〜ポジティブ思考を手に入れるために脳のしくみを変える!?〜
「これはできなさそう」「失敗しそう」
など、何となく先回りして考えることは
誰にでもあると思います。
そして予想通りできない、失敗してしまう。
失敗したことを繰り返してしまい
苦手意識を持ってしまったり
負の連鎖にハマってしまうことも
ありますよね。
そうなるとネガティブ思考まっしぐらです!
でも、その「できない」「失敗しそう」
という言葉で自分を失敗に導いている
としたら?
もしかしたらネガティブな言葉を
換えるだけでも失敗が減りそう
ですよね!
今回はセルフトークでネガティブ思考
を脱却しポジティブ思考を手に入れる
方法を研究するべく、こちらの本を
読んでみました。
初心者でも、とてもわかりやすかったので
少しだけご紹介させていただきますね。
「セルフトーク超入門
心の中のつぶやきを変えれば、
人生が変わる」
シャド・ヘルムステッター(著)
セルフトークとは「心の中のつぶやき」
です。「できない」「失敗しそう」と
心の中でつぶやくと頭(脳)の中は
どうなるのでしょうか。
脳は新しい情報に基づいて新しい
神経回路をつくります。
脳は常に学習し、たえず変化して
いるのです。
私たちが経験し、考え、話す
という行為は、脳のシナプスの
つながりを変えます。
つまり、自分で考えたり、話すことは
知らず知らずのうちに脳の構造を
変化させているのです。
実は「できない」「失敗しそう」と
いう心の中のつぶやきは自分自身を
失敗へ導くものだったのです!
さらに、脳は、最も頻繁に
繰り返されたメッセージを保存する
ようにできています。
ときおりネガティブ思考をする程度
でも、ネガティブなセルフトークの
常習化につながり、それがふだんの
考え方になりやすいのです。
ある研究結果ではネガティブ思考をする
習慣のある人たちは、右前頭前皮質に
より多くの神経回路をつくることが
わかっています。
脳のこの部位は、問題から逃げるように
促し、とるべき行動を妨げようとする
働きをします。
一方、ポジティブ思考をするように脳を
訓練した人たちは、左前頭皮質により
多くの神経回路を作ることがわかって
います。
脳のこの部位は問題に対処する
よりよい方法を見つけるのに役立ち
ポジティブな行動を促します。
ではどうしたらネガティブ思考を
断ち切れるのでしょうか。
答えはやはり「脳」にあるようです。
脳は新しい情報によって組み換えられる
ように設計されています。
新しいポジティブなセルフトークを
すると、脳は古いプログラムを消去し
新しいプログラムの余地を作ります。
まず、有害でネガティブなことを
言ったり考えたりしていることに
気づくたびに、すぐそれをやめて
ポジティブな表現に言い換えてみましょう。
ネガティブなセルフトークをポジティブに
置き換えて自分にウソをついている
わけではありません。なりたい自分を
正確に表現して脳を組み換えているのです。
これは決してごまかしではなく、自分の
あるべき姿を明確にするためのものです。
その他にオススメなのが30日間
自分のセルフトークを監視することです。
これは、心の中で思っている、
すべてに注意を払うことです。
方法としては、まず自分が言った
すべてのことを誰かに録音して
もらいます。
そして、文字に起こし、頻繁に言っている
フレーズにマーカーで印をします。
マーカーしたフレーズを読むと、自分の
セルフトークの実態がわかります。
このように心のなかで思っていることと
口に出して言っていることをすべて
意識することが大切です。
シンプルパフォーマンスセラピーなら
録音や言葉の書き出しを行わなくても
ポジティブ思考を手入れることが
できます!
ぜひオンライン体験会で
体感してみてくださいね!
【執筆者 渡邉真亜子】