キレやすい子どもにこそ「怒らない」対応が良い理由!


叱ったらいきなりスイッチが入るキレやすい子っていますよね。それに対して親も一緒になって怒ってしまい収集がつかず“悪循環”になってしまうことはありませんか?その原因とキレるより楽な思考のもち方をお伝えします!

 

キレやすい子どもと怒る親の悪循環。

叱ったら感情が溢れ出す
キレやすい子って
いますよね。

 

それに対して親も
一緒になってキレてしまい
収集がつかず“悪循環”
なってしまうことはありませんか?

 

自分の思い通りにならならないと
衝動的にキレる行動に出る子は、

“我慢することを教えられず
わがままに育ってしまった子”

のイメージがあるかもしれませんが、
実はそうではありません。

実は逆で親に甘えたくても、
自分がこうしたい!と要求しても、
拒否されたり否定されることが続く
幼少期を過ごすと、

キレやすい子ども
なってしまうことがあります。

 

生まれてたった数年の子ども。

 

どんな世界もわからない状態で
楽しいことや、
安心をあまり与えられないと
喜怒哀楽の感情も
うまくコントロールできなくなり

結果として
子どももキレると言う感情で
表すようになり、
その流れを知らない親はさらに
怒って落ち着かせようとする
悪循環になってしまうのです。

 

私が悪循環を4年続けた後に感じたこと。

私には年長の息子がいますが、
去年の夏までは、

とにかくキレやすい子でした!

 

そしてまた私も、
昔から瞬間湯沸かし器のような
性格だったので、

家の中では、
一度悪循環が発生すると、
キレて泣いてものを投げる息子と、
私の大声が家中に響くそんな生活を
4年も続けていました

 

しつけがなっていない、
わがままに育ててしまった
私の責任だと変な思い込みから
どんどん厳しく接するように。

 

もちろん当時は
息子がなんでキレやすいのかも
全くわからなかったのです。

 

そんな去年の8月、
ある日突然子どもが、

苦しかったこと
悲しかったこと
怖かったこと
嫌だったこと

そんな感情を寝る前に
話すようになったのです。

 

そして急にキレるという
衝動的な感情が激減しました。

 

私はその少し前から
シンプルパフォーマンスセラピー
日々自分自身のセルフケアをし、
感情のコントロールをしていたので、

私自身も怒るということが9割減って
子どもと会話を心掛けていたので
それがきっかけだったのだと
後から気がつきました。

 

つまりは、
どれだけ怒るということに
子どもが抑圧されて過ごして
いたのか・・・

 

この4年間で子どもが
苦しい思いをしていたのだと
反省し、何より小さいうちに
解決できて本当によかった
感じました。

 

「怒らない」心掛けが大事な理由

子どもにとって
「怒る」という感情は
恐怖以外の何者でもないのです。

 

特に3歳くらいからは
感情や自我が出てくると
子どもは親の感情や行動を
真似していくようになる
言われています。

 

つまりは、
親の行動を真似していて
何かあれば先にキレるという
感情が出るという可能性も
十分にあります。

 

もし今、
キレやすいお子さんに
困っていて、

理由がわからないのであれば
まずは「怒らない」ことを
心掛けてみてください。

 

小さいうちに改善することが
後々に響きにくくなってきます。

 

もちろん明らかな理由や
危険なこと、食事に関してなど、
正当な理由があれば、
落ち着いてなぜ怒っているのか?
伝えるようにしてみてください。

 

いずれも、
親の感情のコントロール
変わるのでぜひ試して
みてくださいね!

 

【執筆:備前縁】

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