
卒業させましたが、今も
正直ゲームもYouTubeもみています^^;

 

その経験から思ったことは
親のイライラや子どもに対しての
いい子にしたいという思い込みが
大きく関わっていたんだということです。

 

先にもお伝えしましたが、
いかに親がおおらかな気持ちで
子どもの感情を一度受け止められるかです!

 

それこそ、
感情を否定したり、
イライラばかりを与えた環境で
育てると一生キレやすい子どものまま
人生を送る可能性も。

 

だからこそ、
親のマインドをまずは整えて
余裕を持って子どもに接してあげることが
キレやすい子どもから卒業させるために
大事なことと言えますね!

 

ぜひ参考にしてください!

 

【執筆:備前縁】

 

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